《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》4-5.5子會はだらだらと進む

side マイカ

「今日は料理教えてよ、ニカ。今日も家事手伝うからさ。」

「いいですよ、マイカは昨日も手伝ってくれましたから。」

さて、私の料理をなんとかして食べても大丈夫なように改善していくべく頑張るか〜。

「そういえば他の皆さんはどこに行ったんですか?」

「確かね〜、ミアとエリは散歩に行くって言ってたから食べ歩きでもしてるんじゃないかな〜。ユウコとミレナはユウコの服を探しに行くって言ってたよ〜。」

「ミーシャはどこにいるんでしょうか?まだ仕事は終わってないんですけど。」

ミーシャは出かけないって言ってたしうちにいるんじゃないかな。日にあたるところとかでお晝寢してそうだな〜。

「ある場所に心當たりがあるからそこ見てくるね〜。」

「お願いします。私は作るものの準備をしてますね。」

さてと、ユウくんが屋敷に最初に來た時に見つけたお晝寢スポットにあると思うんだよな〜。あそこは丁度木れ日が當たる場所であそこに行ったら寢ちゃうんだよな〜。さて、ミーシャはいるかな?

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「お〜い、ミーシャ何してるの?ニカが呼んでるよ〜。」

「ミャー」

「ミーシャ、さっき貓みたいな鳴き聲聞こえたよね〜?何を隠してるの〜?」

「なっ、何も隠してないよ。ニカが呼んでるんだっけ、一緒に戻ろ。」

屋敷を囲っている塀に、が開いていてそこから、貓の尾が見えた。貓とかって野良だとしても可くて構っちゃうのは分かるな〜。後でユウくんに飼ってもいいか確認しておいてあげよ。ミーシャの気持ちもわかるしね〜。

「マイカ、始めますよ。まずはクッキーのリベンジからでいいですね。私の言う通りに作ればなんとか食べられるものは作れますからね。」

多分、失敗した原因はユウくんが好きなもの全部れたからなんだろうけどね〜。これでまた失敗だったらどうしようかな。

「まずは材料を順番に混ぜていきますよ。」

「ここは知ってるよ。混ぜるのって思いの外力使うよね〜。」

ここまでは正しかったんだよ。きっと間違ってたのはここから。

「何かれたいものがあったらこの後にれますよ。何かありますか?」

「スイカとか、みかんとかあとはね〜。」

「分かりました。今日は普通のを作りましょう。フルーツをれたいならドライフルーツとかにしてください。水分が多いと生地がダメになりますから。」

「むぅ、分かった〜。」

「じゃあ生地を棒狀にして冷蔵庫の中で寢かせてください。」

「どれくらい寢かしておくの?」

「明日まで寢かせておくのがベストなんですが。」

「分かった、待つよ。まだご飯の準備するには早いだろうしなんか喋ろうよ〜。」

「まぁ、そうですね。夜に話すことじゃないことにしましょう。同じ話は何度も聞きたくないですし。」

そうだな〜、夜は惚気てもいいんだし、今はその逆でもしようかな。

「不満ってあったりする〜?」

「そうですね、オルトさんは良い人なんですけど、もうし私に甘えてしいです。1人でなんでも抱え込んでるみたいで。」

「オルトくんもそうなんだ〜。」

「というと、ご主人も?」

馴染ってのもあって仲はいいんだけどさ〜、なんだかいまいちな距離なんだよ〜。私と一緒に寢たって手を出す気配は無いし〜、本當に大変なことは私に緒で1人でやってて、大切にされてるんだけどなんていうかな〜。」

「優しくて、私たちのことを大切に思ってくれてるのは良いんですけど、もっと私たちを頼ってしいですよね。」

「そう、そう。」

お互いに不満を言い合ったら、もっとニカと仲良くなれた気がする〜。同じような狀況ってのもあるんだろうけども。

*****

「さて、今日もやるよ〜話。」

「次は誰がやるんでしょうか?」

「私がやっても良いですか?皆さんのに比べたら大したこともないと思いますので。」

ユウコさんが今日は話してくれるのか〜。他のみんなに比べて大したことないって言ってたけど、そんなことはないと思うな〜。

「元々、私とトモキさんはこの世界の人じゃないんですよ。元の世界で私は事故に巻き込まれかけて、あとしで死んでしまうところだったんです。そこに現れたトモキさんは、見ず知らずの私のために事故に自分が巻き込まれて、この世界に來たらしいです。」

「なんかすごいね。」

「大したことないって噓だよね。」

やっぱり、こうなるよね〜。

「ユウコさんは大丈夫だったの?」

「えぇ、まぁ。私はトモキさんに助けられて助かり、しばらく元の世界で過ごすんですが、また事故に巻き込まれてしまいます。」

よく考えたら、怖いくらいに事故にあってるよね。運が悪いで片付けるのは…まぁ、単なる偶然だろうけどね〜。

「それで、気づいたら私はこの世界のトモキさんの上空に、トモキさんを下敷きにして私はこの世界に來たわけです。その後はトモキさんの屋敷でトモキさんとのんびりしていたら、災厄竜討伐に行くことになって、それから今に至るの。」

「なんだか壯大だね。僕の話はこの後にしたくないなぁ。」

「明日からの順番はミーシャ、ニカ、ミレナ、私でいいかな〜?」

「なんで明日は私、そういうの本當にないから。」

「じゃあ、ミーシャは明日からも聞き専でいいよね〜。」

「もちろん、聞くだけならいつまでだって聞けるよ。」

「分かりました、じゃあ惚気たい人はミーシャに惚気ましょう。ミーシャは聞くだけならいつまでだって聞けるらしいので。」

ニカ、普段仕事をあんまりしないミーシャにここでそんな事を…恐ろしい〜。

「惚気を獨りに聞かせ続けるとか、聞かされる方には拷問じゃん。」

「今更気付いたんですか。でも、いくらでも聞けるって言ったじゃないですか。いいですよ、遠慮しなくて、明日は私の話を聞いてくださいよ。」

「結局のところ、明日はニカ、明後日が、ミレナ、最後は、マイカだね。」

私が最後か〜、やっぱり出會ったところから沢山話そ〜。まぁ、まずは明日のニカの話だけどね。ミレナの話もあるし。ニカにはどんなエピソードがあるんだろ〜。

「じゃあ、そろそろ寢ましょう。」

「そうですね。おやすみなさい。」

「おやすみ〜。」

「おやすみなさい。」

「えっ、みんな、ちょっと。」

「おやすみなさーい。」

マイカ side out

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