《努力という名の才能を手に異世界を生き抜く〜異世界チート?そんなのは必要ない!〜》獣人は凄かった

「あぎゃあああ!!!助けてー!!!」

俺は今出せる全力の速さで逃げている。

何からかって?後ろは振り向きたくないから聲で確認してくれ。

「ガッハッハ!!!ほれほれギル坊!捕まったらお仕置きだぞー!デコピン1発だぞー!」

「ウォンさんやーめーてー!!!」

「ダーメー!」

「いんやぁー!」

話を巻き戻そうか。

あれは今から數分いや數秒前のことだ。

「ウォンさん」

「ん?どうしたギル坊」

「ウォンさんって強いの?」

俺は庭で日向ぼっこをしながらミルクを飲んでいるウォンさんに尋ねる。

見たじ親父より強そうだしもし強いなら稽古をつけてしかったからだ。

「まあ自分で言うのもあれだか強い…のか?」

「じゃあさ!ウォンさん俺に稽古つけてよ!」

「稽古?」

「うん!強くなりたいんだ!」

ウォンさんは笑みを浮かべる。

「そうかそうか!ギル坊!お前も男なんだな!やっぱり男なら強くなくちゃあいけないよな!」

「うん!(強くなりたい理由は違うけど)」

「よし!まず基本は力からだ!今から走るぞ!」

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「わかった!どこまで走るの?」

「そうだなー、まず軽くランニングからだ。俺がいいと言うまで走れ」

「うん!」

俺は走る制をとる。

「じゃあ俺は追いかけるから捕まったらデコピンな」

バカン!!

「え?」

振り向くとウォンさんがデコピン1発で石を々にしている姿があった。

「……」

「よーい…」

ウォンさんはクラウチングスタートの制をとり…

「どん!」

風を切り走ってくる。

「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

……で今に戻ります。

ただいま俺は家の広大な庭を頑張って走っている。

「ひいひい」

「ほらほら追いつくぞーいいのかー?デコピンだぞー?」

ウォンさんがニヤニヤして追いかけてくる。

ブォン!ブォン!ととてもデコピンではねた指が鳴らすはずもない音が後ろから聞こえる。

きっと何か棒を振るってるんだろう…それもそれで怖いな。

その後、數十分走りきりウォンさんが手を叩く。

「よし、終了だ」

「はひー」

俺はその場に崩れ落ちる。

倒れこむ俺のをウォンさんが支えてくれる。

「3歳にしてはなかなかだったぞ!まあ俺の3歳の時とは比べにはならんがな!ガッハッハ!」

さっきのデコピンの威力を見たら誰だってそうだろうなと思う。

俺はウォンさんに擔がれ家の中へ戻った。

「おいギル坊、汗びっしょりだろ?風呂るぞ。風呂は素の自分をさらけ出せるいいものだからな。ほれ服げ服」

「ちょ、自分でぐから子供扱いしないでよ。ウォンさん」

「何言ってんだ十分ガキじゃねえか」

俺たちは服をぎ浴室へった。

おお…ウォンさんデケェ。え?何がって?察してくれ

うちの浴槽はかなり広く2メートルほどの巨のウォンさんが名一杯ばしても後ウォンさん5人るくらいの大きさがある。

「はふー、こんだけ広いとちと落ち著かねえじもするが悪かあねえな」

「そうだねー…ねえウォンさん」

ウォンさんが首をかし顔を橫に座る俺に向ける。

「あー?どうしたギル坊」

「ウォンさんってなんて言う種族なの?俺初めて見るからわかんなくて」

「俺は獣人族だな」

「人の姿をした獣ってこと?」

「まあ、名前の由來はそうなんだろうな。でも俺たち獣人族はれっきとした人間だぜ」  

犬のようにふさふさしたに生やしているのでてっきり人に化けきれないタヌキみたいなものかと思っていたけどちゃんとした人間なのか。

「俺たち獣人族はな、他に人獣族も一緒に暮らしてるんだ」

「人獣族?」

「ああ、実際、獣人族と人獣族は同じ種族なんだ。人獣の親から獣人の子が生まれることもあるし逆だってある。ただ見た目があまりにも違うから仲間でも種族名は違うんだ」

「へー、人獣族はどんな人たちなの?」

「人獣はな見た目はほぼ人族と変わらないんだが何かしらの獣の耳と尾が生えてんだよ」

ケモ耳…だと…?

俺はもうウォンさんのような本格的な獣人が現れたからケモ耳はいないだろうと諦めていた。

だがしかし存在していたのだ!

長年夢見ていたケモ耳が!(そんな夢ってわけでもないけどノリで)

「ウォンさん!その耳と尾っての子にもついてるの?」

俺が食い気味でウォンさんに聞く。

ウォンさんは若干引いている。

「ん?お、おう當たり前だろ?」

「イエッス!」

俺はガッツポーズをとる。

「ギル坊のぼせたか?出てもいいんだぞ?」

「あ、いやなんでもないよ。じゃあもう1ついい?」

「なんだ?」

「獣人族ってウォンさんみたいにみんな強いの?」

「まあさっきみたいにデコピンで石を壊すくらいなら獣人族じゃなくても簡単にできると思うけどな。グラドでも出來るぞ」

まじか、あの脳お花畑みたいな人が

「まあ、獣人族みんながみんな俺みたいに強いってわけじゃないぞ。生まれた時はみんな能力はほぼ同じなんだがなー」

「努力の差ってこと?」

「そう!それだ!俺は人一倍努力したと思う。努力しなきゃ変わんねえなって思ったらやる気出るよな」

「おお!」

ここにいた、俺と同じ考えを持つ人。

それでいてこの世界をよく知り強い人。

「努力って言っても俺は師匠に教えてもらったことしかやってないんだけどな。ガッハッハ!」

「それでもすごい!諦めないでやることが大事だから!」

「お、わかるのか?ギル坊」

「わかるよ!決められたことをちゃんと終わらせることも努力の1つだからね!」

「そんなこと言ったら全部努力じゃねえか」

「あはは!そうだね」

「ガッハッハ!じゃあ俺のけた修行の辛さを今ここで語ってやろうか?」

「ぜひ!」

「よーし!いいだろう!聞かせてやるよ!」

その後俺とウォンさんがのぼせるまで風呂でウォンさんが修行の過酷さについて語った。

………

「ちょっとウォンさん、ギルはまだ小さいんだからあまり無理はさせないでくださいね」

母さんが食事の支度をしながら口を膨らませてウォンさんに注意する。

「いや〜悪い悪い。ついつい楽しくてな」

ウォンさんは俺の頭をガシガシとでる。

「こいつはなかなか有だぞ?俺の弟子にしたいくらいだ」

「ほんと!?俺ウォンさんの弟子になりたい!」

「お!本當か?じゃあ俺の技を教えてやろうか?」

「うん!俺強くなりたいんだ!」

「よし!じゃあ明日から一緒に訓練をするか?」

「する!」

ドンッ!

母さんがすごい勢いで料理が乗った皿を機に叩きつける。

「ウォンさん…ギル…今は食事にしましょうね?」

「「すいません」」

「じゃあ食べましょうか」

楽しく話しながら食事も食べ終わりそれぞれが部屋に戻り眠りに落ちる。

え?3歳児が1人で寢るのかって?

もちろん母さんと一緒ですよ。

俺はこの日いつものように素晴らしい低反発枕で眠った。

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