《異世界不適合者の愚かな選択》報酬

馬車の中からは

キレイなドレスをにまとった

が現れた。

「っ!」

俺は息を呑む。

は整った顔立ちで

俺に微笑みながら見つめている。

とても綺麗なだった。

俺の國語力では、とても表しきれない

まさに、この世の寶!

そう思えるほどだった。

「どうかなさいました?旅人様」

俺は彼に見れていた

が、聲をかけて俺は

ハッ!

と気がついた。

「いえ、なんでもありません。」

俺は、脳が混し、思うように言葉が出なかった。

「そうですか、良かったです。

私は、ガルナ王國の姫

グリナ・ミルフォード・ガルナ

と申します。

旅人様、私を助けていただき謝します。」

ガルナ王國の姫様か~、どうやら俺はとんでもない人を助けてしまったみたいだ。

俺はなんとか、話を繋げようと口をかそうとする。

「いえ、森を散策していたら、1臺の馬車を大勢の人が囲っていましたので近くに寄ってみれば、盜賊に、襲われたのだとわかり、助けに來ました。

姫様こそ、お怪我はありませんか?」

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俺はなるべく無禮のないように振舞っているつもりだ。

なぜなら俺の知識庫によると、ガルナ王國は、言わばこの世界のトップに君臨する國。

この國のき一つで世界がくと言っても過言ではないほどの、力をもつ大國、俺もできればそんな大國のお姫様とは問題を起こしたくない。

「いえ、私は騎士様や、旅人様に助けていただいたゆえ、怪我はございません。

所であなた様のお名前をお伺ってもよろしいでしょうか?」

あぁ、そう言えば、お姫様は名乗ったのに俺がまだ名乗ってないな。

「これは、失禮しました。

私はカナタと申します。」

一応一人稱を変えて、(俺→私)

振る舞う。

「カナタ様…ですね。

覚えました。

それでは、カナタ様、僭越せんえつながら

私達と同行を、お願いしてもよろしいでしょうか?」

これは思わぬ収穫だな、お姫様との同行

それも、ガルナ王國と來た、俺はその話に乗ろうと思うが、

「姫様!

なりません!!

このような素も知らない男を同行させるなど!!

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それに、さっきの魔法、あれはどの魔法書にも乗らなかったものです!

おまけに旅人、旅人なら、旅を急ぐのに、我らと同行するなど、あちらとしても!!」

「騎士様!

おやめなさい!

カナタ様は、私達を救ってくださった命の恩人です。

命の恩人なら、國に招きれ、しっかりとおもてなしをするべきだと思いますが?」

「しかし……」

「騎士様!

私の話が聞こえませんの?」

何やらめてるようだな、俺が突っ込むのもめんどくさいし、ここは、大人しく見ておくか、

一応、姫様は結構人を大事にするタイプみたいだし。

「っ!……仰せのままに」

おいおい、不満って顔にはっきりと出てるぞ~。

「カナタ様、よろしいでしょうか?

同行をお願いしても。」

もちろん斷る必要はない

むしろ願ったり葉ったりだ。

「えぇ、もちろん構いません。」

「ありがとうございます!

それでは、馬車の方へお上がり下さい。

急いで出発致します。」

「はい、分かりました。」

俺は言われるがままに、馬車に上がった。

數分もしないうちに、馬車はき出した。

もちろん俺の隣には、お姫様が座ってる。

とても凜々しい振る舞い、

見とれてしまう。

「あの~カナタ様?

カナタ様は、確かに旅をしていらっしゃいますよね?」

「ぇ?!」

思わず間抜けな聲を上げてしまう。

くぁ~恥ずかし~。

でも、すぐに取り繕う。

「えぇ、一応旅をしています。」

そう答えると、お姫様は、目がキラキラと

俺の方に寄ってくる。

「できれば旅のお話をお聞かせていただけないでしょうか?」

やっぱりな、お姫様って、どうしても外のことが気になるんだよな~

囚われの姫ってやつ?

まあ、一応奈落にいた頃の話を適當に

話す、もちろん、必要最小限に。

そうこうしているうちに、馬車が止まった。

どうやら著いたようだ。

「姫様、

到著致しました。」

騎士が、馬車を開き、聲をかける。

「えぇ、分かりましたわ。

それでは、カナタ様、

王宮の中へご案致しますわ。」

まさかの王宮の中に、案してもらうことになった。

「姫様!なりません!

そのような奴を王宮の中に、れるのは

王族の恥ですぞ!」

また、騎士様とやらがキーキャー喚く。

しかし、

「命の恩人様を王宮に招きれないことこそ

王族の恥だと思いませんの?」

さっすが姫様~やるぅ~~

「それでは、カナタ様、こちらへ」

俺はお姫様の後ろについて、そのまま王宮の中へった。

暫く歩いていると

目の前に立派な扉があった

そのすぐ近くで姫様は、立ち止まり。

後ろを振り向く。

「ここで、々お待ちください。」

姫様は、そう告げて、扉を開け中へっていった。

暫く、扉の前で立っていると、姫様が

出てきて、俺を中へ招きれた。

目の前には玉座があり、その玉座には

王様らしき人が座っていた。

とてつもない威圧を放っている。

王様らしき人は、暫くを俺見つめ

靜かに口を開いた

「我が娘の命の恩人とは、主の事か?」

とても冷たく、低い聲。

俺の背中に悪寒が走る。

だが、実際に戦ったとしても勝てない訳では無い。

俺は恐る恐る口を開き

こう告げる。

「はい、旅をしている最中に

襲われているところを発見し

助けた所存です。」

「うむ、主の行為には、謝しょう。」

「いえ、當然のことをしたまでです。

それでは私は、これにて、失禮させていただきます。」

俺はさっさと話を終わらせてトンズラしようと

話を切り上げようとするが。

それを王様は、許してくれるはずもなく。

「まて、主は、我娘の命の恩人

そのまま返すのは、王族の恥だ。

なにか、褒をやろう。

主を我が國の貴族としよう

爵位は

子爵でどうだ?」

うわ~やっぱりそうなるよなぁ~。

めんどくさい、ここは、斷っておくか、

々と悪目立ちするのは嫌だしな。

「いえ、私は、褒が、しくてした訳ではなく、ただ、すべきことを行っただけです。

そのようなことで、私を貴族にしてしまってはほかの貴族の面目も立たないでしょう。」

しっかりと理由も付けて、俺は斷っているつもりでいた。

「ふむ、そうか

爵位はしくないという訳か

確か、旅のものと聞いたが

我の娘を、救って頂いたのだ

このまま返すわけにはいかん。」

えーーーー

マジでめんどくさい

「旅のものなら、我王宮に住むが良い。

部屋は腐るほど空いておる。

それならどうだ?」

(え?まてまて、おかしくないか?

旅のものって言ってるのに、なんで止めようとするんだ?

………!!あ…)

俺は知識庫を使い、調べる。

(そうか、この世界では、{旅をする}ってのは帰る場所がなく、たださ迷っているだけの存在っていう意味だったのか!!しくじったぁ~)

くそ、そうなってしまっては、言い逃れは出來なさそうだな。

素直にれるしかなさそうだな。

しかし、しっかりと、旅をしている者のフリも、忘れずに

「よろしいのでしょうか?!

それでは、言葉に甘えさせていただきます。」

「うむ。」

俺がそう答えると、王様は、し微笑んで

首を立てに振った。

俺は振り返り、王宮から、出ようとする。

「あぁ、そうだ、カナタといったかな?」

俺が王宮から、出ようとすると

王様が急に聲を掛けてくる。

「はい、まだ何がございますでしょうか?」

「いや、実は、グリナの話によると

見たことのない魔法を使っておったようだが」

あ~、あの話な、まあ、適當に作った魔法だが…

「はいそうですが…」

「ふむ、あの、土魔法は1誰から教わったのだ?」

やっぱり、気になるよな~。

「はい、あの魔法は、私が作った魔法です。」

まあ、隠すことも無いし、俺は正直に言った。

「なんと、主、魔法を作れるのか?」

俺の答えに、王様は大きく驚いた。

そんなに驚くことか?

「はい、そうなります。」

俺がそう答えると、王様はし笑い

「そうか、なかなかの、魔法適値じゃのう。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

魔法適値:

この世界には、武値と、魔法適値があり、それぞれの適値が、高ければ高いほど

その分野の発展が目覚しい。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はい、しは。」

「ふむ、よし、決めた、主を我娘の、護衛役を頼もう。

ただ王宮に住むだけでは、退屈じゃろう

もちろん、報酬は出そう。

どうだ?」

まさかの金儲けができてなお、住むところもできるとは。

ラッキ~♪

魔王城?ナニソレ?オイシイノ?

「仰せのままに」

俺はお辭儀をして、再び、後ろを振り向く

扉の前には、姫様がいた。

姫様は、俺を待っててくれてた。

俺が近くによると

姫様が、近くに寄って

小聲で

「これから、よろしくお願いします♪」

と、俺に言った。

(うお~近くで見るとやっぱり人さんだなぁ~)

俺はドキドキしながら、姫様に、寢室に案してもらった

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