《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》4-8.5ユウトとマイカ
side マイカ
「今日はマイカの話ね。」
「ユウトさんとの関係についてしっかり話てくださいよ。」
どこから話すのが正解かな〜?最初にあったところから話しておくかな〜。
「私達がこの世界の人じゃないって話は前にしたよね。もともと私達がいた世界の私たちが住んでた國は學校に行くのが普通だったの。5、6歳から義務教育として學校に行ってたの。」
「その國はとてもすごいのね。」
「勉強する事が義務か、なんだか変わってるね。」
「正確には親が子に勉強させる義務ね。」
「勉強をさせる事が親の義務ですか。」
こっちの世界は勉強なんて本當に恵まれた環境で育った子供くらいしか學校なんて行かないんだっけ〜。
「話を戻すね〜。私が7歳の時にユウくんの隣の家に引っ越したんだ。その頃からユウくんはあんまりを表に出さなかったし、頭が良かったんだ。でもね、1人でいることも多かったんだよ。今みたいに誰かと仲良くなんて想像できないくらいに。」
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「なんだか、想像がつかないですね。1人でいるご主人って。」
「やっぱり頭良かったんですね。」
「小學校、中學校、高校、大學ってあってね小學生の時には高校の問題解けてたよ。神って呼ばれたりもしてたね。」
「すごそうだねー。さすがご主人。」
「神ですか、規格外は今に始まったことじゃなかったんですね。」
「家が隣だったから、よく遊んだりしたんだよ。私が無理やり振り回したとも言うけどね。そんなこんなで今くらい仲が良くなったの。けどね、ユウくんって昔もかなりモテてたの。頭良かったし、カッコいいし、運できるし、私と仲良くなってからは、話しかけづらい雰囲気でもなくなったしね。」
「なんなんでしょうね、その完璧超人っぷりは。」
「あの頃のユウくんは表かだったんだよ〜。」
「まったく想像がつかないわね。」
「ご主人は、自表に出さないからねー。」
「ユウトくんの表がかとかし怖いよ。」
「普段は無表に近いから、突然をわにされたりしたら、確かに怖いかもですね。」
ユウくんあんまりの言われようだな〜。
「さて、月日はし流れて私が10歳の頃の冬に事件が起こりました。冬にはチョコを作って好きな子に渡す日があったんだけどね、その日ユウくんたくさんチョコもらって、告白もされたらしいの。」
「モテモテだったんだ。」
「表かなご主人の笑顔とかであっさりとは墮ちそうですからね。」
「もう、漫畫のヒーローもびっくりだわ。そんな完璧でモテるなんて。」
確かに、漫畫のヒーローのスペックなんて軽く超えてたからな〜。
「告白されても、困るだけだったユウくんは、子を振るわけです。振られた子の中には私とユウくんが付き合ってるからみたいなことを言う人もいて、そういう噂がながれるの。」
私からしてみれば、ユウくんが人と仲良くできるようにたのは私だし、なんの努力もしなかった人なんかにユウくんは渡す気ないんだけどね〜。
「それからし経って春になるし前に私はいじめられ始めたの。それもユウくんに分からないようにで悪意に満ちてるような嫌がらせが多かったね。私は面倒だし無視し続けたんだよ。そしたらユウくんが先生の手伝いしていない時に、上級生でユウくんにテストで負けて恨んでる人達も集めて子達と上級生に毆られたし、蹴られたし、まれたりもした。」
「うわー、サイテー。」
「悪いのは完全に向こうじゃない。」
「この世のゴミね。」
「同じ人間を名乗らないでしいものです。」
「生きてるだけで恥曬しの人もいるんだねー。」
「その後、ユウくんが戻ってきて、私は逃がされたんだよ。先生に言って教室に戻った時にはユウくんがボロボロになって倒れてたよ。」
「集団リンチですか、悪質ですね。」
「ユウトくんは、しっかりと逃がしてくれたんだね。」
「そこは子的にいい評価よね。」
「それが先生から親に伝わってね、私は引っ越すことになったの。それからのユウくんはも表も表に出さなくなったの。頭は良かったけど、件のが問題になって推薦も消えて、普通に近くの中學校にユウくんは進學したらしいよ。私は遠くの小學校に転校して、そのままそこの近くの中學校に、高校に進學する時にユウくんの家の隣に戻ってきたんだよ。その頃のユウくんは、あんまり変わってないように見えたけど噂ではありとあらゆる武をにつけてたらしいの。」
「なんというか、どこにツッコメば良いのやら。」
「規格外はそこから始まったのかな。」
「規格外は元からでしょ、規格外だからこそ武とかやって強くなったからこそ今があるのでしょうけど。」
「再開した頃のユウくんはかなり刺々しかったよ。1年かけてようやく今の関係に戻ったんだよ。最近ようやく昔みたいに名前で呼んでくれるようになったし。」
「馴染とはいえ、苦労があるんですね。」
「むしろ、馴染だからこその苦労だよ〜。」
「なんだか、馴染のイメージが変わりました。」
「普通、ご主人みたいな完璧超人が馴染だと疲れすぎて隣にいるのはやめちゃいそうだけどねー。」
「なんでだろうね〜。分かんないけど、今楽しいから別に良いんだよ〜。」
マイカ side out
【書籍化・コミカライズ】無自覚な天才少女は気付かない~あらゆる分野で努力しても家族が全く褒めてくれないので、家出して冒険者になりました~
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