《存在定義という神スキルが最強すぎて、異世界がイージー過ぎる。》第12話 「お、おう」

「……だっる」

意識を回復はしたが、まだ頭が痛む。

それに超が重く、だるい。

それでも、ずっと寢ているのはいけないと思い、ゆっくりと起き上がる。

周りを見渡す。

首を傾げる。

周りを見渡す。

首を傾げる。

「………………?」

さっきまで、俺は樹海からどっかの窟のような場所に転移させられて、そこでドラゴンと戦っていたような。

なにここ。

一面のお花畑なんですけど。

『ここなら目覚めが良いと思い、移しておきました』

「……………………………………?」

『私は、あなたに宿る守護神です。名前は……まだないです。付けていただけると幸いです。というか付けてください。なら、私はあなたに、』

「ちょ、ちょっと待ってくれ!」

『はい、マスター』

……とりあえず狀況確認だ。

俺は今、男どちらとも分からない聲に話しかけられている。

そう言えばこの聲『LvUP!!』とか何度も言っていたのと同じ聲だ。

で、この人(?)に、俺は気絶した時にここに運ばれたと。

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今思うが運んだって、どうやったんだ。

聲だけなんだから、手足はもちろんないだろうし。

まぁ、良いか。

その聲の方は俺の守護神と。

なに、守護神って?

俺には神が宿ってんの?

『はい。私はマスターを守るために宿っています。マスターが必要であれば、立化も出來ますが』

「あっ、大丈夫です。神、実際に見たら俺けない」

『そんなこと絶対ないですよね』

「………………」

『まぁ、良いです』

この子、鋭いよ。

で、なんだったけ?

名前を付けろって命令されたのか。

『はい!』

「じゃあアマで」

『決めるのはやっ!? マスターもっと考えてもらっても良いんですよ』

「いや、結構考えたよ。なんか天の聲的な雰囲気だし、天のテンは可くないから、訓読みのアマが良いかなって。どうだ?」

そう、俺なりに結構考えたのだ。

と言っても、考えた時間一秒も無かったが。

我ながら良い名前だなぁ。

お兄さん、名前付けるの上手い。

そう、褒めてくれても良いと思うんだけど?

『意外に考えてるんですね』

「それほどでも」

『考える時間一秒も無かったですが』

「ぐっ」

痛いところをついてきやがる。

こいつは俺の守護神で間違いないだろう。

何故かって?

それは俺の突かれては嫌な場所を知っているから。

これ知ってるの長い間一緒にいた友人と妹ぐらいだぞ。

『まぁ、し可いので良いです』

素直じゃないなぁー。

『いえ、本當にしなんですが……。私てきには、天ならアメの方が可らしいですし、他にも可い名前はいっぱいあったと思ったので』

「……嫌なら、もう一回考えてやるぞ」

『あっ、いえ。ああいう風に言いましたが、マスターから名前を貰えるだけ私は嬉しいので』

なにこの子。

男かも知れないが、それでも可すぎるぞ。

ちょっと反則じゃないですか。

なに、俺に何かしてしいの? 君に頼まれたら俺なんでもするよ。

世界を滅ぼす事だって躊躇なくやれるよ。

『そこまでのは重いです』

「ぶぅー」

『はいはい。それでですがマスター』

、もしくは彼が俺のを流すようにし、聞いてきた。

なになに。

お兄さん、なんでもしちゃうよ。

『名前をつけたという事で、契約完了とみて良いですか?』

「そもそも契約容知らないけど、オッケーだぜ」

『では、完了という事で』

そう言うと、俺のに何かがすっとってきた。

何コレ?

『これで私からマスターに々と干渉が出來るようになりました』

「……良くわからん」

『私がマスターをサポート出來るっていう事です。まぁ、便利な彼とでも思っておいてください」

あなた自分を彼って呼ぶって事は、の子なの?

便利な彼って、ちょっとダメな雰囲気あるよ。

俺、の子の使い方が荒いみたいじゃん。

「それで、まずはここどこ?」

『お花畑ですが?』

「それは聞いたって。ここがどこのお花畑ってこと」

『そう言う事ですか』

お花畑なんて王都の近くにはないだろうし。

もしかしたら他の大陸とか。

『王都の隣の森にある場所ですが?』

「意外と近かった!?」

『それよりも、々と変わった所とかあるんで、見ていただきたいのですが?』

「話の転換早いよ」

まぁ、良いけど。

俺も変わったっていうなら知りたいし。

『まずはレベルでも見てください』

そっか。

あんだけ『LvUP!!』とか言ってたしレベル上がってるだろう。

そうだな……。

予想だが、レベル100とかじゃないだろうか。

「ステータスオープン」

ならぬ、【鑑定】発

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《來島》 レベル798

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「お、おう」

何とも言えない。

……これが普通っていう可能もあるよな。

うん。あるある。

「ちなみにだけど人間にレベルの限界ってあるの?」

『はい。人間は200が限界ですね』

「………………」

………………。

俺は何なの?

もしかして本當は人間では無かったとか。

じゃなかったらこれはないだろ。

『ですが、【限界突破】という特殊なスキルを習得するとか、神関係の何かを倒すとかすれば超えれます』

「俺はどうして?」

『八星の一を倒したからですね。ちなみにですが、あのドラゴンは々あって百年位前に八星から降ろされてるんですよ。ですので今は七星ですね。その七星全匹で立ち向かってやっと相手になるぐらい、あのドラゴンは強いです。それでそこまでレベルが上がったのだと思いますよ』

なんでも知ってるな、俺の守護神。

この世界の住人だったの?

というか、俺一番強いの倒しちゃったの。

そら、レベル上がるわ。

というか、これ、人類最強とも言えるんじゃないの?

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