《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》4-6盜賊≒お小遣い?

「ここ最近、驚くほどに平和だな。」

「護衛もつけないでこの豪華な馬車に乗ってて襲われないのはし、おかしいですよ。」

そういうこと言うなよ、フラグになったらどうするんだよ。

「確かにそうだね。僕がこっちにきて最初に目にしたのは、盜賊が馬車を襲ってるところだったしね。」

「どんな狀況だよ、真っ先に目にするものが盜賊に襲われてるところって。」

そういえば、そんなことを言ってた気がするな。確か姫を助けたんだっけ。

「そういや、トモキも異世界から來たんだったな。」

「そうだよ。それで召喚されたら、襲われてるところで助けたら、姫さまたちだったんだよ。」

「なんというか、おとぎ話みたいですね。」

それは、助けて結婚しました。で終わるし、盛り上がりがなさすぎだろ。

「結婚してないし、それくらいでお姫様達は好意を寄せたりしないよ。」

いや、トモキさんは、助けただけでユウコさんに好かれてるよね。

「また話がずれた、盜賊の話してたんだろ。」

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「そうだったな。で、この馬車が襲われないのは変だって話じゃなかったか?」

「そうだったね。まぁ、襲われるよりは何もない方がいいよ。」

俺は一応右腕がないわけだし、襲われても対応はできるが、面倒だし、戦う時にバランス取るの大変だから、何事をない方がいいか。

「森の中から魔法がきます。屬は火屬だと思います。」

フラグ回収までが早すぎない?

「リフレクト、発。」

俺はとりあえず、あのデュラハンさえを倒した俺的強力魔法のリフレクトを発しておく。

「なんでもありですね、師匠は。」

「相変わらずのぶっ壊れスペックだな。」

「僕もリフレクトは使えるけど、完全反はできないな。すごいよ。」

あれ?リフレクトって完全反魔法じゃないの?マイカも、俺も、魔法を完全反できたし、そういうものだと思ってたけど。

「まだ盜賊は、かなりいるんだけど、どうする?が鈍ってるからかしてきた方がいいと思うけど。」

「盜賊なら手配書出てるだろうから、全員捕らえに行くだろ。」

マジか、盜賊って金になるんだ。今度から暇つぶしに捕らえに行くか。

「師匠が、すごいゲスな顔してます。」

おっと、すまんすまん。じゃあ、オルトの実力を見せてもらいながら、俺もお小遣い稼ぎをしよう。

「まとめて捕まえて、小遣い稼ぎをしようぜ。50人くらいいるから、そこそこな金にはなると思うぞ。」

「お小遣い稼ぎかー、お金はまだあるんだけど、魔導書とか買えないから僕もやるか。」

「オルトは実力をここで見せてくれ。ラピスは…。」

「言っとくが商人は盜賊に襲われるリスクが高いからある程度は魔法使えるからな。」

「じゃあ誰が1番稼げるか、スタート。」

さて、まずはその辺にいるのを大人しくさせるか。

「重力魔法グラヴィティ発。」

「なっ、が。」

「立ってるのすらきつい。」

「うっ、けない。」

*****

「盜賊捕まえ終わったし報告會といこうよ。」

「いいな、ここに懸賞金のリストがあるから、誰が1番稼いだかで競おうぜ。」

「いいですね、量では負けててもお金になればいいってことで僕にも勝ち目はあります。」

ちなみに、俺は15人、オルトが11人、ラピスは意外にも10人、トモキさんが18人捕まえてたりする。

「1番高いやつは、15金貨もするらしいですよ。」

1人で150萬くらいってすごいな。

「トモキさんが高い人たちを半分くらい捕まえているので、まず間違いなくトップですね。」

あれ?これってもしかして、言い出しっぺが負ける法則に當てはまるんじゃね。

「次に多いのは、ラピスさん、そして僕、最後が師匠ですね。」

やっぱりか畜生、金になりそうなやつのリスト見ながら重力魔法グラヴィティ撃てば良かった。

「なんかすいません、師匠。」

「いや、気にしなくていいんだ。俺の運が悪かったんだ。本當に、気にしないでくれ。」

「ラピスくん、意外だねー。商人ってこんなに強いんだ。僕、初めて知ったよ。」

そういえば、ラピスは2番目だもんな。お小遣い、羨ましい。とはいえ、10金貨くらいは手にるんだけどな。

「いや、多分、普通はもうし弱いかと思う。俺は元々冒険者になるつもりでいたから、毎日魔法やら剣やらの練習をしてたんだが、親父が調くずしたから商人やってるんだよ。そこそこな商會の長男だし、いつかはそうなるって分かってたんだけどな。」

「ところで、トモキさんはどうやって倒したんだ?ラピスとオルトは剣と魔法、俺は魔法だけなんだけど。」

「えっとね、存在を薄くして、背後から近づいて、力を奪ってあとは棒とかで首のあたりを毆るんだ。軽くね、軽くじゃないと死んじゃうから。」

固有能力と恩恵使ってるとかずるい、俺のも便利だけど完璧に戦闘向きかっていうとそうでもないし。

「なんかすげーな。」

「レベルが違いますね。」

「それはそうとかの盜賊たちどうするんだ?」

「もうすぐ、目的の國、カルドクルシュに著くからそこのギルドで金に変える。それまでは引きずるしかないな。」

「そうか。」

「とりあえず、向こうに著いたら観したいですね。」

「俺の義手を作ってもらったらな。」

一応、義手を作るのが1番の目的だからさ、そこはねぇ。

「俺は、々と街で売ってるものを見て見たい。」

「僕は、とりあえず國王のところに顔を出しに行きたいんだけど。」

「じゃあ、さっさと作ってもらうか。なんなら出來上がるまでの間に回りたいな。」

「集合場所は僕の屋敷でいいよね。詳しくは著いてから説明するよ。」

「ここからは任せた。」

「よろしく頼むぞ。」

「よろしくお願いします。」

「ああ、見えた。あそこがカルドクルシュ王國か。」

とりあえずは、義手作ってもらっちゃいますか。

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