《転生先は現人神の神様》02 始まりの日

微睡みにわれるがままに目を閉じ眠り……ねむ……。

何この浮遊

って落ちてんだけど!? 何この速度!? ちょっと神様ー! ヘループ!

バタバタしたところで意味は無い。まぁ當然である。ヤバイどうしよう。

と言うか周りが真っ白だ。下からすごい風が來るし落ちてるのは間違いないだろうけど……。

そういえば「起きたら連絡してちょうだい」とか言われたけどやり方聞いてないよ? いつまで落ちるの? 創造神様へループ!

『ハーイ! 呼ばれて飛び出れないけど私です』

お、通じた!

『聲に出してもいいし、頭のなかで思うだけでもいいのよ』

『なるほど、狀況を知りたいのですが?』

『えっとね、著弾まで10秒かな?』

『は? 著弾?』

『弾はあなた』

『ちょっと何言ってるか分からないで……あ、じめんん!?』

「にゃ゛!?」

漫畫のように落ちてしまった……。

それはともかく痛くなかったけど生きてる?

『未曾有の腹打ち。ま、理無効だからねー。落下ダメージなんか無いよ』

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『もうしなんとかならなかったんですか……』

『いやー、すっかりその辺りの設定忘れててさー。座標は決めたけど高さの設定忘れてた。てへぺろっ』

『うん、そういえばちょっと抜けてたな……』

『それはそうと調子はどう? 確認してみて?』

とりあえず……起きようか。って目線低!? 地面近い! 新鮮!

おっと、確認確認。頭、首、肩、手、足……うん、問題なし。

おや? 背中? 背中にかせるものなんか……。

おお! そうだ! 羽! こいつくぞ!?

かなかったら困るでしょうよ』

……そりゃそうだ! 多分問題無いです!

『うんうん、意識、記憶も特に問題無さそうね。じゃあ次、ステータスって言ってみて』

「ステータス」

おや? これは……。

『私が使ってたディスプレイみたいなやつね。作はタッチ式になってるけど。ま、ステータスって言う必要も無いんだけど、最初だからね』

ふむ、閉じる場合はどうすれば……って消えた。

ステー……あ、出た。なるほど、思うだけでいいのか。

『うん、大丈夫そうね。さすが元日本人。こういうことは適応早いわね。と言うか日本人ちょっとおかしいわよね』

『……なんかすみません』

『まあ、いいんだけど。ステータスのスキルから説明見れるし、教えるのはそれぐらいかしら?』

『ふむ』

『あ、そのステータス基本的には魔道でしか見れないからね。教會に行って腕だったかな? 買って來なさい。お金は多持たせたから』

『はい』

ああ、これか。腰にある袋がそうだったのね。

さて、どうしようかな……。とりあえず國を決めて拠點にする。そしたら冒険者登録でもしてお金稼ぐ? ふーむ……。

『じゃ、なんかあったら連絡してね。こっちからも連絡するだろうけど』

『分かりました』

創造神様との繋がりが切れた。通信? が切れたんだろう。

とりあえず今やるべきは、拠點にする國の確認とステータスの確認。

うん、ステータスが先かな。

名前:ルナフェリア

種族:

別:無

職業:月の

分:神

稱號:夜と魔を司る者

年齢:90

スキル

【武闘】

【魔法】

    《魔力作 Lv10》

【生産】

    《魔力強化 Lv10》

【その他】

    《思考加速》 《並列思考》

    《空適正 Lv10》 《夜適正 Lv10》 《魔法適正 Lv10》

【種族】

    《月の魔眼》 《月の祝福》 《月の魔導》 《飛行 Lv10》

    《理無効》 《痛覚無効》 《環境効果無効》 《狀態異常無効》

【固有】

    《真実の魔眼》 《多重存在》 《質創造》 《魂攻撃無効》

【所持稱號】

    一般

    固有

        [創造神の使い] [月の神] [現人神] [夜と魔を司る者]

        [転生者]

ふーむ。さすが神様? まぁ、世界滅びそうになった時に止めなきゃいけないんだから弱いと困るんだろうけど……。

HPやMP、StrとかDexは流石に表示されないのか。

ゲームっぽいとは言え、ゲームじゃないし數値化は無理なのかね。

今いる場所を知りたいな? 貰った知識で確認しながら場所の特定をしよう。飛んでもいいけど魔眼の範囲も知りたい。両方試そう。

ということで、ある程度調べしようか。

・・・・・・

・・・

よし、大分かった。晝間ぐらいだったのが夕方頃になってしまったが。

《月の魔眼》は目を閉じる必要があるけど、宇宙から見たこの世界やら落ちてる石までバッチリだ。晝夜関係なく、月の位置も関係ない。欠點といえばあくまで魔眼だから音は聞こえないと。まぁそれはしょうがない。

飛行に関しては、最初から飛べましたと言われても納得しそうなレベルで問題ない。

そして今の場所が4大國の真ん中にある森のようだ。とりあえず行くところは決めた。水の都とも言われる王都ファーサイスに行こう。通稱世界の胃袋。食事の必要は無いみたいだけど、食べることはできる。太りもしない訳だし食べ放題!

行くしか無い。

そして肝心の魔法。《魔力作》しかなかったけど大覚えたかな?

これはテンションが上がる。手のひらに火や水を出せたり、電気だってできる。

これ1人で超電磁砲とかできそうだよね。中二病発癥しそう。

それはとにかく《火水風土闇》の基本6屬、《氷雷》の派生2屬を取得。

更に《無魔法》《結界魔法》《空間魔法》《重力魔法》を取得。

霊魔法》と《召喚魔法》と《生活魔法》、《回復魔法》は今度かな。

後は技能の方で《並列魔法》を取得。

【武闘】は後回しだ。経験ないし。

【魔法】が覚えた瞬間全部Lv10なのは、月の神だからだな……。

まあ、その辺りも後回しでいいや。Lv高いに越したことはないし?

ファーサイス行くか。

「今から移すれば夜には著くかな……」

は空へと舞い上がる。目指すはファーサイス農國。

背景をみるみる置き去りにし翔け抜ける。

……の飛行速度に突っ込むものは殘念ながら誰も居ない。

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