《日本円でダンジョン運営》side 羅勇士 三太 part 7

俺は羅勇士三太。

「おじさん、そのダンジョンは後どれぐらいだ?」

「もうしだ」

通稱おじさんだ。

あのダンジョンで死にかけて戻った後、ろくにを癒しもしねぇで俺は王國に向かった。ま、王國に行けば魔道醫師なんていくらでもいるしな。俺なら片道10分で行けるし、だったらこっちの方が斷然お得だ。

王國で魔道醫師にを治してもらってから、國王の家、王宮に向かった。ちなみに何度も遊びに行ってるからか顔パスだ。たぶん王宮に俺を知らねぇやつなんていねぇんじゃねぇか?

そんで、王様にあのダンジョンのことを報告したら、俺を含む新生迷宮調査隊が派遣されることになったんだ。正直言ってめんどくせぇが、他でもない親友の頼みだ。はいって即答してやったぜ。

そんで今に至る訳だが、この王國騎士団第七特命隊部隊長とかいうやつが初対面なのにおじさんって読んで來やがる。確かに俺はおじさんだがなぁ。

「それにしても、貴殿があっさりやられてしまうようなダンジョンがあるとは。しかも貴殿の話が本當ならば、ダンジョンにいたというゴーレム。それは悪夢の魔道兵、サンドガーディアンに間違いない。なぜそのようなものがダンジョンに……」

この賢者みてぇな服裝したやつは、名の知れた迷宮學者であり宮廷鑑定士でもある、數ない俺をおじさんと呼ばないやつだ。名前は確か……なんだったっけか?まあいいか。

「そろそろダンジョンが見えてくるぞ」

「総員、何が起こるとも限らん!今回のダンジョンはおじさんが殺されかけたダンジョンだ!気を引き締めて行くように!」

「「「ハイッ!」」」

その他大勢の騎士どもがうるせぇな。あとおじさんおじさんうるせぇな。

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