「そろそろ大きな庭をどうにかしたいな」

僕の買った家には大きな庭があった。そのうちの５分の1は子供が遊べる遊などアスレチックがある公園みたいになっているがそれ以外の場所には何もない。

「何かいい案はないか？」

僕だけではどうしたらいいのか思いつかなかったのでティナとキユとソラとケルの4人に提案はないか聞いてみた。

「はーい！僕はいいこと思いついたよ！」

ソラが手を開けで、はいはーいと聲をあげた。

「ご飯屋さんがいいと思うよ！」

ソラの提案はご飯屋さんだった。

「そしたらいつでも味しいご飯が食べれるよ！」

「いいと思うなの！」

「賛だっち！」

ソラの提案にキユとケルも賛同した。

「そうだな〜そうしたら誰がご飯を作るかが問題だな」

僕はソラの提案には賛なのだが、誰がご飯を作ったり経営していくのが問題だった。僕はやってもいいけどずうっとは嫌だな。僕はいろんなところに行きたいので一箇所にとどまり続けるのは嫌だ。

「そうじゃな、それなら奴隷を買えばいいのじゃよ」

ティナから奴隷を買えばどうか聞かれた。確かに奴隷を買えば僕が居なくてもやってくれるだろう。

「それじゃ奴隷を見に行こうか」

「わかったのじゃ！」

「いくなの！」

「いくよ！」

「いくっちよ！」

僕は奴隷に対して何も思って居ないわけではない、奴隷と言うものがない方がいいと思っているけどこの世界は奴隷を必要としている。前に行った貿易都市ではそこら中に奴隷がいた。この國にも奴隷はいる。奴隷で経済などを回しているのだろう。問題は奴隷を買った人なのだ。買った人が奴隷をどうするかが僕は問題だと思う。だから僕は奴隷を優しくして家族のように扱いたいと思っている。