《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》4-5男はどこの世界でも大変わらない
「しかし、馬車に乗るってのは思いの外退屈だね。」
確かに、これといってすることがある訳でもないしな。
「なぁ、ユウトお前なんか面白いものないか、トランプみたいに盛り上がるやつないか?」
「師匠はお面白いものをたくさん知ってますから、他に何かありそうですけど。」
…そういえば、某ロボットのプラモデルがカバンの中にれてたような気がしないでもないな。探してみるか。
「無限倉庫ストレージボックスに直接れろよ、なんでカバンごとれてるんだ?」
「元の世界から持ってきたをカバンの中にれてまとめてるんだよ。」
「元の世界?なんだそれ。」
そういえばこいつらに異世界から召喚されたってことを言ってなかったんだった。
「言ってなかったから知らないと思うけど、俺とマイカは異世界から召喚されたんだよ。それも勇者として、けどまぁ報酬が味しいって訳でもないからスローライフを目標にのんびり過ごしてるんだ。」
「師匠は勇者なんですか。」
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自分のステータスカードの自分で設定できる稱號リストには勇者ってのは無かったし、まだ正式に勇者ってなる前に逃げ出したっぽいんだよな。
「勇者ではないんだよなぁ。なんて言ったらいいんだろう。」
「元勇者候補とかどうだ。」
殘念をじるな、なんか勇者のり損ねみたいだ。
「あぁ、もうそれでいいよ。」
「ところでユウト、カバンを出したってことは何か面白いものでもあるのを思い出したの?」
あぁ、そうだ、カバンの中にあるかもしれないプラモを探そうと思ってたんだ。ゲームとかでもいいんだけど酔いそうだし。
「ちょっと待って多分あるから。これじゃないだろ、これでもないし。」
「々と知らないものが、さすが師匠。」
「後でこの辺のの使い方を教えてくれ売れる商品になる気がする。」
売れそうなものを探しに行くんだよな、戻って商品になりそうなものは俺のカバンの中の複製だけでしたとかやめてくれよ。
「師匠この変わった形のものなんですか?」
「このカバンで學校行ってたんだよね、授業ける気あったの?」
「探し中に荷の話をするなよ。いや、いいや、今出てるものの説明する。」
この調子で探せばもうすぐ見つかりそうなものなんだけど、後ろがうるさいし。
「んじゃぁ、まずこれな。」
「変な形のやつですね。ブーメランの進化したものですか?」
ブーメランか、その発想はなかったな。
「エアガンっていう、元の世界にある武をモデルにしたおもちゃな。」
「ミレナが、同じようなのを持ってたな。」
まぁ、改造して武にならないかみたいな話をしたら改造したいって言うから一つ渡したしな。
「使い方は、こっちをスライドして、引き金を引くだけだ。こんなじでな。」
そこそこの値段で買ったものとしては十分な威力で、試し打ち用の薄い木の板を1枚貫通した。これくらいの威力だからこそ改造すれば遠距離からのアシストもしやすくなる武になると思う。
「魔法が使えないような人でも一定の威力を出せるのがすごいですね。」
普通は魔法でも使ったかって聞かれると思うんだけど、領主さんも自分で撃つまで信じなかったのに。
「なんでオルト君は魔法を使ってないってわかったの?」
「トモキさん。これでも僕は魔法を知する力がありますから。まぁ、魔力の流れまでは分かりませんが。」
弟子は弟子でかなりの、チートでした。要するに、魔法で襲撃されたら分かるのか。普通に強くないか。
「発した魔法の詳細とかもわかったりするのか?」
「そこまでは分かりませんよ。」
だよな、そんなに強力だったら俺なんかの弟子にならないだろうし。
「分かるのはせいぜい使われた魔法の屬くらいですよ。」
「十分チートじゃねーか。」
「どうしたユウト、近年まれに見るような揺っぷりだな。」
「そりゃ揺するだろ。ってか大人しかったけど何してたんだ。」
「いや、これはなんだろうって思ってな。」
ラピスは俺が探していた、某ロボットプラモを持っていた。おかしいな、さっき見つからなかったのに。
「これって、限定生産版の超レアなやつじゃん。」
「運よく買えたから作ろうと思ってれておいたんだけど、學校じゃ作業出來なくねってなってれっぱにしてたんだと思う。」
學校で作業すると邪魔もりそうだし、家だとマイカに勉強教えてたり、暇なマイカの相手をしたりして作れるのは結局作れる時間は深夜だけだったから手が回らなかったんだよな。
「道もあるし、みんなで作ろうぜ。」
「それは良いかもね。でも説明書が1つしか無いし。」
「説明書のコピーなら俺できるぞ。」
「マジか、ラピスもたまには役に立つな。一応コピー用の紙これな。」
「たまにってなんだよ。じゃ使うか、コピー発。」
「じゃあ、誰がどのパーツ作るか決めようぜ。」
頭は組み立ててあるから、腕と足と腰とになるのか。
「僕はで良いかな?」
「俺は腕がいいな。」
「俺が足を作るな。」
「僕は余った腰を作ります。」
「ロボットってカッコいいよな、パーツが合とか変形とかロマンがあるよな。」
「こういうのは男心をくすぐるなぁ。」
「こんなじのを商品として出してみたら売れそうじゃないか、ラピス?」
確かに小さい男の子はまず間違いなくこういうのをしがるだろうし、お父さんの方もハマるだろうな。売れそうな気はするな。
「子供向けの簡単に作れて遊べる用の安いものと、大人向けの作るのもそこそこ時間がかかって、細部まで凝ってる飾る用のとかか?」
「それ、かなり売れそうだな。」
男ってのはいくつになっても子供っぽいところがある気がするしな。ロマンがあるものが好きだったりするのは男の方が多い気がするし。
「こういうのって割と作ってる時が楽しかったりするね。」
作った後は、飾るだけってことの方が多いよな。場所を取るけれども飾っておきたかったりするんだよなぁ。元の世界で見た番組で夫のプラモ捨てるのとかあったけど酷いよな。趣味くらい楽しませてやってもいいのに。まぁ、場所を取るのも理解し難いのもを分かるんだけどね。
「おし、完したぞ。」
「こっちも出來たよ。」
「こっちも出來ました。」
「じゃあ、パーツを合させて完させるか。」
「これをこっちに、そっちをこことか。」
「限定生産版ってだけあってやっぱすごいな。」
「かっけーな。これに乗って戦って見たいもんだ。」
やっぱりどんな世界でも男ってのは同じようなことを考えるんだな。
星の降る街
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