《日本円でダンジョン運営》鬼ごっこ

「うわああぁあっ!」

現在廊下を全力で走っている。子供の時に廊下は走るなって教わっただろって?そんなことは関係ない。

「ウボァア!」

現在進行形で変な聲出す大きなゾンビに追いかけられているからだ。いや本當に、どこのホラーゲームだよ。

こんな狀況になったのはほんのし前のことだ。屋敷の部屋を見て回ったが、誰も見つからなかった。

その次の部屋……最後の部屋になるわけだが、その部屋には多くの本棚があった。私の自宅の書庫よりは圧倒的に小さい、図書室ようだった。これはなにかあると思い図書室の奧に進むと、今追いかけて來てるゾンビがいたのだ。

第1村人ならぬ第1ゾンビだったから話しかけたのだが、そのゾンビが振り向きながら本棚を腕でぶっ壊した時點で死を覚悟したね。そして、図書室から逃げ出し今に至る。

「グボォウ」

現実逃避気味に今に至るまでを考えてもゾンビは追いかけてくるし、どうすればいいんだ?

くそっ、自分のダンジョンだからって油斷していた。だってこんなのがいると思うか?自分のダンジョンのモンスターに襲われるって、どんなダンジョンマスターだよ。

こうなるんだったら自分強化しておいた方が良かったか?でも高いんだよな。後で護用の能力だけでも買っておこう。

「あ、詰んだ」

「グボファ」

ここから生きて帰れたらの話だが……ここで行きどまりって、それは無いでしょう。何も言わなかった冥土を私は恨むぞ。

「ウボフフゥ」

ゾンビが腕を振り上げた。あー、もっとジョセフィーヌと遊んでいたかったな……。

「ウ?グフゥ?」

「止めなさい暴。その人は客人です」

「シュー」

と呼ばれたゾンビが渋渋まるだしで離れていく。ゾンビが離れると、その後ろにいた人影が目にった。漆黒のローブを纏った骸骨。あの姿は……

「我が屋敷へようこそおいでくださいました。我が配下の度重なる非禮をお許し下さい、ダンジョンマスター様」

そこには、91階層大ボス、カースキングがいた。

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