神様のお言葉

【最後の仕上げは敵、魔神を模しているよ。

流石にアルっちが言ってるのと私が見たの再現したら誰も倒せないから自重してるよ、でも攻撃パターンとか手段は出來る限り似せてるから、頑張って】

『バルビタールか……確かに一度戦っておけば得るものが多いな』

「辛い戦いになるわね」

先生コンビは一度戻って一連れてきた。久しぶりの二人の時間を過ごしたことだろう。

「取り敢えず、戦ってみないとわからないですね」

『儂もあえて何も言わん、全てをぶつけてみよ』

「ええ、頑張ってね」

「こいつがセイを連れ去った魔神……」

「この気配……」

「うん、あの時の」

3人は思い出していた、一度殺されかけた時を、

「でも、今はもう自分で戦う力があります」

「3人でセイを助ける！」

「ワタ兄もれて4人で、ね」

大丈夫だね、もうあの時の3人じゃない。

「行くぞ！！」

自分自にも気合をれる。一気に敵に向って駆け出していく。

バルビタール、魔剣バグオスのレプリカを持ち威風堂々。

５ｍを越す巨、漆黒の鎧にを包む、鎧は呼吸をしているがの如く赤いが隙間から定期的にれる。

鬼のような顔ではあるが武人としての気概もじさせる。

四肢は逞しく丸太のような腕に禍々しい腕がじゃらりと鳴る。

剣を振る力は強く、そして早い。

正確にこちらの防の隙間にり込んでくる。

下手なけ方をすると盾ごと腕を引き千切られそうだ。

僕達4人の相乗攻撃をけきってなお全員に反撃してきているのである。

開いている手から様々な魔法が迫り、剣だけに意識を向けていれば魔法の餌食になる。

吸収盾で吸収すれば魔法は怖くないなんてしでも思っていた。

思い上がりも甚だしいね、魔法自をフェイントに剣での攻撃、フェイントと思わせて本命。それを掻い潛って吸収と排出を効率的に行う。

そんなこと出來るはずがない。余計なことを考えれば防は破られ倒される。

しかも魔神の太刀筋はしいと思えるほど靜かにそして的確に急所を狙ってくる。そして狙われている急所を守ろうとすると防の薄くなる箇所を切られるか魔法で攻撃されている。

だからといって急所を守らないのは愚策だ、ただやられておしまいである。

「つ、強い！」

正直な想が自然と口から出ていた。

「全く攻撃できていない、どこに攻撃が來るか見えているのに、その見えていることを利用されているような気がする」

クウの未來予測でさえ魔神にとってはフェイントの一つに使っていせるのだ。

明らかに格上の敵、それでも、それでも倒さなければいけないのだ！

「カイ！　魔法を行阻害に全力！　クウも同じく！　リクが攻撃の中心だ！

僕は出來る限り前で攻撃を集める！」

大聲で指示を出す。同時に気合もれる！

一切攻撃を捨てる。全能力を防に回す。

今までよりも3歩魔神に近づく、カイとクウの妨害は大きな果を上げられてはいない、でもほんのしの妨害でも格上相手には大きい。

氷が一瞬腕を凍らせる、足元を凍らせる、土魔法が顔の前に影を作る、闇魔法で一瞬の暗闇を作る、で目をくらます。

一つ一つはせこいかもしれないけど、繰り返し何度もやられと隙を作ることも出來る。その僅かなズレにリクが攻撃を加える。

やや余裕がなくなった狀態でさらに僕が魔神との距離を詰めていく、

こちらへの攻撃が激しくなる。だがそれは他の人への攻撃が弱まっていることになる。

ザッ……

小さな傷だが肩口にリクの斧が斬りつけた。

止まらない、こんなかすり傷を作って喜んでいる暇はない。

忌々しそうに歪む顔に向ってさらに一歩歩を進める。

魔力盾が砕ける、鈍い痛みをじる前に新しい盾を張る。

攻撃が激しくなり、また壊れる。すぐ作る。

2枚の魔法盾を代わる代わる作し、り直す。

MPがやばくなりそうだ、鑑定で確認している暇は無い。

行けるとこまでやるしか無いんだ！

リクの攻撃もだんだん當たる回數、その傷の深さも増えてきた。

クウも阻害をしながら攻撃もしている、結局そのほうが妨害になっている。

カイの妨害もそれ自でダメージを與えるつもりの本気の妨害を行っている。

僕達4人が今できる全てを振り絞ってギリギリの狀態で戦闘が維持されている。

こんな極限狀態だけど、中に力が漲っている。

他の3人も同じみたいだ、これだけキツイ戦闘でありながら、

みんな目が輝いている。

自分の知らない自分がどんどん出ているみたいなそんな狀態。

ほんの數分前より今この瞬間の自分のほうが強くなっている。

そう確信させる。

どれだけの時間戦っていたんだろう。

実時間は短いのかもしれない、それでもある意味無限とも思える打ち合いをしたような気分になる。

心臓は破裂しそうだ、いつ呼吸した？

腕が重い、重いのか？　ちゃんと攻撃をけているか？

煩わしい、考えることがめんどくさい、

見なくても3人の位置がわかる、何をしようとしているのか、

そのために何をしてしいのか、どういてしいのか、

全員が全員、同じことをじていた。

4人なのにひとつ。ひとつの波となって敵に襲いかかっていた。

今4人のつながりが真の意味で完していた。

『おおおお……』

「この域まで、嬉しい誤算だわ」

この境地は言ってみれば勇者とこの二人のつながりと同じ。

何も言わずとも何を言いたいかがわかる。

長き旅をともに戦い、そして皆が超一流であるからこそたどり著く、

境地であった。

『神様と、うちの神様はここまでお考えじゃったのかのぉ」

「それこそ神のみぞ知る、というやつなのでしょうね、決まるわね」

バルビタールはその波に飲み込まれとなって消えていった。

4人はすべてを出し切り、その場で立っているだけで限界だった。

「い、今のは……」

「なんか、みんなのきが手に取るように……」

「どう、くかとか考えなくてもいた」

「つながりをじた、みんなとの強いつながりを」

4人共同じことをじていた。

強敵を倒し、皆大きく長したのであった。

僕も腕を手にれた。

実際つけてみるとに力が溢れるような暖かさと、

鎧が軽くじるような、快適である。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

イチノセ　ワタル

Lv24→28　【優しき勇者】New!

HP　530→890

MP　340→610

Str　75→98

Agi　70→99

Vit　75→100

Dex　94→120

Int　78→100

Luk　50→73

【スキル】　神の盾　勇者の力【小】New!　用Lv7New!　工夫Lv7New!

観察Lv8New!　忍耐Lv7　神の料理人　神のマッサージ師　農畜産業の神

言語理解　大晩（）　やりくり上手Lv9New!　魔力作Lv8New!

微小魔力作Lv8New!　盾技Lv8New!　生活魔法Lv7New!　農業魔法Lv10

拷問Lv5　聖剣作Lv6New!　罠　幸運Lv5

【稱號】　聖剣の聖との絆　苦痛の申し子　ドラゴンスレイヤー

神々の加護New!

盾技Lv8　魔法盾が自的に攻撃を防ぐ（攻撃の気配をじている場合に限る）

生活魔法Lv7　などを使役することが出來る。簡単な言語理解も可能

リク

Lv14→16　【武の頂を歩む者】New!

HP　2460→3280

MP　650→730

Str　224→292

Agi　164→203

Vit　189→231

Dex　153→189

Int　130→159

Luk　126→148

【スキル】　聖斧の力　鉄壁Lv7New! 魔力作Lv7New!　斧技Lv8New!

見切りLv8New!　忍耐Lv5　強化魔法Lv8New!　武裝闘気Lv7New!

溜め攻撃Lv7New!　自己活Lv8New!　生命力燃焼Lv6New!　幸運Lv5

鑑定　マジックボックス【極大】

【稱號】決意し者　闘気を纏いし者　神々の加護　勇者との絆

ドラゴンスレイヤーNew!

カイ

Lv14→16　【魔導の極みを目指す者】New!

HP　1700→1980

MP　2780→3290

Str　140→174

Agi　199→229

Vit　152→180

Dex　204→246

Int　278→325

Luk　139→161

【スキル】　聖槍の力　冷靜沈著Lv6New!　忍耐Lv5

天賦の魔力　魔力作Lv9New!　魔力増幅Lv9New!　魔裝武Lv8New!

魔力暴走Lv7New!　回復魔法Lv9New! 四元素魔法Lv9New!

魔法合Lv7New!　罠　建築

複合詠唱LV8New!　槍Lv8　幸運Lv5　鑑定　マジックボックス【大】

【稱號】決意し者　暴走する魔力　神々の加護　勇者との絆

ドラゴンスレイヤーNew!

クウ

Lv13→16　【剣の極みにれる者】New!

HP　2320→3050

MP　1970→2450

Str　185→239

Agi　229→297

Vit　159→203

Dex　200→265

Int　217→281

Luk　255→341

【スキル】　聖剣の力　天才　未來予測Lv8New！　忍耐Lv5

魔力作Lv8New!　環境魔力利用Lv8New!　剣技Lv9New!　二刀流Lv9New!

見切りLv9New!　魔法Lv9New!　闇魔法Lv9New!　空間魔法Lv8New!

時空魔法Lv8New!　センス○　鑑定　マジックボックス【無限】　幸運Lv7New!

【稱號】決意し者　神々の加護　勇者との絆　ドラゴンスレイヤーNew!

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