《ただの世界最強の村人と雙子の弟子》第20話 師匠vsティフィラさん

===リリ視點==================

ティフィラさんが私達に"ファイアブレス"を向けてきた時、けなかった……。怖かった……、だって師匠と同じくらいの化け級の強さなんでしょ?下手にいたらすぐ殺される様な気がして…。それは今も………、

「ご主人様!リリとルルはこちらでお守りしますから存分にやってください!」

ああ、私達を守る為に守姫さんは師匠に助けに行けないんだ……。守姫さんは師匠の『ソウルウェポン』。守姫さんが戦闘に加わればもっと師匠は戦いやすい筈なのに……………。そうなのに、守姫さんに師匠を助けに行ってしいって言えない……。私は弱蟲だ……。無力だ……。《ミノタウルスキング》を倒せた事でちょっとは師匠に近づけたと思ってたけど、全然だ……。

私は激しい発音がなってるところで戦っている師匠の無事を祈る事しか出來ない…。

===ユウキ視點=================

よし、反撃開始といきますか!!

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俺は"転移"を使い、霊達の向いている方向とは逆のところに転移して、手を地面につけ、

「『魔導』 "樹海拘束" 」

魔力を吸い取る効果をもった木が霊達とティフィラの足元に現れ、拘束しようとするが、これで止まるティフィラな訳がなく、

「"霊"魔法を全方位に発!!」

ティフィラはいち早く霊達に命令し、木を片っ端から潰しているがこれはただの囮。本命は、

「『殲滅武』 "二刀・斬撃雨"」

左手に攻武を顕現させ、勢いよくティフィラ達の上空まで飛び、を回転させたりしながら斬撃をティフィラ達に二刀のメリットである手數の多さを利用して飛ばしまくった。まるで雨のように。

(ズガガガガガッ!!!)

斬撃は地面を斬り裂き、斬撃の衝撃波で俺は上空に留まれるので俺の力のある限り、俺は斬撃を放ち続けれる。

さて、ティフィラはどうする?

(キラッ)

「ん?」

斬撃を放っている地點が一瞬り輝いた次の瞬間、

(ピューーーン!!)

「げっ!!レーザー!?」

俺は斬撃をやめ、いち早くその地點から離し、魔素を固めて足場にしてレーザーを放ったところを見てみると、そこには200くらいの霊達に半明な六角形がいくつも組み合わさった障壁をはらせ、殘りの100くらいの霊達の魔法を収束させ、発させたようだ。現に100くらいの霊達は次の照の準備をしてらっしゃる。

「あ~、もうっ!!めんどくせっ!!」

俺は攻武を右手に、技姫を左手に持ち替え、技姫の能力を使った事で、技姫は日本刀から三つのサイズの異なる鉄ののような魔力増幅裝置に変化し、俺の前に小さいから大きなになるよう並べ、起させる。すると、三つのが高速回転し、の中の空間が電気を帯びたかのようにビリビリしだす。このビリビリは魔素を活化させてたもので、俺が放つ"滅卻衝"を増幅させてくれる。

「よしっ!いくぞっ!!"滅卻衝"!!!」

俺の"滅卻衝"に対し、ティフィラは障壁を展開しつつ、

「撃ってぇーーーー!!!」

(ピューーーン!!)

先程のレーザーをまた撃って來て、相殺しようとしたらしいが、俺も技姫もそこまで甘くない。

(ドゴォーーン!!!)

俺の"滅卻衝"の方が強かったらしく、レーザーに當たっても大して速度を落とさず、ティフィラの障壁目掛けて突っ込んだ。

「やっ、やべっ!!し、死んでねーよな?」

(いや、死んだだろ)

(はい、死にましたね)

2人の騒な発言は無視して2人を俺の中に戻してからティフィラの元へと向かうとそこには、服はボロボロ、は傷だらけになってポカンとなっての子座りをしているティフィラがいた。

(あ、生きてた)

(あれで生きてるとは……、あの方もかなりの化けですね…………)

呑気な2人は無視して俺はティフィラに駆け寄る。

「大丈夫か?ティフィラ?」

俺が呼びかけると凄い勢いでこっちを向いて、

「うえぇぇぇぇぇぇん!!!」

「………!?」

(おっ?)

(ちょっと!ティフィラさん!?我が主人にくっつかないでください!!)

ティフィラは急に泣き出し、俺に縋り付くかのように抱きついてきた!!

「なんで!私を置いていなくなったの!?なんで!私を置いて他のと暮らしているの!?なんで!なんで!あの日の約束を破ったの!?なんで!なんで!なんで!答えてよ!?ユウキ!!!」

「…………………………」

ティフィラが訴えている事はすぐ分かった…。

思い出すのは1000年前の魔神討伐に出かけた日。あの日、俺は他の奴らを巻き込みたくなくて、迷を掛けたくなくて、通信石も渡してあったし、それでいつでも話せるからと、そんな自己固定をして魔神討伐にいき、討伐した後、急に負い目をじて戻らなかった。通信石の反応を無視して森に逃げ込み、ひたすら森の魔を狩り盡くした。ティフィラと結んだ約束を無視して……。

『ティフィラがこの世界の人達を恨んでいてしくない。ティフィラがこの世界の人達を恨まない為にも、俺がティフィラに危害を加える奴らから守り、ティフィラの側にいて、ティフィラだけの味方になってやる』

確か、こんな約束をしたはず。

それを俺は忘れてティフィラを1人にしてしまった……。ティフィラは俺にまた會える日を待っていてくれていたのか…。きっと孤獨だっただろうに……。

「ひっぐ、うぅぅぅ、ぐすっ、ぐすっ、うぅぅぅ」

俺の元で泣いているティフィラは確かに化けみたいな強さを持っているけど、はただの一人ぼっちのの子だったのを忘れてた……………。

「なあ、ティフィラ。お前さえ良ければ俺達と一緒に暮らさないか?」

「ふぇ?」

「1000年前の罪滅ぼしって意味もあるかもしれないけど、今度はお前を1人にしないから」

俺はティフィラを小さな子供をあやすかのように優しく抱きしめ、頭を左手ででてやりながら提案というか、お願いをした。

「う、うん!!」

ティフィラは顔をに押しあてながら恥ずかしそうにしながらも元気な聲で答えてくれた。心なしか、俺を抱きしめる腕の強さが強くなった………よう…な……、って!

「いたたたたたっ!!!」

ティフィラの腕の強さがどんどん強くなってというかなりすぎて!かなり痛い!!から(ミシミシ)って聞こえる!?

「ティフィラ!ティフィラって!!力を弱めて!!いたたたたたっ!!!」

(プークスクスクス!!そんな甘い臺詞をはいた後としてはしまらねぇな!!)

うるせぇよ!!それよりこれを何とかしないと………!

「あ~~~!!!ご主人様に何抱きついているですか!?羨ま………ご主人様が痛がっていますから!は~な~れ~て~く~だ~さ~い~!!!」

守姫がかなりの馬鹿力でティフィラと俺を引き剝がしてくれた。

「ふぅ……」

守姫のおで助かった………!

「ユウキ~~!もっと~~!!」

ティフィラは守姫に羽い締めをされて手をバタバタさせてこっちに來ようとしてくる。

「はぁ、やっぱり、ティフィラは騒がしいな……」

「ちょっとあなた!ユウキの事をご主人様って!?どういう関係なの!?それに同じ銀髪って喧嘩を売ってるの!?」

「ご主人様は私のご主人様なんです~~!!あんな事やそんな事をした仲なんです~~!!後、銀髪を真似しているのは貴でしょー!!だから!喧嘩を売ってるのはそちらでしょー!!」

「キィーーー!!このは排除!!異論は認めません!!!」

「はっ!返り討ちにしてあげますよ!!!」

「やかましい!!!」

(ゴン!ゴン!)

「ユウキ~!には譲れない所が……!」

「いったいですよ~~!!ご主人様!!」

そんなやかましい奴らに呆れているとリリとルルがやかましい奴らを無視してやって來て、いきなり、

「………あの、私達、本當に私達なんかが師匠の弟子でよかったんですか?」

「………………、私達、弱いのに……」

リリとルルが落ち込んだ様子で馬鹿げた事を言い出した……。

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本當にエルガを出すタイミングが摑めないで困ってます!そろそろ出さないとエルガを出した意味が無くなってしまいますからね!!

次回はユウキ視點とルル視點になると思います。

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