《日本円でダンジョン運営》獄炎の王
徐々に結界の向こう側に見える太のような炎の塊が近づいてくる。こうして見るとかなり大きいことが解る。東京ドームなんて比にならない大きさだ。
「ッ!アオオオォオオン!」
突然ジョセフィーヌが吠えた。盾のような形をした虹の巨大結界が出現する。そして、無數のフレアが盾に直撃した。
「大丈夫か、ジョセフィーヌ?」
「ワオン!」
どうやらジョセフィーヌにはダメージは無いようだ。良かった。
そうしている間にも盾に防がれ続けていたフレアが突然途切れる。
そして、一筋の閃が走った。
その瞬間的に放たれたレーザーのようなは虹の盾に直撃した。盾の表面が泡立ち、そしてぜた。
「ま、まさか」
ジョセフィーヌの力が破られたのか!?
「ッ!?ワフッ、ワオォオォオオオン!」
虹の盾が大量に出現した。そして、再び無數の閃が宙を走る。それら全ては虹の盾に著弾し、全ての盾がぜた。
そして、それは表れた。
「我はフレイムイフリート。地獄の業火を司りし、獄炎の王なり」
白熱する炎を纏った人型のそれ。フレイムイフリートが、太の前に佇んでいた。
継続は魔力なり《無能魔法が便利魔法に》
☆TOブックス様にて書籍版が発売されてます☆ ☆ニコニコ靜畫にて漫畫版が公開されています☆ ☆四巻12/10発売☆ 「この世界には魔法がある。しかし、魔法を使うためには何かしらの適性魔法と魔法が使えるだけの魔力が必要だ」 これを俺は、転生して數ヶ月で知った。しかし、まだ赤ん坊の俺は適性魔法を知ることは出來ない.... 「なら、知ることが出來るまで魔力を鍛えればいいじゃん」 それから毎日、魔力を黙々と鍛え続けた。そして時が経ち、適性魔法が『創造魔法』である事を知る。俺は、創造魔法と知ると「これは當たりだ」と思い、喜んだ。しかし、周りの大人は創造魔法と知ると喜ぶどころか悲しんでいた...「創造魔法は珍しいが、簡単な物も作ることの出來ない無能魔法なんだよ」これが、悲しむ理由だった。その後、実際に創造魔法を使ってみるが、本當に何も造ることは出來なかった。「これは無能魔法と言われても仕方ないか...」しかし、俺はある創造魔法の秘密を見つけた。そして、今まで鍛えてきた魔力のおかげで無能魔法が便利魔法に変わっていく.... ※小説家になろうで投稿してから修正が終わった話を載せています。
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