《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》4-7.5のんびりした日々

side マイカ

「ふぅ、暇だね〜。」

「お茶を飲みながらのんびりというのも悪くはないんだけどね。頭とか、とかをかさないと退屈にじるものね。ちょっとでもかしに行く?」

「ん、いいよ〜。」

最近いてないから重とかも心配だな〜。ここ最近なんて、食べて、喋っての繰り返しだし。

「じゃあ、走りに行こうか。」

「そうだね〜。」

「いってらっしゃい、マイカ、ユウコ。」

「行ってきま〜す。」

「行ってきます。」

*****

「ただ走るだけでもかなり力消費するね〜。」

「確かに昔よりは力が落ちたかもしれないわね。」

「やっぱりか〜。元の世界でも帰宅部だったし力が更に落ちてる。このままじゃ重計に乗れないよ〜。」

「この世界に重計なんて恐ろしいものはないわよ。こっちに來てからはく量が減った気がするわ。これくらいの距離なら息切れしないで、もっと速く走れた気がするのに。」

息切れしないくらいなら、なんとかだけどもっと速くは無理だよ〜。

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「向こうではなんかやってたりしたの〜?」

「私はバトミントンだったから毎日これくらいは走らされてたわよ。今となっては息切れしちゃうけどね。」

「私、本當にここ最近重を測れないことをいいことに放置しすぎてた〜。絶対重くなってるよ〜。」

「気付いたら、何かしら食べてるからよ。私もこの屋敷に來てからはそうだけどね。」

「ニカの料理は味しいし、男子がいないから気にしないで食べちゃうしね〜。」

「しばらくは走ったりして重を減らさないと、後々大変な事になりそうで怖いわね。」

重計があったら自分の重とか見てなんとかしようと思えるんだけど、乗るのっていつも怖いんだよな〜。

*****

「今日はミレナよ。」

「うぅ、人にこういうの言うのって恥ずかしいなぁ。」

「いいから、早く言っちゃいなよ〜。」

「はぁ、よし。僕とラピスは、ラピスが商談でこの屋敷にやってくるときにあったんだよ。」

私が風邪引いてるのに、ユウくんは商談でいなくなっちゃった日のことか〜。

「それで、まぁ愚癡を聞いてもらったりしてたんだよ。しっかり聞いてくれるし、話も合わせてくれるしで、話し相手として気にってたんだよね。」

「トランプとかもやったりしたよねー。」

「うぅ、第1回ダウト大會の嫌な思い出が脳裏をよぎりました。」

後でユウくんに聞かなくちゃ。病人の私を置いて商談という名目で遊んでた事についてね〜。

「第1回ダウト大會のことはおいといてね、その後しばらくラピスに商會の方を手伝ってもらったんだけどね、意外な事にすごい優秀だったんだよ。」

「それで、その時だけおやつ時くらいには仕事を終わらせてここに來てたんですね。」

「サボってるのかと思ったよー。ラピスさんと一緒に。」

「さすがに僕も仕事はしないとうちのメイドに怒られるからね。」

「あなたたち、話の軸がずれてるわよ。」

「そうだったね。まぁ、それからミアと遊んであげたりしてる姿とかそういうのを見てね、僕が隣にいたいなぁって思ったんだよ。」

「あとは、うまく進んでいったのね。」

「そうだね。ラピスも最初は驚いたりしてて可かったけど、今じゃ割と積極的だったりするし。」

みんな幸せそうなんだけど〜。私とユウくんって知り合ってからは1番長いのになんで進展がないのさ〜。もっと積極的にアピールしないと気付かないのかな〜。

「明日は楽しみだね。自分のが終わると恥ずかしくなるけど、肩の荷が降りるね。」

「明日は言い出しっぺですしきっとすごい話が聞けますよ。」

「ユウコもミレナもあんまりプレッシャーを與えたらかわいそうでしょ。」

「ごめん、ごめん。」

「そうね、ごめん。」

「もう、寢る〜。おやすみ〜。」

*****

「ねぇ、トランプでもしない?」

「みなさんのんびりしてますし、忙しいじでもないので、みなさんをってやりましょう。」

「そうね。みんな、トランプでもしない?」

「トランプは楽しいです。やりたいです。」

「私もやりますよ。」

「ダウトとかはやめてよー。」

「いいけど、なんでトランプ?」

「昨日の夜の話に出てきたじゃない。だからよ。」

確かに、やりたくなるよね〜。

「ババ抜きでいいかしら。ルールも説明するけど。」

「よくわからないけど楽しいならいいよー。」

「一どんなゲームなんです?」

「ざっくり説明するとカードを全員に均等に配って、それぞれ手札から同數字2枚のペアを捨てる。最初の人が、隣の人の手札から1枚を見ないで取ったら、手札に同數字のペアができたら、その2枚を捨てる。手札を取った人が今度は逆の隣の人に手札を1枚取られる。これを繰り返していき、手札がなくなった人からあがり。最後まで殘った人が負けみたいなルールよ。」

「トランプは54枚ですから、ジョーカーを一枚抜いてババ抜きってことですか。」

「そうなるわ。54枚から1枚だけ抜いて終わるまで何がババだったのかわからないみたいのもあるわよ。」

さて、私も頑張るぞ〜。なんとかビリだけは回避しなくちゃな〜。

「じゃあ、ユウコが最初でいいよね。」

「いいけど。」

「いいわよ。」

「構わないです。」

「いいですよ。」

「いいよ〜。」

「いいよー。」

やっぱり7人とかだと手札もないし早く終わりそうだな〜。ってもうみんな4枚とか3枚くらいだし。

「これかしら。うーん、揃わないわね。」

「こーれっ。やったー揃ったー。」

「これです。揃いましたです。」

「むっ、これだ。うぅー。」

「これかな。揃わないね。」

「これ〜、揃わないや〜。」

「あえてこっちよ。なぁぁ、揃わない。」

なかなか揃わないな〜。やっぱり7人って多いからカードを反対の人が持ってたりすると本當に來ないしな〜。

*****

「沢山勝ったです。楽しいです。」

「ミアの強さはすごいわね。」

「ドボンで無雙してたから、トランプ系はミレナの獨壇場かと思ってたのに、意外ですよ。」

「トランプは、なんでこうも私にトラウマを植え付けるのよー。ダウトの次はジョーカーがずっと手札から離れてくれないし。」

いや、ただ顔に出てるだけだと思うな〜。確かにミーシャにしか最初にジョーカー行かない時點で変よね〜。でも、誰がきってもジョーカーがミーシャのところに行くしある意味すごいかも〜。ミアは手加減されてるだけだと思って場所を変わったりしてやって見たけど普通に強いんだよね〜。

マイカ side out

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