《ただの世界最強の村人と雙子の弟子》第9話 村人と雙子の家

===リリ視點=====================

はぁ、折角勇気を振り絞って師匠にアタックしたのに……。

最近のルルは何となく私と師匠が親しくするのを避けさせている様な気がする…。

向こうでは守姫さんが師匠に迫りまくっています…。いいな~、あんな自然に近づけて…。

それはそうと、ルルはいつまで引っ張っているのかな?そろそろ森の中にりそうなんだ…、け……、ど……、

「うわ~~!ごめん!ごめん!ルル!真面目になるから!ルルの事も構ってあげるから!だから森だ~け~は~!」

私の必死の説得が効いたのか、なんとか、森に投げ込まれる事態を避ける事が出來ました…。

「……、姉さん、約束」とルルは約束をする時の指切りげんまんを求めて來たのでしっかりとしてあげた。

うん。これからはしっかりとした姉にならないとな。

ルルは約束をしっかり出來たのが嬉しかったのか、ずっと小指を見てニマニマしている。

「おーい、技姫が改築が終わったって~。お前ら來いよ~」

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と師匠は守姫さんが腰にへばり付いているのを気にもせず、家へと歩いている…。

守姫さんが何を言っているのかは聞こえないけど、きっとまた、師匠に何かをおねだりしているのでしょう…。

チラッと家を見ると初めて見た時より、し大きくなっていたのが驚きました。

「本當に大きくなってる…」

(コクコク)

私達はし驚きながらもいつの間にか復活していた攻武さんにからかわれている師匠の元へと急ぎます…。

あ、攻武さん…、またふっ飛ばされた…。

「よし、全員揃ったな」と師匠。

「はい!揃いましたね!ご主人様!」と守姫さん。

「ええ、揃いました」と技姫さん。

(コクコク)とルル。

まさかの私以外の全員が攻武さんを無視してる…。

そのままっていったので、私は心の中で攻武さんに詫びをいれておき、後から中にると、

「うわ~~!すごく綺麗…!」と思わず聲が出てしまいました。

ルルも目を見開いて辺りを見渡していました。

玄関の先にはシャンデリアのついたリビングにところどころに壁に掛けられた無數の武達。

そのまま、家を案され、ちょうど6人が座れる長いテーブルとイスのあるダイニング、綺麗なトイレに天風呂やサウナがある風呂、設備の良さそうなキッチン、広い貯蔵庫、1つよく分からないドアもありましたが、そして2階には全員分の広い部屋に軽く見渡せるベランダと素晴らしい家でした…。

これを2、3時間でやる技姫さんはとても凄いです。

そして、みんなでリビングに集まり、

「今日はゆっくり休んで明日は2人の実力を調べてそれから修行容を決めようと思う。

何か質問のある人?」

師匠は明日からの予定を教えてくれましたが、し気になる事が…。

「あ、あの~?」

「なんだ?」

「師匠達は食糧をどうやって得ているんですか?」

そう、この家の外には畑らしきものがなかったのだ…。

「ああ、そういや案するのを忘れてたな…。ちょっと來い」

そう言うと師匠はさっきから気になっていたとく分からないドアの前に立ち、

「ここからとっている」

そう言って師匠はドアを開けました。

そこには広大な畑と家畜達とそれを管理している様なゴーレム達がいました。

「うわ~!」

「……、すごい」

これは圧巻です。

「ここは"空間"魔法でドアの先に作や家畜にいい空間を作り、ゴーレムで収穫や田植えといった管理もしている。家畜もゴーレムが管理しているな。そして収穫された作などはキッチンの冷蔵庫である"アイテムボックス"に転送される様になっている。流石に調味料は作れないから、作などを売って街で買っている」

師匠の家はやっぱり規格外でした…。

なんやかんやあって守姫さんが作ってくれたとても味しいご飯を食べ、しっかりと男分けされている風呂に子みんなでっていると…、

(ドゴォーーン)

「「………!」」

突如轟音が風呂中に鳴り響き、私達2人は構えていますが、守姫さん達は何事もなかった様にを洗っています。

「ああ、この音は攻武がご主人様に毆られた音だから気にしなくていいよ」

と、守姫さんが説明してくれました。

ていうか、あの人は風呂の時でもからかっていたのだろうか…。

やばい、違和無さすぎ…!

そんな事もありながら、子同士背中でも流しながら風呂を終え、私達は部屋に戻りました。

私の部屋はルルと共同なので、し広いです。

なんでも、ルルが技姫さんに頼んでいたんだとか…。

まあ、別に良いけどね。

私達は明日に備えるために早めに一緒のベッドにります。

明日から修行が始まるんだ…!

楽しみ半分、不安半分ってとこかな?

なにせ、あの『全能の大英雄』様の修行ですよ!気になって仕方ありません…。

ルルも同じ気持ちだった様で、私に不安げででも楽しみそうな顔で抱きついてきました。

ルルは小さい時からずっと私に甘えん坊だったので、変わってないな~。と思いながらルルの頭を抱いてやり、深い眠りにつきました。

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なかなか修行にれなくてすみません。

次回はルル視點となっております。

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