《絶対守護者の學園生活記》転生と義妹
目を開くとそこは天井だった。
………あんまり面白くないな。
てか俺転生したのか。だって手とか見ると明らかに小さいし。だがラノベなどと違って生まれた瞬間ってわけじゃなさそうだ。周りを確認してみたが、いかにも寂れた村にある木造住宅ってじだ。今自分が寢ているベッドもそこまでらかいわけでもなく、どっちかっていうと固い。
ていうか眠くなってきたな。寢よ寢よ。
※※※
「レオンちゃん誕生日おめでとう~」
「おめでとう!!!!」
「あ~あと~」
俺は1歳の誕生日を迎えていた。
転生した後は特に何もせず寢たりしていただけなので語ることは無い。むしろ生まれたばっかりの赤ん坊に何をしろというんだ。
それはそうと、誕生日だ誕生日。
さっき一番最初に祝いの言葉をかけてくれたのが俺の母親であるリンだ。
リンだリンだ~。
特に意味はない。
おっとり人という言葉がピッタリだろう容姿である。実際に格もおっとりしている。
そしてリンの対面にいるのはワイルドな顔つきをした男で、俺の父親であるレオナードだ。
普段は狩りや農作業をしているためか、ガタイがすごい。格は親しみやすい朗らかな格である。
そして最後はリンの膝の上に座らせられているレオンこと俺だ。
そう、転生した俺の名前はレオンだった。父が考えたそうだ。最初に知った時はカッコいいと思ったが、両親の名前を知った時に「これって二人の名前の一部分を合わせただけなんじゃ?」と手抜きをじたのは緒だ。
そして誕生日會のため、普段より豪華なスープが置いてあるテーブルを家族4人で囲んでいる。
気付いたであろうか。そう、4人である。
その4人目は父親が抱えている、いかにも生まれたばかりであろう赤ん坊だ。
2人目が生まれたのかと思うだろうが、そうではない。
父が今日の料理のために狩りに出かけた森で拾ってきたという。父の格を考えれば、捨てられていた赤ん坊を見捨てるという選択肢はなかったのだろう。
結局、我が家で育てることに決定したそうだ。赤ん坊はの子らしく、俺の1つ下の妹として育てることに。
名前はリリィになった。俺の名前よりしっかりと考えたじが伝わってくる。それはそうと俺に義理の妹が出來るとは……。
「レオンちゃんもどんどん大きくなっていくのね~。お顔もし凜々しくなった気がするし、將來有だわ~」
「そりゃそうだろう! なんせ俺の息子なんだからな!」
なんだそりゃ、と思ったが、これも父のような人だからこそだろう。この明るさによって助かることもあるだろうし、いわゆる憎めない人だ。
それはそうと、父の言葉を聞いてふと思ったが、イケメンの基準というのは地球と似たようなものなのだろうか。さっき評価した父と母の容姿はあくまでも生前、地球にいた頃の俺の覚から評価したものであるからだ。
そう考えてみると、そもそも俺はこの世界について、ほとんど何も知らない。知る手段としては父と母から聞くというのがあるが、聞こうにもまだ言葉を上手く喋れないため聞けないし、そもそも1歳児に説明するような容ではないから今まで話さなかったんだろうしな。
まあそれも俺が大きくなっていけばいずれ分かるか。
とりあえず今は誕生日を楽しむことにしよう。
銀河戦國記ノヴァルナ 第2章:運命の星、摑む者
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