《日本円でダンジョン運営》side ライオス・アリア・ヴォルドー part 13
「大丈夫か?」
「む、ぐうぅ」
の節々が痛む。ここは……。ダンジョンのり口、か?
「服がボロボロだが、どうしたんだ?」
「貴様、は?」
この男……只者ではないな。
「俺か?俺はナーダルだ。とりあえず、その傷じゃキツいだろう。街まで行くぞ。肩に摑まれ」
ナーダルという男は、背を向けてしゃがんだ。
「いや、大丈夫だ。一人で歩ける」
我は膝をつき立ち上がった。中に痛みが走るが、問題はない。むしろ、不思議な力が湧き上がってくるようだ
「すごいな。そんな傷でけるのかよ。まあ、心配だから街まではついていくぞ」
「ああ。謝する」
不思議と心が落ち著いている。本當は今すぐにでもあのタコの化にリベンジしたい。筈なのに、心が落ち著き、街へ戻ることを促す。
「不思議なものだな」
「なんだ、いきなり?」
「なんでもない」
そう、難でも無いのだ。然るときに挑めば、あのタコの化も、難ではない。
その後街へ戻り、ドルフと合流した。ドルフに持ってこさせていた能力の天版に、新たに獣神王の加護という文字が刻まれていた。
悪魔の証明 R2
キャッチコピー:そして、小説最終ページ。想像もしなかった謎があなたの前で明かされる。 近未來。吹き荒れるテロにより飛行機への搭乗は富裕層に制限され、鉄橋が海を越え國家間に張り巡らされている時代。テロに絡み、日本政府、ラインハルト社私設警察、超常現象研究所、テロ組織ARK、トゥルーマン教団、様々な思惑が絡み合い、事態は思いもよらぬ展開へと誘われる。 謎が謎を呼ぶ群像活劇、全96話(元ナンバリンング換算、若干の前後有り) ※77話アップ前は、トリックを最大限生かすため34話以降76話以前の話の順番を入れ変える可能性があります。 また、完結時後書きとして、トリック解説を予定しております。 是非完結までお付き合いください。
8 873分小説
一話完結の短編集です。
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