《日本円でダンジョン運営》side 羅勇士 三太 part 2

  今あいつらの報告にあった扉の前にいる。10階層まではそんなにかからなかったな。

「おっじゃまっしまーす」

部屋にると、そこにはウルフがたくさんいた。すっごい警戒されてっけど殘念ながらお前らは敵にすらなれないんだわ。

「グルアァア!」

ウルフが一斉に襲い掛かってくるが、俺の知ったことじゃない。さくっと真空のバリアを張る。バリアにれたウルフは次々と散させた。

「きたねぇ花火だ」

飛び散って來た片を空気をり払いのける。これだけがこのバリアのダメな部分だよな。それさえのぞけば大のやつを殺せる便利なバリアなんだが。ま、俺以外のやつは使えないけどな。

「グルルルル」

お、今ので飛びかかってこなかったやつがいるのか。あいつがウルフリーダーなんだろうな。よし、こいつはきれいな見た目のまま殺してやろう。

「グル、ル、ガァ」

警戒するだけだったウルフリーダーが力を無くして倒れる。別に何か特別なことをした訳じゃない。あいつの顔の周りから酸素を無くしただけだ。生きることに呼吸が必要なやつはこれで倒せるから楽だ。

そんじゃ、先を目指すとするかね。部屋の奧の扉を開くと螺旋階段があった。あいつらの報告通りだな。

階段を下りきると、あいつらの報告通り森林があった。

「ここまでがあいつらの來たところだよな」

さてと、頑張るとすっか。

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