《日本円でダンジョン運営》陣地設営 アンライバルト
現在時刻は正午だ。今から24時間後、戦いの火蓋が切られる。それまでが準備帰還だ。バルトとフレイの相談の結果、太側がフレイ、月側がバルトになったようだ。ちなみに、バルトはアンライバルトのことである。
さて、バルトの様子でも見に行こう。バルトは今回、陣地を作って挑むそうだ。正直意外である。
バルトの設営中の陣地へ向かうと、見覚えのあるものが見えてきた。あれは、バルトの階層である98階層にあった竜巻だな。なるほど、自分の力で暴風地帯を作り出したのか。これほどの風ならある程度の炎なら吹き散らされるだろう。
竜巻を避けるように進んでいくと、どんどん気溫が下がっていく。月に近づくほど気溫が下がるのか?ジョセフィーヌに作らせたからどんな構造なのかが解らない……。
というより、池が點在してる。バルトの力で作ったのか、ジョセフィーヌが作ったのかが解らない。……解らないことが多すぎるな。
さらに進むと、進む距離に比例するように寒くなっていく。バルトはどこにいるんだ。これ以上は私単獨では進めないぞ。
「む、マスターよ。こんなところまでなにをしに來たのだ?」
寒さに凍えていると、バルトが空から降りてきた。
「ああ、どんな様子か気になって。でも、寒すぎないか?」
「そこまで寒さはじぬな。それよりも聞いてしい。この先に凍りついた池がいくつもあったのだが、どれだけ氷を砕いても水が湧き上がるように再生するのだ!」
恐らくそれは永久凍土の泉だろう。例え氷を全て取り除いても、ダンジョンの魔力を吸い再生する。さらには、れたものを瞬時に凍りつかせる。環境設備ではなく、罠の一種だ。こんな危険なものもジョセフィーヌは設置していたのか。
「それを利用し、余の竜巻をその池の上に発生させ、泉の水を砕くようにしたのだ。すると、砕かれた氷は竜巻により飛び散り、著弾すると同時に地面を凍てつかせたのだ!これは素晴らしいと思わないか!」
バルトが言い終えると同時に、私の背後の地面に高速で何かが飛んできた。音と冷たい空気をじながら振り向くと、凍りついた地面が広がっていた。
「なるほど、いくつもの竜巻を経由し、ここまで飛んできたのだな。後で竜巻の覚を狹くしておくとしよう。そうだ、マスターよ。帰るのなら余が送ろうぞ」
バルトが言い終えると同時に、バルトの翼に飛來してきた何かが直撃した。翼がし凍っているが、バルトが翼をかすと、パリパリと剝がれるように氷が取れていった。
「遠慮する。転移して戻るとするよ」
「なるほど。その手があるか。では、さらばだ」
「それじゃあ、頑張れよ」
転移する寸前、目の前に氷の塊のようなものが迫ってきていたのがチラリと見えた。……次からジョセフィーヌも連れていこう。
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