《日本円でダンジョン運営》通じあう一匹と一柱

「まあよい。汝に我を殺す意思が無いことは解った。ならば、このを盡くして仕えるのみだ」

だからどうしてそうなる。本當に仕えてくれるならいいんだがな。

「その言葉に噓偽りは無いな?」

「無論だ。破壊と創造の廻に誓おう」

破壊と創造の廻って。まあ、誓ってくれるないいか。

「ジョセフィーヌ、解放してやれ」

「ワオンッ」

ジョセフィーヌが一鳴きすると、太とフレイムイフリートに絡み付いていたの鎖が弾けて消えた。

「ジョセフィーヌとやらよ。何故、か弱きヒトに忠誠を誓う?」

「ワフッ、ワンワン」

「ふっ、そうか。真に気にった。さあ行け。我は此処で、モンスターとやらとしての務めを果たすとしよう」

「なら私はもう行くぞ。それでは」

「ああ。何時でも來ると良い。次はもてなす準備をしておくとしよう。さらばだ」

ジョセフィーヌとコアルームに転移する。それにしても、ジョセフィーヌとフレイムイフリートは何を通じあってたんだ?

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