《僕は霊の王と契約し世界を自由に巡る》僕は初めて魔法を使います!

僕は魔法を使う。

《サーチ》

この魔法はゴブリンを探すための魔法だ。

窟の中は何本にも道が別れているのだ。

《サーチ》に引っかかったのは、15箇所もの反応があった。

そのうちの一つが他とは違っていて弱っているように點滅している。

「急ごう!」

もしかしたらゴブリンに襲われ連れ去られたのかもしれないと思い奧に進んでいく。

點滅している反応があった場所にたどり著いた。

そこにいたのは、狐だった。

「え、あれは?狐?」

よく見てみると、尾が9個あった。

「あれは、九尾じゃな」

「珍しいの?」

「とっても珍しいのじゃ」

話をしている間にも點滅が速くなっている。

「急がないと危ないのじゃ」

《完全回復パーフェクトヒール》

九尾の點滅はなくなった。

キュ?キュキュ!

目を覚ました、九尾は僕を見ると、僕に飛びかかり頬っぺたに顔をすりすりしてきた。

「レイク、ゴブリン達がこっちに向かってくるのじゃ!」

ティナの聲に反応し武を構える。

ごぶごぶ!ごぶごぶ!

のゴブリンが棒を構えてやってきた。

「まず、こいつらを狩る」

《フレイムサイクロン》

僕がゴブリンに向けて魔法を放つ。

《フレイムサイクロン》はゴブリンのいる場所に向かってとんでいった。

この魔法は周りのを引き寄せるので五のゴブリンを巻き込んだ。

「す、すごい、本當に魔法が使えた。しかも、めっちゃくちゃな威力だ!」

「當然なのじゃ!妾は霊の王なのじゃからな!」

と、豪快に笑う。

あまりの景に九尾も驚いていた。

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