《努力という名の才能を手に異世界を生き抜く〜異世界チート?そんなのは必要ない!〜》勇者様あらわる?
「えーそのーあれだ。うん…あれだ」
擔任のルタークがボーとしながら教卓で教室全に響くように何かを呟いている。
ここにいる誰もが思った。
…何があれなんだ?
「よし!決めた!もう言おうめんどくせえ!」
ルタークは教卓を叩きつけるとその音で寢ていた生徒も飛び上がり二組の生徒全員がルタークを見つめる。
「このクラスから選抜する學年代表を発表する!ルーカス!ガドロノフ!アダドーロ!そしてペンタマリア!以上!」
「………は!?」×二組生徒一同
1人の生徒が勢いよく立ち上がる。
よく見るとそれは軍オタのライザーだ。
「ル、ルターク先生!どういうことですか!?」
「ふあぁ〜…何があ?」
「あくびしないでくださいよ!ランスとシャルラはわかりますがなんで學したての2人を代表に…」
「面白そうだから、以上!解散!このあと自習でいいぞー」
「な!?ルターク先生!話は終わってな…!」
そういうとルタークは逃げるように教室から出て行った。
數秒の間クラスが靜寂に包まれる。
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俺は隣を見るとミアはあんなにもうるさかったにも関わらずすやすやと眠っている。…可いんでいいかな?
…は!?いやいやその前に今のがなんなのか聞かなきゃだよな。
「なあランス今のってなんなんだ?」
「今のはね〜もうすぐ始まる毎年恒例、ドキッ!學生だらけの學年対抗戦!パチパチパチ〜のメンバーだよ〜」
「なるほど分からん」
「ランスは説明が下手…私が説明する」
「え〜今のでも十分わかりやすく言ったつもりなのな〜」
シャルラがいつのまにか俺の隣に椅子を持って來て座っている。
席が近くてシャルラの甘いの子の香りが鼻に漂ってくる。
「ありがたいんだか…近くないか?」
「そうでもない…私的にはもっと著したい…」
…聞かなかったことにしよう。
「それで?學年対抗戦って何をやるんだ?」
「簡潔にいうと學年対抗の模擬試合。魔法あり…武ありの完全に実力による試合…そして學年ごとに擔當の先生が選んだ10人の選抜がそれを行い一位は最下位の學年にその翌日の間だけ好きなように命令をしてもいいの」
「…な、なんでもか?」
つまりはあれか?他の學年のの子にきゃっきゃっうふふなことをしても良いと?
 なんて素晴らしい!
「暴力…強奪…強は流石に…駄目」
「…そうか」
「エギル君何あからさまに殘念な顔してるんだい〜?」
「…してない」
「いつもみたいに無表にしてるつもりだろうけど顔にやけてるよ〜」
ランスが必要に顔を近づけて煽ってくるのがとてつもなくむかつくがここは無視しよう。
「シャルラ、その試合はいつ頃始まるんだ?」
「1ヶ月後に初戦が始まる。私達はそれから一週間後の2試合目2年生との試合だよ」
「俺たち1年生なのに2試合目なのか?ここは普通1年と2年が初戦じゃないのか?」
「初戦は余興、去年の勝者が選抜にれなかったリザーブと対戦する」
る程、どれだけ自分たちが強いか示して始めてこの試合に參加した生徒を怯ませるのか?
シャルラは思い出したように手のひらを合わせる。
「そういえばチーム戦もあるの思い出した。私達全然息合わせたことない」
「…それ致命的じゃないか?」
「そだね〜やばいね〜負けちゃう〜」
「ランス、お前の言い方だと全然やばそうに聞こえないな」
3人で話し合いをしていると突然教室のドアが勢いよく開く。
クラスにいた生徒たちが皆そちらを見るとそこには1人の男子生徒が立っていた。
その生徒は金髪、紫目、制服の所々に煌びやかな裝飾がされており腰には豪華な剣がさげられている。
後ろには複數の子生徒をはべらせており俺はとても不快にじた。
「グッモーニーング!!愚民のしょくーん!今日も僕のように煌びやかな太が燦々とこの世界を照らしているね!僕のような!」
……何だあいつ
「…あれ勇者。見ないほうがいいよ。目に毒だから」
シャルラはそういうとツカツカと早歩きで教室を出て行った。
 あのシャルラがあそこまで顔に嫌悪を出すなんてよっぽどなんだな。
「おや?おやおやおやー?そこにいるのは転生だね?」
男子生徒はこちらを見るとうざったらしく話しながらこちらに近づいてくる。
「だったら何だ?」
俺が話しかけると男子生徒はキョトンとし笑い出す。
「あっはっはっは〜!なーにを勘違いしてるんだい?僕が話しかけたのはこの子さ!君みたいな泥を顔にり付けたような愚民になんか用はないさ!ぐ!み!ん!にわねえー!あっはっはっは!」
…はい決めた。殺す。
俺が歩き出そうとすると後ろからランスが取り押さえてくる。
「はい〜落ち著こうね〜。エギル君」
「離せ。殺すから」
「ダメダメ〜仮にも勇者なんだからそのチャラ男」
俺は舌打ちをして気持ちを抑え勇者を眺める。
勇者は寢ているミアに近づくと何と耳をり出しやがった。
ミアは突然られた際で飛び上がる。
「ひゃあ!?な、何!?」
「お目覚めですか?マイハニー!」
「へ?ま、まいはに?なにそれ。ジュル…ごめん涎ふかしてね。寢起きだから」
ミアは口から垂れていた涎を手で拭き取る。
…じないなミア。
そんなミアに構わず勇者はペラペラとしゃべりだす。
「僕の名前はアレイン・ドーール!聖剣に選ばれしゆぅぅぅぅしゃ!です!以後お見知り置きを」
「は、はあ…巻き舌すごいね」
「褒め言葉謝!…さて本題にっていいかい?ミア」
殺す。ぶち殺す。
俺の殺気を察しまたまたランスが取り押さえてくる。
「はい。何?ドールさん」
「ミアを僕の嫁にしてあげよう!も・ち・ろ・ん。第4夫人という素晴らしい地位だね!」
「いや」
「そうかそうかそんなに嬉しいかい!じゃあ早速行こうじゃないか!僕たちの寢室へ!」
そう言ってアレインはミアの腕を摑み強引に連れて行こうとする。
「え?いやちょっと離してよ!」
「はっはっは!照れちゃってるのかい?ほら僕の目を見て!きっと一目惚れするからさ!」
アレインは腕を引っ張りミアの顔を自分の顔の目の前まで持っていく。
「なに言って…… ︎離して!」
ミアはアレインの目を見た瞬間アレインの頬を思いっきりビンタした。
アレインはけも取れずそのまま壁まで吹っ飛んだ激突する。
…ザマァと思いながら俺はガッツポーズをとる。
「ガァ!……き、貴様…よくも、よくも!僕の嫁の1人にしてやろうと言ったのに!この仕打ちか!?いいだろう!そっちがその気ならやってやるさ!貴様のことをボロボロになるまで叩きのめして心の底から後悔させてから僕の奴隷にしてやる!覚えてろ!」
そういうとアレインは子たちを連れて教室を出て行った。
 ミアを見て見るとミアはブルブルと震えている。
「ミア?どうしたんだ」
「…あ、あいつ。同じ眼をしてた」
「同じ眼?」
「テストロと!同じ眼をしてた!」
「!?」
ミアは俺の元まで走り抱きついてくる。
 
「また…られそうになった…」
「ミア…安心しろ。お前は俺が守るから」
ミアを強く抱きしめ返す。
「ギル…」
…アレイン。あいつは魔族とつながっているのか?
- 連載中308 章
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【書籍化いたしました!】 TOブックス様より 1、2巻が発売中! 3巻が2022年6月10日に発売いたします 予約は2022年3月25日より開始しております 【あらすじ】 鷹嶺 護は幼馴染達に誕生日プレゼントとして、《Endless Battle Online》通稱《EBO》と呼ばれる最近話題のVRMMOを貰い、一緒にやろうと誘われる 幼馴染達に押し切られ、本能で生きるヒャッハーな幼馴染達のブレーキ役として、護/トーカの《EBO》をライフが今幕を開ける! ……のだが、彼の手に入れる稱號は《外道》や《撲殺神官》などのぶっ飛んだものばかり 周りは口を揃えて言うだろう「アイツの方がヤバイ」と これは、本能で生きるヒャッハーな幼馴染達のおもり役という名のヒャッハーがMMORPGを始める物語 作者にすら縛られないヒャッハー達の明日はどっちだ!? ※當作品のヒャッハーは自由人だとかその場のノリで生きているという意味です。 決して世紀末のヒャッハー共の事では無いのでご注意ください ※當作品では読者様からいただいたアイディアを使用する場合があります
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8 95 - 連載中17 章
クリフエッジシリーズ第二部:「重巡航艦サフォーク5:孤獨の戦闘指揮所(CIC)」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一二年十月。銀河系ペルセウス腕にあるアルビオン王國では戦爭の足音が聞こえ始めていた。 トリビューン星系の小惑星帯でゾンファ共和國の通商破壊艦を破壊したスループ艦ブルーベル34號は本拠地キャメロット星系に帰還した。 士官候補生クリフォード・C・コリングウッドは作戦の提案、その後の敵拠點への潛入破壊作戦で功績を上げ、彼のあだ名、“崖っぷち(クリフエッジ)”はマスコミを賑わすことになる。 時の人となったクリフォードは少尉に任官後、僅か九ヶ月で中尉に昇進し、重巡航艦サフォーク5の戦術士官となった。 彼の乗り込む重巡航艦は哨戒艦隊の旗艦として、ゾンファ共和國との緩衝地帯ターマガント宙域に飛び立つ。 しかし、サフォーク5には敵の謀略の手が伸びていた…… そして、クリフォードは戦闘指揮所に孤立し、再び崖っぷちに立たされることになる。 ――― 登場人物: アルビオン王國 ・クリフォード・C・コリングウッド:重巡サフォーク5戦術士官、中尉、20歳 ・サロメ・モーガン:同艦長、大佐、38歳 ・グリフィス・アリンガム:同副長、少佐、32歳 ・スーザン・キンケイド:同情報士、少佐、29歳 ・ケリー・クロスビー:同掌砲手、一等兵曹、31歳 ・デボラ・キャンベル:同操舵員、二等兵曹、26歳 ・デーヴィッド・サドラー:同機関科兵曹、三等兵曹、29歳 ・ジャクリーン・ウォルターズ:同通信科兵曹、三等兵曹、26歳 ・マチルダ・ティレット:同航法科兵曹、三等兵曹、25歳 ・ジャック・レイヴァース:同索敵員、上等兵、21歳 ・イレーネ・ニコルソン:アルビオン軍軽巡ファルマス艦長、中佐、34歳 ・サミュエル・ラングフォード:同情報士官、少尉、22歳 ・エマニュエル・コパーウィート:キャメロット第一艦隊司令官、大將、53歳 ・ヴィヴィアン・ノースブルック:伯爵家令嬢、17歳 ・ウーサー・ノースブルック:連邦下院議員、伯爵家の當主、47歳 ゾンファ共和國 ・フェイ・ツーロン:偵察戦隊司令・重巡ビアン艦長、大佐、42歳 ・リー・シアンヤン:軽巡ティアンオ艦長、中佐、38歳 ・ホアン・ウェンデン:軽巡ヤンズ艦長、中佐、37歳 ・マオ・インチウ:軽巡バイホ艦長、中佐、35歳 ・フー・シャオガン:ジュンツェン方面軍司令長官、上將、55歳 ・チェン・トンシュン:軍事委員、50歳
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これは、高校生の少年少女が織りなす世界変革の物語である。我々の世界は2000年以上の時を経ても"理想郷"には程遠かった。しかし、今は理想郷を生み出すだけのテクノロジーがある。だから、さぁ――世界を変えよう。 ※この作品は3部構成です。読み始めはどこからでもOKです。 ・―Preparation― 主人公キャラ達の高校時代終了まで。修行編。 ・―Tulbaghia violaces harv― 瑠璃奈によって作られた理想郷プロトタイプに挑戦。 ・―A lot cost most― 完全個人主義社會の確立により、生まれ変わった未來の物語。 よろしくお願いします。
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