「察しだとは思いますが、この悪魔達は七大罪の悪魔です。この世界を恐怖に陥れた悪魔達ですので、その力は折り紙付きです。それでは、客間に案しましょう」

「あ、はい。お願いします。七大罪……ですか」

七大罪、たしか地球でもそれぞれに対応する悪魔がいたはずだ。傲慢がルシファーとかだったはず。それ以外はわからないが。

アドゥルの配下の七大罪を冠するモンスター達は、罪の名前自がそれぞれの名前らしい。どれほどの戦力なのかは気になるが、見た目がただのなのもいるから全く予測が付かない。カラスとかヤギとか……。これがアドゥルの言う通り世界を恐怖に陥れる程の力を持っていたら、大ボス階層のれ換えをしなければならないな。

それはそうと、またしてもアドゥルは前世の存在を臭わせる発言をしていた。この七大罪の悪魔達を初めて蘇ったときに手懐けた、と。これが本當ならアドゥルは前世があるだけでなく、何度も生き返っている可能が高い。これも後でアドゥルしっかり聞いておかないといけないな。

「ここが客間です」

どうやら考え事をしているに客間に著いたようだ。考えていることの節目だったからちょうどいいな。