《死神始めました》第45話 帝國では
浩太が一人で帝國軍と戦っている頃、帝國では會議室にてその様子を観察していた。
「あんな小僧一人になにができる?さっさと終わらせてしまえ。」
そう言ったのは帝國軍軍長ヨーラダン=エドックである。しかし、これは彼の意見ではない。この場にいる全員がそう思っているのだ。しかし終わってみれば全滅である。
「バカなっ!奴は何者なのだ?!帝國軍數萬が一人に負けるなど一どうなっているのだ!」
これもまた軍長の想である。
「まあ良いではないか。おかげで奴の実力が分かったのだから。アレを使えば倒せるであろう。」
これは皇帝の意見である。
「! しかしアレはまだ我々には扱えませんぞ。どうするのですか?」
これはある魔法學者の意見である。
「別に構わんだろう。」
「⁈  わかりました。調整をしておきます。」
こうして妙な空気の會議?は終わった。
その後皇帝は地下牢のとある場所ヘやってきたのだった。その中には皇帝と同じ顔があった。本は幽閉されている方だ。
「どうですかね?早く許可しますか?」
「死んでもしない!」
「チッ。おーいだれかてつだってくれ。このじーさんまたけたいらしいゼ。」
実はこの國の皇帝は幽閉されてりすました奴が政治をやっている。そして彼らが皇帝に許可させようとしているものは、皇位継承権についてである。今のままやれば良いだろうが國民の反を買ってしまうかもしれないためだ。
【書籍化+コミカライズ】悪虐聖女ですが、愛する旦那さまのお役に立ちたいです。(とはいえ、嫌われているのですが)※完結済み
★書籍化&コミカライズします★ 目が覚めると、記憶がありませんでした。 どうやら私は『稀代の聖女』で、かなりの力があったものの、いまは封じられている様子。ですが、そんなことはどうでもよく……。 「……私の旦那さま、格好良すぎるのでは……!?」 一目惚れしてしまった旦那さまが素晴らしすぎて、他の全てが些事なのです!! とはいえ記憶を失くす前の私は、最強聖女の力を悪用し、殘虐なことをして來た悪人の様子。 天才魔術師オズヴァルトさまは、『私を唯一殺せる』お目付け役として、仕方なく結婚して下さったんだとか。 聖女としての神力は使えなくなり、周りは私を憎む人ばかり。何より、新婚の旦那さまには嫌われていますが……。 (悪妻上等。記憶を失くしてしまったことは、隠し通すといたしましょう) 悪逆聖女だった自分の悪行の償いとして、少しでも愛しの旦那さまのお役に立ちたいと思います。 「オズヴァルトさまのお役に立てたら、私とデートして下さいますか!?」 「ふん。本當に出來るものならば、手を繋いでデートでもなんでもしてやる。…………分かったから離れろ、抱きつくな!!」 ……でも、封じられたはずの神力が、なぜか使えてしまう気がするのですが……? ★『推し(夫)が生きてるだけで空気が美味しいワンコ系殘念聖女』と、『悪女の妻に塩対応だが、いつのまにか不可抗力で絆される天才魔術師な夫』の、想いが強すぎる新婚ラブコメです。
8 9612ハロンのチクショー道【書籍化】
【オーバーラップ様より12/25日書籍発売します】 12/12 立ち読みも公開されているのでよかったらご覧になってみてください。 ついでに予約もして僕に馬券代恵んでください! ---- 『何を望む?』 超常の存在の問いに男はバカ正直な欲望を答えてしまう。 あまりの色欲から、男は競走馬にされてしまった。 それは人間以上の厳しい競爭社會。速くなければ生き殘れない。 生き殘るためにもがき、やがて摑んだ栄光と破滅。 だが、まだ彼の畜生道は終わっていなかった。 これは、競走馬にされてしまった男と、そんなでたらめな馬に出會ってしまった男達の熱い競馬物語。 ※この物語はフィクションです。 実在の人物・団體・國などと一切関係がありません。 2018/7/15 番外編開始につき連載中へ狀態を変更しました。 2018/10/9 番外編完結につき狀態を完結に変更しました。 2019/11/04 今更ながらフィクションです表記を追加。 2021/07/05 書籍化決定しました。詳細は追ってご報告いたします。 2021/12/12 書籍化情報を追記
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