《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》2-7旅立ち
「ユウくん、ユウくん起きて」
「後五分でいいからさ、寢かせくれ。なんなら一緒に寢よう。」
この間まで怠惰な生活をしてたし、昨日の夜は魔道の実験してたから、眠くて仕方がない。
「なっ、な、なんでそうなるの?」
「なんか俺言ったっけ?」
眠くて、眠くて頭が回らない。あと3時間は絶対に寢たい
「ユウくんのバカァァ」
ちょっ、やめ、やめろ。殆ど寢てないやつがけていいダメージじゃない
「痛い、重い、毆るな、布団を剝ぐな、カーテンを開けるな」
「お、重いって…重いって言うなー!」
あっ、駄目だこれ。確実に気絶かな…
*****
「…さま、…じんさま、ご主人さまってば大丈夫なのですか?」
「知ってる天井だ…どうしたんだい、ミア?」
「ご主人は、1時間ほど気絶してたです。だから心配だったんです。」
「そ、そっか」
思い出した、マイカにの子に言ってはいけない臺詞を寢ぼけて、言っちゃったんだ
「まあ、大丈夫だよ。そろそろ隣の國、ゾルバニア連合に行くかな」
マイカにどう謝ろう、國を出て他の國に行くときは手続きが多いし、列が長くなりがちだから、長時間待たなきゃいけない。その間ずっと沈黙は、気不味いよな…
「はぁ、憂鬱だ」
「ご主人、マイカさんはベランダにいるです。仲直りしたほうがいいと思うです。」
「だよな。胃が痛いけど、行ってくるよ」
*****
「あのー、マイカさん。ちょっとー」
「なに、ユウくん?重い私に何か用?」
やばい、超怒ってる。ご機嫌を取れる気がしない。ミアさんや、期待に満ちた瞳で俺を見つめられても、この狀況は打破できませんよ
「怒ってるよね、重いって言ったこと」
「まさか、怒るわけないでしょ〜」
この笑顔知ってるー、滅茶苦茶怒ってる時のだー…
おわった…
なんとか機嫌を直してもらわないと
「なぁ、マイカ。ソルバニアに著いたらさ、観とかしないか?俺の奢りで、しいものとかたくさん買ってやるぞ」
「ユウくん、私がで釣れると思った?」
ダッ、ダメかー
仕方ない、こうなったらヤケクソだ
「とりあえず、機嫌を直してくれませんかね。ここから國境越えてソルバニアに著くまで待機列で2時間以上待たされるのに、そんなに機嫌が悪いと気不味いじゃないですか」
「はぁ、呆れた。いい?ユウくん、ソルバニアに著いたら一週間毎日私とデートね。もちろん全部ユウくんの奢りで、私の言うことはなんでも聞いて、プランも全部ユウくんが考えること。」
ちょっ、それって…
「いい?それとも冷戦狀態が希?」
「分かりました。完璧にエスコートして、全力で楽しませて見せましょう。」
「分かればよろしい。」
あまりの気迫に頷いちゃったけど、これ実質1週間は人権は剝奪されるし、気分を害したら一発アウトじゃねえか。憂鬱だ…そういえば、マイカを怒らせるたびに発行してきた何でも言う事聞く券もかなり持ってたよな。
いやよく考えろ、マイカはだ。と1週間デートできると思えば」
「びっ、。えへっ、エヘヘヘヘ」
「ちょっ、マイカどうした、しっかりしろ、おーい、聞こえてるか?」
「ご主人、ゴホン『よく考えろ、マイカはだ。と1週間デートできると思えば』です。」
聲に出てたのか、そこから?ヤバイ死にたい、死にたいよー、死にたい。ほんと何言ってんだろ俺。
「ご主人、機嫌は直ったです。グッジョブです。」
グッジョブじゃないよ、こっちは死にたくなったよ。というか現在進行形で死にたいよ
「ユウトさん、今日は出発予定日ですよ、迎えにきました…何があったんですか!?」
「エリさん?どうしたんですか?ご主人とマイカさんは々あって神的に不安定なのです。」
「えへへ、エヘヘヘヘ、。えへへ、エヘヘヘヘ」
「何言ってんだろ、俺。死にたい、死にたい、死にたいよー。一思いに殺してくれ」
「本當に何があったんですか?」
「それは、眠い、重い、毆る、気絶、気不味い、デート、、えへへ、死にたい、なのです。」
「よく分からないけど、混沌とした狀況だということだけは分かりました。」
「分かってくれて、良かったです。」
「とりあえず、あの2人を連れて國境の所まで行きましょうか」
「それがいいです。」
「ほら、ユウトさん、マイカさん行きますよ」
「あれ、エリさん來てたの?」
「ユウくんに手を出したら許さない」
「はい、はい。ゾルバニアに行くんじゃなかったの?」
「そうだった、急ぐぞ、今からならまだ間に合う。」
「準備はできてるよ〜」
「んじゃ、行きますか」
「は〜い〜」
「分かりました。」
「行くです。」
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