《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》4-4子會って怖そうだよな

「おっはよ〜、ユウ君。ってもう行くの?」

「あぁ、馬車借りてきて、今寢てる3人回収してからだけどな。」

「そっか〜、いってらっしゃい。」

「あぁ、行ってくる。料理とか教えてもらっときな。」

「そうだね〜、する事ないし教わっておくよ〜。楽しみにしててね、帰ってきたら真っ先に食べさせてあげるから〜。」

「せめて食えるものを作ってくれ。」

昔、手作りクッキーをバレンタインに貰って一緒に公園で食べたら翌日から俺は3日、マイカは1週間學校を調不良で休んだからな。マイカの料理の腕があがっている事を祈るしか無いか。

*****

馬車を借りるのは大して高くなかったんだけど、誰も馬を引けないから者雇わなきゃなんだけど、高いんだよな。

「まぁ、仕方ない。必要出費だ。腕が良さそうな人を雇うか。」

とりあえず、腕が良さそうな人を3人雇っておいた。代制にすれば休憩を挾みながらでも進み続けられるからな。

「これからしばらくよろしく頼む。」

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そこそこの距離だと思っていた、屋敷までも馬車に乗ってしまえば數分もかからずに戻って來れた。往復で1時間半くらいかかると思っていたが、1時間くらいで戻って來れた。

「ここで止めて下さい。連れを呼んでくるので。」

「あら、ご主人もう出掛けて行ったのではないんですか?」

「他の3人はぐっすり寢てたから起こすのもなんだし、って思って先に馬車借りに行って戻ってきた。今から3人を回収する所だ。」

3人とも遅くまで起きてたのは知ってる。イチャイチャしてたからだってことも知ってる。

「そうだったんですか、じゃあ3人を起こしてきますね。」

イチャイチャしてるの見られてたと思ったのかは知らないけど、ニカは俺と顔を合わせないように屋敷の中に戻って行ってしまった。

「まぁ、仕方ないと言えば仕方ないか。しかし暇だな。」

あいつらどうせなかなか起きないだろうし、コーヒーでも飲んでくるか。屋敷の臺所ってニカ、ミーシャ、ミアちゃん連れてきた時に軽く見たことあるだけでるのは初めてだな。

「あれ、ご主人なんで...著替えてきます。」

「ちょっ、ミーシャ待って。コーヒーってどこにあるんだ?」

「著替えてくるから、お湯を沸かしておいて。コーヒーれてあげるから。」

寢間著姿だったミーシャは部屋に著替えに戻ったし、お湯が沸くまで特にすることもないし、起こしに行くと胃が痛くなりそうだし、なにしようかな。

「おはよう、ユウトさん。」

「あれ、ユウコさんおはよう。眠くないの?」

遅くまで起きてたし、まだ7時くらいだから寢ててもおかしくないと思うんだけど。

「ニカが起こしにきたし、この間まで學生だったんですよ。この時間に起きたら遅刻ですよ。」

子は準備とか長いもんな、俺が起きるのは7時半ぐらいだったけど、マイカとか毎日5時過ぎには起きてるとか言ってた気がする。

「そっか、じゃあトモキも起きたの?」

「まだ起きてませなかったので、コーヒーでも飲んでから起こしに行きますよ。」

「コーヒー待機の人増えてる。お湯も沸いてるみたいだし、れてきますね。」

ミーシャは著替えてくるのが子にしてはかなり早かったな。化粧とかしてくる訳じゃなくてただ著替えてくるだけだったからか?まぁ、いいや。それはそうと、話題がつきたし気まずいな。

「そっ、そういえばマイカさんとは馴染なんですよね。」

「そうだな。こっちに來る前は朝起こしに來て貰ったりもしたな。」

「元々高校2年生でしたよね、べったりされてたんですね。」

「うーん、まぁそうだな。」

俺もなんだかんだで々マイカに任せてたし、べったりだったのは俺かもしれないが。

「ご主人にユウコさん、コーヒー出來たよー。」

「ありがとな。ところで、ミーシャはなに飲んでるんだ?」

「ココアですよ。朝はココアを飲んで甘いの補給しないとやってられないからね。」

「ニカさ〜ん朝ご飯まだ〜?ってユウ君あの3人まだこないの?」

來ないんだよな。俺もっと寢てても大丈夫だったじゃんか、後1時間くらい余裕で寢れたぞ。

「來る気配がないから、コーヒーを飲みながらのんびり待ってるんだよ。」

「お待たせしました、師匠。」

「そっか〜。私ものんびりしよっかな〜。」

「悪い、ユウト、寢坊した。」

「つい、いつもの癖で二度寢してた。」

「のんびりするのは朝ご飯ができるまでになりそうだな。とりあえず全員そろったし行ってくる。」

「うん、いってらっしゃい。」

*****

「馬車ってもっと安定しないイメージだったんだけど割と快適だな。」

お前らが呑気に寢てる間に俺が良いやつ借りて來たからな。

「ところで、師匠とマイカさんは本當に結婚してないんですか?」

「確かに、朝の下りとか普通に夫婦みたいだったな。」

馴染ってだけだ。特に何かがある訳じゃないぞ、お前らみたいに。」

俺らは、健全だから。元の世界にいた時にマイカが俺のベットに潛り込んだりして來たけど、何もなかったし。

「俺らの話は良いんだよ。」

「掘り下げても全然良いんだぜ。」

「僕としては遠慮させていただきたいんだけども、2人が喋りたいなら聞き手に回るけどさ。」

「特に喋ることでもないだろ、子會じゃあるまいし。」

「俺としては屋敷で行なわれる子會が怖いんだけど。」

「僕たちがいない所でなにを喋られてるのかは確かに怖いですね。」

「確かに愚癡り合いとかしてそうで怖いな。」

參加者はマイカ、エリさん、ミアちゃん、ニカ、ミーシャ、ユウコさんに領主さんか。ミアちゃんはすぐ寢るだろうけど、その後惚気大會とか始めそうだな。ミーシャ...哀れだな。

「今回のメンツは、なに言ってるか分からんし本當に怖そうだな。」

子會のことは忘れようぜ、長い旅路が憂鬱になる。」

「それもそうだな。」

「そうだね。」

「僕もそう思います。」

もう子會とか怖すぎるし本當に考えないように思考回路の片隅にすらおかないように気をつけよう、旅の途中なに言われてるか心配しながらは楽しくないだろうし。

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