《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》2-3.5テンプレ展開って
side トモキ
「うわーーー」
トモキは神と話していた異質な空間から上空に投げ出された。上空1,000メートルからの紐無しバンジージャンプは10數秒で終わりをつげ、トモキは地面に打ち付けられる。
「いってー」
神から恩恵ギフトを貰った際に強化をされていたので、大きな怪我はなかったが、痛みに悶えながら転がる。すると街道の片隅で馬車でトラブるになっているのが目にる。
「傭兵の分際で契約を破りますか? 誰か今すぐ助けなさい。私達を誰だと思ってますの、バレたらすぐに死罪ですわよ」
「アァ、そうだな。バレたらな、けどなぁ、ここには俺ら以外にいないけどな」
様子を見ると派手なドレスを著たお嬢様が、雇われたと思われる護衛に裏切られたらしい。トモキは溜め息を1つつくと、決意を固めたようにそちらを見る。
「恩恵ギフト発」
トモキは神からけ取った恩恵ギフトの弱化を使い、お嬢様を囲んでいる護衛の1番後ろにいる男の首を折りに行く。弱化の力はものすごくあっという間に1人を倒す。
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「なっ、誰だ……気のせいか、ってアルゴ誰にやられたんだ」
1人目が倒れる音を聞き周りの護衛達はあたりを見回す。
その隙をトモキが見逃すはずもなく、1人目の護衛から奪った剣で襲う殘る護衛を襲う。
「おい、ボブしっかりしろ。くそっ誰だ」
2人目をおぼつかない剣捌きで倒したトモキはその勢いのまま混に陥っている護衛を倒す。
「カールしっかりしろ、この野郎」
ABC殺人しちゃったよ。順番変わっちゃってたら後悔したかもなぁ。とトモキは考えながら最後の1人を資格から切り裂いていく。
「これで、最後っと」
トモキは護衛を倒し切ったことを確認して一息つく。
「あなた誰ですの」
助けたお嬢様が、トモキに尋ねる。
「えっと、トモキと言います」
「助けていただいてありがとうございます」
馬車の中からもう1人、また違った雰囲気をまとったお嬢様が丁寧に頭を下げる。
「まぁ、偶然通りかかったら、襲われてたし、助けた方がいいかと思って」
「先ほどは、ねえさまが失禮しました。お禮がしたいです、どうぞ乗ってください」
馬車に乗っているお嬢様は、トモキに聲をかける。
「そう、じゃあ、お言葉に甘えて」
トモキはそれじゃあと手を引かれて馬車に乗り込む。
「ユーリなんで、こんなやつなんかにお禮をするの?」
助けたお嬢様は気にらないようで、不満げな聲を上げる。
「ねえさま、助けていただいて、その態度はあんまりですよ」
「なぜ? 私達は王族よ、困っていたら助けるのは普通じゃなくて」
「もういいです、ねえさま。とりあえず王城に戻りましょう」
えっ、この子達いい分だと思ってたけど王族なのか。
トモキは目をパチクリさせ、顔を青ざめさせる。
「じゃあ、行きますよ、ねえさま、それにトモキさん」
いつの間にかユーリは前に行き馬車を引いていた。
馬車に揺られながらトモキは終始落ち著かない様子を見せる。そこに助けた方のお嬢様が聲をかける。
「ところでトモキさん、あなた何者ですか?」
「僕は冒険者ですよ」
トモキは、し揺しながら転生者であることを隠そうとする。
「トモキさん、ねえさまの前で噓は通じませんよ。ねえさまは魔眼持ちですから」
トモキのしの揺に気づいたユーリはトモキに忠告する。
「いいから、答えなさい。何かやましいことでもあるの?」
逃れられる気がしなかったトモキ、は大人しく転生者であることを溜め息をついて白狀する。
「僕は、違う世界で死んだ。それで神様? によってこの世界にさっき連れてこられたんだ。そしたら君たちが乗ってた、馬車が襲われていたから助けた」
トモキは恩恵ギフトについては隠しながら、今までの事を大まかに話す。
「ねえさま、トモキさんが言っていることは本當ですか?」
「噓……信じられないけど本當だわ」
「この事は他言無用にしてしいんだけど」
トモキは、大事にされるのは嫌なので口外しないようにお願いする。
「私は、絶対に言いませんよ。ただ後で、お願いがあるので、それを聞いてください」
「はぁ、私も言う気なんてありませんよ」
「そっか。よかった」
転生者だってバレて面倒ごとに巻き込まれる心配もなくなり、トモキは安堵の溜め息をつく。
「さぁ、そろそろ王都に著きますよ」
「著いたら、あんたあったことの説明しなさいよね」
「えっ、あっ、うん。分かったよ」
転生者である事は隠しておこう。そう決意したトモキは慣れない戦闘の疲れもあって馬車の中で眠りについた。
トモキ side out
side カンナ
コンコンと部屋のドアが叩かれ、カンナがカズヤの部屋にってくる。
「起きて、カズヤくん。そろそろ行くよ」
「んん、今行く」
カズヤは布団にくるまりながら、そう返事をする。
「許可もらえたんだし、早く行こうよ」
王様に社會勉強もかねて旅をしたいと頼んでいたカンナは、無事に許可をもらいカズヤを起こしに來ていた。布団から這い出て著替えたカズヤはカンナの後を追う。食堂の前をカンナが素通りしたところでカズヤはカンナに話しかける。
「待て、飯を食わせろ」
「朝ご飯は待ってくれても、ユウトさんは、待ってくれないんだから、早く」
「分かったよ」
カズヤは溜め息を1つつくと、先を行くカンナを追う。
ユウトさん待っててね、すぐにそっちに行くから……
カンナ side out
【書籍化】悪喰の最強賢者 ~兄のせいで『加護なしの無能は出て行け!』と実家を追放されたけど、最強の力が覚醒したので無雙します。危険度SSランクの魔物なら、僕が食べ盡くしましたよ?~
「無駄飯ぐらいの役立たずが! おまえにはこの家から出て行ってもらう!!」 神官を買収した兄のせいで、加護なしだと認定されたディオは、體裁を取り繕うことしか頭にない父によって実家を追放されてしまう。 ところが、工作がばれることを恐れた兄に突き落とされたダンジョンの底で、最強の加護が覚醒する。 SSランクの魔物の能力を100體分手に入れ、難なく地上に戻ってこられたので、とりあえず実家に戻って兄の顔でも見てみようか? 僕の追放を撤回し、今度は兄を追い出そうとする父。 泣きながら縋り付いてくる兄。 しかし、親子そろってゴマをすってきてももう遅い。 「哀れだな、兄さん。それから父さん、出ていくのはあなたもですよ」 「へ?」 これは、全てを失い奈落の底まで落とされた少年が、最強の力で成り上がっていく物語。 【※ハイファンランキング日間1位、週間1位ありがとうございます!】
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