《2度目の転移はクラスみんなで(凍結中)》十話
「紹介しよう、こっちのエルフがメルビィ、ドワーフがマール、こっちの犬人...まぁ総稱亜人がセリスだ」
「...メルビィ、よろしく」
「私がマールよ、よろしくね」
「私、セリス!よろしくね!」
三人は軽く挨拶した
「んで、こっちは左から、里、円香、真理、守だ。」
「私が里よ!よろしくね!」
「わ、私は円香です。よろしくお願いします(えへへ、仁君に名前で呼ばれちゃった...)」
「わ、私が真理!よよ、よろしくね!(くくくく黒崎くんが名前で?わわ、私も仁君って呼べば...って何考えてんのよ!私はぁ!)」
「え、えっと、僕は守です。よろしくお願いします」
なんか、白崎と片瀬が変な反応してるけど...あ
「名前呼び...まずかったか?やっぱり苗字呼びの方が「「ダメ!かえないで!」」...お、おう?」
なぜそこまで必死なんだ?
「ま、とりあえずこれで生産系統は大丈夫だろ。冒険者ギルドの書狀は晝には貰えるし...」
「そういえば仁」
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「なんだ?里」
「朝ご飯はどうすんのよ?」
...あ
「忘れてたわ...ちょっと待ってろ、今採ってくるから」
「え?」
そういった瞬間に仁はその場から消え、十秒後にまた現れた
「ふぅ...これでいいか?レッドファングのってやつで、俺たちで言う豬だ」
「...これを誰が料理するの?」
「決まってんだろ?」
「「「「?」」」」
「俺だよ」
......
「「「「えぇぇぇぇぇ!?」」」」
「なんだよ、その反応。俺が作れないとでも思ったか?」
「...むしろ、ジンの料理は世界一...」
「ジンくんの料理はすごく味しいのよねぇ」
「ジン!久々に、料理する?楽しみ!」
...流石にそこまでではないと思うんだけどなぁ
十分後
「なにこれ!?が溶ける!」
「私はこのおを食べるために生まれてきたのね...」
「あはは...仁君、ここは天國なのかな...」
「っ!...っ!(味すぎて言葉が出ない)」
上から、里、円香、真理、守の想となっている
...あ、そこまで言うレベル?
まぁそんなこんなで朝飯を食い終わった
結果一心不に食べてたため、みんな食べすぎてた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みんなが落ち著いたところで話をしよう
「んで、とりあえず今日の予定な?まずは訓練を中心にする。メルは俺と一緒に里と円香を、マールは守を、セリスは真理をそれぞれ訓練しよう。晝頃になったら冒険者ギルドを立ち上げるから、その時に冒険者登録をしちゃって、後は晩飯までは訓練だな。それでいいか?」
「「「「「「「いいよ!」」」」」」」
「じゃ、早速やるか。とりあえず平地作るから三秒待ってろ」
「さ、三秒?」
そう言って仁が外に出ると、そのすぐ後に発音が鳴った
何事かと思って勇者勢は外に出てみると、屋敷の前の地形が変わっていた
「よし、こんなもんだろ。この方が後々楽だしな...ん?どうしたお前ら、なんか変なことでもあったか?」
「なんか変なことでもあったか?じゃないでしょ!?地形が変わってるじゃない!」
大したことはしてないと思うんだけどなぁ...
「まぁそんなことは置いといて」
「「「「置いとけるかぁ!」」」」
「まぁまぁ落ち著けよ?」
「「「「誰のせいだ!」」」」
あれ?なんか違和あるなぁ...あ
「そういえば守、普通に話せてんじゃん」
「あ、そういえば...」
「守くんっていっつも他人行儀だったもんね?」
「そう言えばそうですね...」
「あぁ、実はこっちが僕の本當の口調なんですよ」
「「「「へ?」」」」
「ほら、皆さん知っての通り僕って人見知りじゃないですか。知らない人相手だと、どうしても張して、あんなふうになっちゃうんですよね。それに、あんなことがあったし...だから今の方が普通なんです」
なるほど...
あれは人見知りから來てたのか...
「まぁそれならいいや。じゃあ早速訓練すっか」
「「「「はい!」」」」
あ、容をし話さないとな
「メル、マール、セリス、ちょっといいか?」
「「「なに?」」」
「今日の訓練なんだが...アレをやっておきたい。頼めるか?」
「...その子達は大丈夫なの?」
「大丈夫だ。そこまでヤワじゃない」
「ならいいんだけど...ジンくん、なんか焦ってない?」
焦ってる?俺が?
「そんな事はないと思うけど...」
「ジン、無茶、だめだよ?」
「...わかった、一緒にいたお前らが言うならそうなんだろうな、気をつけるよ」
「「「うん!」」」
「まぁどちらにせよ訓練の容は変えるつもりは無いから、早くやろうか」
3人は頷いてくれた
「よし、じゃあさっき言った組み合わせで分かれて訓練な。今回は俺が円香を、メルが里を教える。いいか?」
「「「「「「「わかった!」」」」」」」
「なら早速始めよう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「円香、魔力がれてるぞ。集中しないと」
「は、はいっ!」
「......ミノリ、魔力多すぎ、暴発するよ?」
「わかったわ!」
「マモルくん、魔力が安定してるから、もうし魔力量を増やしてみましょうか」
「わかりました」
「マリ!大雑把過ぎるよ!もっと安定させて?」
「りょーかい!」
今やってるのは、強化の魔法...って訳では無いんだけど、に魔力を纏わせる訓練だ
これができるようになると、相手からけるダメージが減るし、魔法を放つまでの時間も短くできるから、結構便利だ
だけど、調節が結構難しいのが難點だ
だから、こうして俺達が付きっきりで魔力を見続け、れがあればそれを直させ、安定すれば魔力量を増やす、ということを繰り返している
これを始めてから、かれこれ二時間ぐらい経つ
一応全的に練習を見ていたが、一番上手いのは、なぜかまだ魔法を覚えていない守だ
次に円香で、後の二人はどっこいどっこいだな...
まぁ最初だし、こんなもんでいいか
「よし、休憩しようか」
「「「「はぁぁぁ...疲れた...」」」」
四人は力を使い切った様子だった
俺も昔はあんなんだったな...
「そういや今何時だ?」
「...今は十二時だよ?」
「意外と時間が経つの早いな。晝飯にするか?」
「「「「「「食べたい!」」」」」」
「お、おう。じゃあ作ってくるから五分待ってろ」
そう言って仁は料理を作りに行った
その間里たちはゆっくりと家に戻って料理ができるのを待った
そして五分後...
料理ができたので、みんなで食べた
今日の晝はカツサンドだ
「ちょっと!味しすぎるわ!おかわり!」
「地球のカツサンドのレベルを超えてますね...いや、比べるのが間違いですね...」
「あはは...もう死んでもいいや...」
「っ!...っ!...っ!(またまた味すぎて聲が出ない)」
「...やっぱり味しい」
「これを食べたら下手なお店で食べれないわよねぇ...」
「ジン、味しいよ!」
...ちょっと大げさすぎない?
確かに作った俺も味しいとは思うけど...
「...そういえばジン」
「なんだ?」
「...そろそろ時間じゃない?」
「なんの?」
「......忘れたの?ギルドの書狀を貰いに行くんでしょ?」
.................................あ!?
「忘れてた!ちょっと今からいってくるわ!あ、そこのタレかけたら味変わるからやってみろよ?じゃまた後で!『転移』!」
 
 
...ゴクリっ
ジンがいなくなった後で、食卓がタレの爭奪戦になったとかならなかったとか
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