《存在定義という神スキルが最強すぎて、異世界がイージー過ぎる。》第5話 「食文化革命のスタートはクリスを喜ばせること」
俺は今まで料理を妹とのためとかに作ってきた。
だから、味いとは言えど、貴族が食べるようなレベルには達していない。
じゃあ、俺の料理をどうやって底上げするか。
ここまで、來たら分かるだろうが、スキルであげる。
そのためにもまずは報から。
「クリス」
「なんでしょうか、シン様?」
「スキルの最高レベルって何?」
そう、スキルを作るとしても、それが最低レベルのスキルであれば、絶対に貴族が食べるレベルの料理には達しないだろう。
だが、スキルが最高レベルであれば、きっと貴族が食べるレベルをも超えることが出來るだろう。
「スキルは、使い手がそのスキルを使いこなすようになればレベルが上がっていく仕組みでですね、まずは初級、次に中級、次が上級。ここまでが、人間がれると言われている範囲です」
「人間がれるということは、もっと先があるんだな」
「はい。スキルを極めし者、という意味で極になります。補足ですが、スキルにはランクもあり、一番下からいくとEDCBASとあり、その上に神スキルが存在します。名の通り神スキルは神が持つスキルです。なので、レベルなどは存在していません。ですが、普通は存在しているので、スキルの中で最高レベルというのはSランクスキルでレベル極というものになります」
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……どうしよう。
詳しすぎて、分からない。
まあ、良いだろうか。
クリスが言う、最高レアリティのスキルを創れば。
──── 條件
ランクS
レベル極
「料理スキル」
……良し、これで良いだろう。
「クリス、お前の好って何だ?」
「卵を使った料理です」
意外と庶民的なのだろうか。
まぁ、貴族の料理だ。
庶民的なものでも、格別と言っても良いほど味いのだろう。
……うーん。
卵料理と言えば々あるし。
プリンとアイスかな。
で、プリンの上にアイスを乗せる的な。
「よし、それでいこう」
まずは、アイスからだ。
俺は【存在定義】で日本の卵、グラニュー糖を、キッチンの上に出した。
これで、メレンゲを作っていく。
ボウルに卵白と卵黃を分け、グラニュー糖をれてかき混ぜていく。
…よし、これくらいで良いだろう。
メレンゲが出來たなら、ここに數回に分けて卵黃をれていく。
この時に、泡を消さないように空気を含ませるようにしながら、全をかき混ぜていく。
保存容にれて冷凍庫にれ冷やす。
ちなみに冷蔵庫やボウルなどの必要なも全て【存在定義】で出しました。
このスキルマジで便利だね。
これがあれば、大抵にことが出來る。
「次はプリンだ」
卵を出し、ボウルにれてかき混ぜて、ここに砂糖と冷たい牛を加えて混ぜる。
良く混ぜれたら、これをプリンの容に流し込む。
あっ、これも創りました。
そして、次がある肝心だ。
カップの中に砂糖をしれる。
その砂糖が底にあればオーケーだ。
鍋を創り、その鍋に1センチほど水をれて、沸騰させる。
そして、そこにプリンを置く。
蓋を閉めて、10分間最弱火で加熱だ。
だが、今はそんな時間が勿無い。
なので、「時間作」これでよし。
この鍋の所だけ時間を早める。
そして10分間放置なのだが、ここも短。
……オーケー、出來上がりだ。
そしてこちらは冷蔵庫にれる。
この冷蔵庫と冷凍庫の時間を4時間進ませる。
そうして時が進んだ冷蔵庫と冷凍庫の中から俺はアイスとプリンを取り出す。
プリンの上にアイスを乗せて、しトッピングすれば、完だ。
「クリス〜。できたぞ〜」
「楽しみでーす、楽しみでーす!」
俺はテーブルまで、料理を持っていく。
「お嬢様、ディナーの後のデザートでございます。プリンと呼ばれるものです。どうぞ」
「なにか、じが違うけれども、こっちのシン様もかっこいいです!」
良い反応をしてくれるものだ。
「いただきます」
「どうぞ」
「う〜〜〜〜ん! 味しいです! こんな料理食べた事ないです!」
「よっしゃぁぁ!」
功だ。
食文化革命功だ!
「これは、何というのですか!」
「下の黃っぽいのがプリンと呼ばれるもので、上の白くてふわふわしているのがアイスと呼ばれるものだ」
「プリンですか。名前通りにプルップルしてますね」
「ははは。そうだな」
子供ぐらいでしか言う奴を聞いた事がないぞ。
まぁ、可いので良しとする。
「これは、シン様が考えられたのですか?」
「いや、違っ ─── そうだ。俺が考えたんだ」
あっぶね。
違うって言ったら確実にどこの食べ何ですか? って聞かれるところだった。
セーフ。
今回は選択を間違わなかった。
「シン様が……シン様はやっぱり天才なのですね!」
「お、おう」
褒められるのには、あまり慣れていないものだから、つい反応が出來なかった。
……どうにかして直さないとな。
「シン様『いただきます』のように終わりもあるのですか?」
察しが良いな。
「あるぞ。『ごちそうさまでした』だ」
「分かりました」
「「ごちそうさまでした」」
そう言って手を合わせた。
「じゃあ、今日はもう帰りますね」
「おう。あっ、もう夜遅いし送ってくよ」
「本當ですか!? ありがとうございます!」
しぐらい遠慮というものを見せてしいものだ。
「まぁ、言っても魔法でだけどな」
「えっ?」
「《転移魔法》使うぞ」
【存在定義】完了だ。
「《転移魔法》 ── 発」
そう呟くと、俺の下に魔法陣が出てきた。
設定はクリスの家と。
「さぁ、早く乗れ」
「えっ? あっ、はい!」
「転移開始」
魔法陣が白く輝いた。
これが、転移というものなのだろう。
一瞬だけ景が変わった。
それは、まさに何かが流れているようだった。
「はぁー。クリスには困ったものだ」
「良いじゃないですか。折角あの子が初めて好意を寄せている方の家なのですから」
「まぁ、それはな」
「それに、その方はあの子の命の恩人なのでしょ。大事に至る事はないわよ」
「うーん」
そんな會話をしていた者達の元に、白く輝いた魔法陣が現れた。
「えっ、えっ、本當に私の家なのですか!?」
「それ以外に何かあるのかよ」
まあ、俺も本當に行けたなって驚いてるんだけどな。
それは、口には出さないけど。
だって、ダサいだろ?
「あれ、お父さん? それにお母さんも、なんで固まってるの?」
「ガルバさん? おーい」
「お、お主! それにクリスも! 今のは何なんだ!?」
ガルバさんはおもいっきりんでそう聞いてきた。
まさか、この異世界は《転移魔法》もないのか?
「そこまで、驚くことなのか?」
「普通はあのような反応になるんです! これを平然とやってのけるシン様がおかしいのです!」
……これはやってしまったかもしれない。
「……お父さん、それにお母さん。今のはシン様の《転移魔法》です。それで、ここまで來ました」
ガルバさん、クリスのお母さんの口はがんぐりとしていた。
「……本當にヤバイのか?」
「はい! それはもう! 《転移魔法》なんて使えるのは神ぐらいですよ!」
「……規格外だったのだな、シン君は」
「いえ、全然」
ジロッとクリスに見られた。
……そこまで、おかしなことを言っただろうか。
「はぁー。そこまで強いとは。これなら、クリスを助けたと言っても信じられるな」
「うん? それってどういう?」
「いや、良いのじゃ。気にするな」
「まあ、じゃあ」
そろそろ、おいたするか。
「じゃあ、帰りますね」
「ゆっくりしていかんのか?」
ガルバさんが聞いてきた。
そう言われると殘りたくなるが……。
「大丈夫です。突然來たクリスを屆けに來ただけなので」
「分かった」
俺はクリスのお母さんの方を見る。
「お邪魔しました」
「この家ならいつでも來てくださいね」
「ははは、ありがとうございます」
優しい人そうだ。
「じゃあ、クリス」
「はい。また明日」
「おう」
俺はもう一度家に転移した。
……って、クリスはまた來んのかよ!
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