《絶対守護者の學園生活記》第一王
八月初旬、相変わらず俺達は屋敷でのんびりとしていた。
「もうすぐ他國訪問の時期だな」
「なんだそれ」
たわいもない話をしていた時に、アリスが気になることを言ってきた。他國っていうと他大陸ってことだよな。
「九月に他國の學園と合同で行われる武闘大會の挨拶に行くんだ。開催國の王族が他國の王族に対して今年もよろしくとな」
ほえ~。他國とも仲良く出來てるようで何よりだ。てかガルーダ王國で開催するんだな。近くて良かった。
「私はエルフ國に行くことになるな。なのでしばらくはレオンには會えなくなるし、その……いいか?」
そう言ってこちらに両腕をばしてくる。これは抱き著きたいという合図だ。一緒に住み始めてから二人きりになるとやってくるようになった。もちろん斷る理由もないのでアリスを抱きしめる。
「ふふ」
俺に抱きしめられて、アリスは幸せそうにしている。學園での凜々しいお姉さまイメージからは想像もつかないギャップ差によってがキュンキュンしてしまう。もしかしてこれって……?いや、既に婚約者の関係まで進んでいるんだけどな。
「皆の前でよく出來るわね……」
「……甘々」
「いいなぁ」
「私も後でやってもらおう」
「パパ! クーも! クーもパパとギューってする!」
そうだ、この場には他の皆がいたんだったな。アリスは気にしていないようだが、俺はかなり恥ずかしいぞこれ。
※※※
「なんでごぜーますかおうさまー」
「大事な話があってな」
「だいじなはなしでごぜーますかー?」
「……急に呼んで悪かったからその話し方は止めてくれ」
「おう。んで、用件はなんだ?」
俺が孤児院で子供達と遊んで癒されていた時に王様に呼び出された。それだけならまだ多不機嫌になるだけだが、もう一つ不機嫌になる原因があった。
脳センサーがビンビンだからだ。
何か面倒臭いことに巻き込まれそうな気がしてならない。
「他國訪問のことはアリスから聞いたか?」
「あぁ」
「ふむ、それなら話は早い。レオンは我が娘、シャルと獣人國へ行ってもらいたい」
「シャルって……たしか第一王様か」
「そうだ。シャルが獣人國、アリスがエルフ國、馬鹿息子は今回は行かせるわけにはいかんから俺がドワーフ國へ行く」
あのクソ王子を行かせたら問題起こしてきそうだもんな。
「それでなんで俺が獣人國に?」
「あちらの第一王様からのご希だからだ。ダルクとの決闘を見てお前に興味を持ったらしくてな。蔑ろにするわけにもいかん」
「何事もなく平和に帰るのは無理そうだな」
「恐らく決闘を挑まれるだろうな」
面倒臭ぇ……斷るか。
「よし、その話斷らせてもらう」
「研究所」
「あ?」
「研究所でお前の嫁がしたことを、特別に許してやったのは誰かな~」
「……その話、けさせていただきます」
「うむ、頼んだぞ。ついでにシャルの護衛もよろしく」
くっそ……痛いところを突きやがって……
「というわけで 紹介しておこう。シャル! ってこい!」
王様の呼ぶ聲に反応して謁見の間の扉が開かれる。俺が引きけることは確定事項だったのね。
扉からはドレス姿の一人のがってきた。まるで流れるかのようなさらっさらのブロンドの長髪に、エメラルドのき通った瞳。すらりとした手足に母の象徴もし大きいといった程度に収まっており、顔のパーツも整っている。まさに完璧。その一言に盡きる。この人が第一王か……。
気品をじさせるような歩みをして、俺の前までやってくる。
「初めましてレオン様。私わたくしはシャルロット=フィル=ガルーダと申します。以後お見知りおきを」
「あー、レオン=ガーディアです。呼び捨てで構わないですよ、シャルロット様」
「そうですか? ではレオン君とお呼びさせていただきますね。それと、私には普段通りの話し方で大丈夫ですよ。是非シャルとお呼びください」
「分かりま……分かったよ、シャル」
シャルは張している俺を見て、口元に手をあてくすっと笑う。
なんというか、高貴すぎてかしこまってしまう。
「うむ、挨拶は済んだようだな。しっかりとシャルを護衛するんだぞ、レオン」
「あぁ、俺がしっかりと守るよ」
引きけたからにはしっかりやらないとな。それに將來の俺の義姉になるわけだし。
しかし俺の言葉を聞いて、シャルの表に影が差したことに、この時の俺は気付いていなかった。
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