《日本円でダンジョン運営》戦闘狂
「では、ゆくぞ」
「えっ、ちょっと待っ」
竜……間違いなくアンライバルトだろう。アンライバルトは有無を言わさず翼で竜巻を生み出し、それを放ってきた。
「ウォオオォオォオンッ!」
ジョセフィーヌの雄びに続いて、虹のが辺り一面に広がる。虹のは階層全を包み込み、全てを歪ませた。
気付くと、曇天だった空が虹のオーロラが輝く夜空に変わっていた。
「ほぅ、空間支配か。やるではないか」
「なぜ突然襲いかかってくるのですか!?」
「余に勝てたら教えてやろう。では次だ。ゆくぞっ!」
「ヴォルルル」
アンライバルトは話を聞く気が無いようだ。ジョセフィーヌも臨戦態勢だし、戦闘狂しかいない。ここは大人しく離れて観戦していよう。
「ハアァアアッ!」
アンライバルトは口からオレンジの極太レーザーを放った。熱線と言った方がいいかもしれない。熱線はジョセフィーヌに向かってまっすぐ進んでいく。
熱線はジョセフィーヌに命中する寸前、散弾のように分かれた。そして、その一つ一つが発する。
煙が晴れると、周囲に無數のの玉を浮かべた無傷のジョセフィーヌが立っていた。
「アオオォォオォオンッ!」
ジョセフィーヌが吠えると同時に、全てのの玉から細いレーザーが放たれた。無數のレーザー群は、アンライバルトに突き進む。しかし、レーザーは全て赤褐の鱗に弾かれた。鱗にはうっすらと焦げ痕が付くだけだ。
「なかなかやりおる。流石、選ばれし者の従者と言ったところか。しかしっ、まだまだこれからだ!」
「ワンワンッ!」
いつまでも長引きそうだ。マルムルーナの言った通り、確かにこれは面倒くさい。
貓《キャット》と呼ばれた男 【書籍化】
マート、貓《キャット》という異名を持つ彼は剣の腕はたいしたことがないものの、貓のような目と、身軽な體軀という冒険者として恵まれた特徴を持っていた。 それを生かして、冒険者として楽しく暮らしていた彼は、冒険者ギルドで入手したステータスカードで前世の記憶とそれに伴う驚愕の事実を知る。 これは人間ではない能力を得た男が様々な騒動に巻き込まれていく話。 2021年8月3日 一迅社さんより刊行されました。 お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。 最寄りの書店で見つからなかった方はアマゾンなど複數のサイトでも販売されておりますので、お手數ですがよろしくお願いします。 貓と呼ばれた男で検索していただければ出てくるかと思います。 書評家になろうチャンネル occchi様が本作の書評動畫を作ってくださっています。 https://youtube.com/watch?v=Nm8RsR2DsBE ありがとうございます。 わー照れちゃいますね。
8 54最果ての世界で見る景色
西暦xxxx年。 人類は地球全體を巻き込んだ、「終焉戦爭」によって荒廃した………。 地上からは、ありとあらゆる生命が根絶したが、 それでも、人類はごく少數ながら生き殘ることが出來た。 生き殘った人達は、それぞれが得意とするコミュニティーを設立。 その後、三つの國家ができた。 自身の體を強化する、強化人間技術を持つ「ティファレト」 生物を培養・使役する「ケテル」 自立無人兵器を量産・行使する「マルクト」 三國家が獨自の技術、生産數、実用性に及ばせるまでの 數百年の間、世界は平和だった………。 そう、資源があるうちは………。 資源の枯渇を目の當たりにした三國家は、 それぞれが、僅かな資源を奪い合う形で小競り合いを始める。 このままでは、「終焉戦爭」の再來になると、 嘆いた各國家の科學者たちは 有志を募り、第四の國家「ダアト」を設立。 ダアトの科學者たちが、技術の粋を集め作られた 戦闘用外骨格………、「EXOスーツ」と、 戦闘に特化した人間の「脳」を取り出し、 移植させた人工生命體「アンドロイド」 これは、そんな彼ら彼女らが世界をどのように導くかの物語である………。
8 83俺の右手には力が宿っているのだが廚二病だと思われる件
高校一年生の俺、佐藤泉は右手にある闇の力を封印しているのだが自己紹介のときに俺が「この包帯は俺の右手にある闇の力を封印しており組織との闘いにみんなを巻き込んでしまうかもしれないが仲良くさせてくれ」と言ったら....大爆笑!?勘違い學園ラブコメスタート??
8 135小さき蒼雷の魔法使い
ある日、部屋で寢ていた少年がいた。次に目を覚ますとそこは見慣れぬ部屋だった... 「誘拐でもされちゃった?」 しかし、誘拐されたにしては自由すぎる...なにより身體に違和感がありすぎる!! 剣と魔法の世界に転生した少年はライガと名付けられ、世界を自由気ままに冒険して行くファンタジーです。 ※初めまして初投稿になります。 柊木凪(ひいらぎなぎ)と申します。 誤字脫字など気になったこと等コメントしていただけると嬉しいです。勿論高評価を頂けると泣いて喜びますので宜しくお願い申し上げます。 R15は保険になります。 × × × 新年明けましておめでとうございます。 新年になったついでに「柊☆黐」より「柊木凪」へ変更致します事をご報告致します。 ※深い意味はありません。 そして、今年も「小さき蒼雷の魔法使い」共々よろしくお願いします。 ※作品については改稿作業が難航していますので今しばらくお待ち下さい。
8 142虐められていた僕は召喚された世界で奈落に落ちて、力を持った俺は地上に返り咲く
闇瀬神夜は世界に絶望していた。親からもクラスメイトからもいじめられ生に諦めていた。 ある日、いつも通りの酷い日常が終わる頃異世界に召喚されてしまう。 異世界でもいじめられる神夜はある日ダンジョンで、役立たず入らないと言われ殺されかける。しかし、たった一人に命と引き換えに生きる希望を與えられ奈落に落ちてしまった。奈落の底で神夜が見たものとは…… 仲間を手に入れ、大切な人を殺した人間に、復讐心を持ちながら仲間とともに自由に暮らす闇瀬神夜。その先にある未來を神夜は摑めるのか。 異世界召喚系の復讐系?ファンタジー!! なんだか、勇者たちへの復讐がなかなか出來なさそうです! 他にも「白黒(しっこく)の英雄王」「神眼使いの異世界生活」なども書いてます!ぜひご贔屓に!
8 186じゃあ俺、死霊術《ネクロマンス》で世界の第三勢力になるわ。
「お前は勇者に相応しくない」 勇者として異世界に召喚された俺は、即行で処刑されることになった。 理由は、俺が「死霊術師/ネクロマンサー」だから…… 冗談じゃない!この能力を使って、誰にも負けない第三勢力を作ってやる!! ==================== 主人公『桜下』は十四歳。突如として異世界に召喚されてしまった、ごく普通の少年だ。いや、”だった”。 彼が目を覚ました時、そこには見知らぬ國、見知らぬ人、見知らぬ大地が広がっていた。 人々は、彼をこう呼んだ。”勇者様”と。 狀況を受け入れられない彼をよそに、人々はにわかに騒ぎ始める。 「こやつは、ネクロマンサーだ!」 次の瞬間、彼の肩書は”勇者”から”罪人”へと書き換わった。 牢獄にぶち込まれ、死を待つだけの存在となった桜下。 何もかもが彼を蚊帳の外に放置したまま、刻一刻と死が迫る。絶望する桜下。 そんな彼に、聲が掛けられる。「このまま死を待つおつもりか?」……だが牢獄には、彼以外は誰もいないはずだった。 そこに立っていたのは、一體の骸骨。かつて桜下と同じように死を遂げた、過去の勇者の成れの果てだった。 「そなたが望むのならば、手を貸そう」 桜下は悩んだ末に、骨だけとなった手を取った。 そして桜下は、決意する。復讐?否。報復?否、否。 勇者として戦いに身を投じる気も、魔王に寢返って人類を殺戮して回る気も、彼には無かった。 若干十四歳の少年には、復讐の蜜の味も、血を見て興奮する性癖も分からないのだ。 故に彼が望むのは、ただ一つ。 「俺はこの世界で、自由に生きてやる!」 ==================== そして彼は出會うことになる。 呪いの森をさ迷い続ける、ゾンビの少女に。 自らの葬儀で涙を流す、幽霊のシスターに。 主なき城を守り続ける、首なし騎士に。 そして彼は知ることになる。 この世界の文化と人々の暮らし、獨自の生態系と環境を。 この世界において、『勇者』がどのような役割を持つのかを。 『勇者』とは何か?そして、『魔王』とはどんな存在なのか?……その、答えを。 これは、十四歳の少年が、誰にも負けない第三勢力を作るまでの物語。 ==================== ※毎週月~土曜日の、0時更新です。 ※時々挿絵がつきます(筆者ツイッターで見ていただく形になります)。 ※アンデッドが登場する都合、死亡などの殘酷な描寫を含みます。ご了承ください。
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