《拾ったのはダンジョンコアでした!?》11話 ゴブリンとの戦い①
『マスター!ゴブリンが侵して來ました!マスター!』
「ゴブリンが來たのか!」
ゴブリンが僕達のダンジョンにようやく來たのかそれとも來てしまったのかはよく分からないがとりあえず僕たちは今ダンジョンに侵して來ているゴブリンを迎撃することにした。
「それじゃみんなやるぞ!」
「はい!」
「わお!」
「「モキュ!」」
僕たちはゴブリンを迎撃して行く。
まずは罠である引っ掛け罠と落としのコンビだ。ダンジョンに侵してきたゴブリン達は引っ掛け罠を避けることができず引っかかって行く。
「次は落としだな」
引っ掛け罠の後に落としが仕掛けてあるので引っ掛け罠に引っかかったゴブリン達は落としに落ちて行く。
「次は私ですよ!」
落としに落ちなかったゴブリンもいるのでその罠を抜けてきたゴブリン達を迎え撃つためにミドリは植魔法を唱えて行く。
「相手をなぎ払え《グリーンウィップ》」
ミドリの《グリーンウィップ》は植の蔓が鞭のようにまとめ上げて鞭のようにして相手に攻撃する魔法だ。
「いいぞ!モアとシルもいい調子だ!」
「わお!」
「「モキュ!」」
シルはダンジョンを走り回って次々にゴブリンに噛み付いて行く。シルの早さに追いつくことが出來ないのでシルの攻撃にゴブリンは対応することが出來ない。
モアはモアラー軍団で行し確実にゴブリン一一を倒していっていた。モアラー達はゴブリン達より力が強く力勝負では負けることがなかった。
「よし、僕もやるか!」
僕も罠を抜けて僕のところにやってくるゴブリン達を剣を使い倒して行く。ゴブリン達は素手の奴が多く五歳の僕でも武を持っている僕の方がリーチが長くゴブリンの手が屆く前に相手を切り裂いて行く。
「よし、この調子なら!」
このままゴブリンを倒していけたら怪我もなくゴブリン達を殲滅することが出來ると思っていたがそんな上手いこと事が進むわけはなかった。
『さらにゴブリンの上位種が侵してきました、マスター』
ダンジョンコアから僕たちにダンジョンにゴブリンの上位種が侵してきたと報告が上がった。
「そうだった!まだ上位種が居たんだった!」
僕は上位種のことを忘れていたのだ。
「ごぶごぶ!」
雄びをあげながらゴブリンの上位種が僕たちの目の前に姿を現した。
「な!あれが上位種なのか!」
僕たちの目の前に現れたゴブリンの上位種は普通のゴブリンとは違っていた。普通のゴブリンより大きく筋がついている黒いだった。そして手には剣と盾を持っていた。
「確かに強そうだな!」
「それなら私がやりますね!」
普通のゴブリンより強く武を持っているゴブリンでは僕には分が悪いので、ミドリが相手をしてくれることになった。
「な、まだいるのか!」
ゴブリンの上位種は一だけではなかったのだ。さらに二の上位種がダンジョンに侵してきた。
「わお!」
「「「モキュ!」」」
ゴブリンの上位種一にシルが向かっていき、もう一にはモアラー軍団が向かっていった。
「よし、僕も加勢に行くか!」
あらかたゴブリン達を倒し終わったので、僕はじいっーとミドリやシルやモアラー軍団を見ているだけなんて出來ないので加勢に向かおうとしたがさらにダンジョンに侵者がやってきた。
『あれは王種です、マスター!』
ダンジョンに侵してきたのは王種と呼ばれるゴブリンだった。
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