《死神始めました》第68話 二回戦第三試合

第三試合のカードはドラッザムVS全買い大會の王者ヨハンである。ヨハンは、水屬、雷屬、土屬魔法が得意で剣技も得意という優秀な冒険者である。

「試合開始!」

という審判の掛け聲と同時に二人は闘技場の中心で剣同士を差させる。

「ぬぉぉぉ!」

一見ドラッザムが押しているように見えるが、アレは完全にヨハンの策にハマっている。なぜなら彼の足元には水溜まりができているからだ。そこに雷屬魔法を撃ち込まれたら彼は、電してしまう。だが、攻めるのに夢中でドラッザムはなにも気づいていない。いや、攻めることしかできないのであろう。彼が攻撃を緩めれば、ヨハンの剣が、魔法が襲ってくるのだから。

「クッソぉぉぉお!」

「貴方と私では実力が違います。サッサと降參しなさい。」

「お、俺は倒れるまで絶対に降參はしない!それになぁ、強い奴と當たって技をしでも多く見たいんだ!當たって砕けろだ!」

「では、終わりにしましょう!」

ヨハンはそう言って水溜りが無い場所へ移し、【エレキショット】を放つ。

「ぐ、ぁぁぁあああぁ!!?」

「そ、そこまで!急いで救護班を!」

チッ、仕方ねえな行くか。俺 (分) は見ていた席から飛び降り【ヒール】をかける。が、心臓がかない。あ、しまったエレキショックもかけなきゃ。

「グハッ、ゲッホゲッホ!!?い、いったい何が?!」

「心臓が止まったんだよ。」

「心臓?何だそれは?」

おイィィィ心臓知らんのかいッ!

「ま、まあ今のは忘れてください。取り敢えず助かってよかったですね。」

「あ、ありがとうございます。」

といったじで2日目は終了した。

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