《絶対守護者の學園生活記》プロローグ2
守は気付いたら知らない場所に立っていた。
「は?」
思わず聲が出てしまう。守は辺りを見回し、狀況を把握しようとする。分かったことは辺り一面何もなく、ただ白い空間が広がっているということだけだった。結局何も分からず突っ立っていた守だが、不意に
(聞こえる?)
「うおっ!?」
守の頭の中で聲が響いた。 聲からすると落ち著いたを思わせるが……。
守は落ち著くために一旦深呼吸をしてから話しかけた。
「誰だ?」
(……神)
「……………」
守は若干頭痛がしたが、この狀況には思い當たることがあった。それは學生生活時代に友達に勧められて読んだ異世界転生もののラノベの流れと同じだと。
「もしかして俺は転生をさせられるのか?」
(………そう)
「……分かった。ただ、一つだけ質問をいいか?」
(うん)
「あの子……優ちゃんは助かったか?」
そう、守は何よりもそれが気になっていた。
(無事……ありがとう)
守は安心した。
「分かった。質問はそれだけだ。んで? 俺はこの後どうすれば?」
(生前の行いによる加護を貰って転生してもらう……あげるのは〈想いの加護〉……)
「生前の行いやら加護やらはよく分からんが……」
(それじゃあ……始める)
すると段々と守のが薄れていく。
(とりあえず頑張ってみるか。てか俺落ち著きすぎな気が)
そしてが完全に消える寸前に頭に聲が響く。
(お願い……世界を救って……)
「!? それは一どうい――」
そこで守は完全に消えた。
守がいなくなった空間で、かすかに聲が響いた。
(私を救ったみたいに……)
【書籍化】俺は冒険者ギルドの悪徳ギルドマスター~無駄な人材を適材適所に追放してるだけなのに、なぜかめちゃくちゃ感謝されている件「なに?今更ギルドに戻ってきたいだと?まだ早い、君はそこで頑張れるはずだ」
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8 76神は思った。人類の7割をアホにして、楽しく見守ろうと
神は望んだ、爭いのない平和な世界を 神は望んだ、笑顔の絶えない世界を 神は思った、ではどうするべきか そして神は創った、人類の7割がアホの子の世界を
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