《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》6-5娘とデート?
「あれ、リーティスちゃん。どうしたの?」
ユウトの部屋の近くでうろうろしていたリーティスに、ミーシャが聲をかける。
「パパ、どこ?遊びたいの。」
ユウトは、教育施設を作るために講師やら、場所やらの手配をして、提出する書類を部屋で作っていた。急ぎの案件でもないので、リーティスと遊ぶことを優先できる。しかし、ミーシャはそのことを知らなかった。
「リーティスちゃんのパパは、お仕事中だから遊んでくれないと思うの。だから私と」
「パパと、遊べないの?いやだ、いやだ。遊びたいよー、遊びたいよー」
リーティスは泣きながら、マイカのもとへ向かい、ミーシャは『私が遊んであげようと思ったのに』と言いながら仕事に戻った。
リビングに戻って來たリーティスは、キッチンでニカに料理を教わってるマイカに泣きつく。
「パパが、パパが、遊んでくれない」
「そっか、じゃあママと一緒にパパにお願いしてみよっか」
マイカは泣きじゃくるリーティスを抱きかかえながら、ユウトの部屋に向かう。
「ユウくん、また仕事してるの?この間ひと段落著いたとか言ってなかったっけ~」
「あれ、いつの間に俺の部屋に來たんだ? ってリーティスなんで泣いてるんだ?」
勝手に部屋にってきた2人にユウトは一瞬驚いたような顔を見せる。1番驚いていたのはリーティスが泣いていたことだが。
「ユウくんが遊んであげないからだよ。何してたの?」
「何って仕事だよ。リーティスもいるし教育の場を作ろうとね。まあ、さっきひと段落著いたけどね」
ユウトは泣きじゃくっていたリーティスを膝に乗せ、頭をでながらマイカの質問に答える。
「リーちゃん、ここに來たでしょ? 頑張るのもいいけど、かまってあげて」
「いや、リーティスはこの部屋に來てないよ。來たら、仕事そっちのけにして遊んであげるだろうし。とはいえ、俺のせいで泣いてたのか」
「パパ、もう遊べるの?」
膝に乗っているリーティスの瞳には涙が殘っていて、破壊力のある涙目の上目遣いになり、ユウトはその可さに悶えそうになる。
「ラピスにこの書類渡してからどっか遊びにでも行くか?」
「うん、パパと遊ぶ」
ユウトはリーティスを肩車すると、王城まで喋りながら歩いていく。
「リーティスはこの先何かしたい事とかあるか?」
「パパと遊んで、ママとご飯作るの」
「それはこの後することでしょ。大人になったらやりたい事ってある?」
「パパと結婚して、パパにご飯作って、甘えてもらって、たくさん遊ぶの」
ユウトはニヤニヤしながら王城にっていく。
「あれ、ユウト何しに來たんだ? かなり気持ち悪い顔になってるけど」
「ほっとけ。とりあえず教育関連の書類作ったから、持ってきてやったんだよ」
ラピスは、ユウトの作った書類に目を通すと、溜め息をつく。
「毎回完璧な書類だな。直さなくていいから仕事がこっちで詰まるんだよな」
「俺の仕事は書類作だけだしな、これくらい余裕だよ」
ユウトはリーティスと遊びに行くために當たりを見渡す。
「もう帰るのか? ゆっくりしてけよ。リーティスちゃんはうちのミレナが遊んであげてるから」
「なに? もう仕事終わったよね?」
「お前、家族旅行とかしたいだろ? だから旅行に行くついでがてら、ソルバニアの國王と同盟結んできてくれ」
「旅行がてらやる仕事じゃない気がするけど」
「旅行代は経費で出るぞ」
「よし、分かった。1番いい部屋な」
ユウトは、経費で出ると言ったとたんその仕事を承認し、マイカに脳で連絡を取る。
「この國で1番金持ってそうな人が何言ってんだか」
「娘のリーティスと嫁のマイカにがっつり使うだろうから、節約できるところで節約するんだよ」
「本當にには甘いな」
「まったくその通りだよ。マイカが羨ましいよ」
話に割り込んできたのは、リーティスと遊んでいたミレナだった。
「ミレナさん、リーティスの相手してくれてたみたいで、ありがとうございます。それはそうとラピスってそんなに冷たいの?」
「冷たくはないけど、ユウト君のところのマイカみたいに溺されてるわけじゃないね」
「まあ、マイカとは々あったし、付き合いが長いからな」
「そっかー。結構長い付き合いだって言ってたもんね」
「言いましたっけ? ってリーティス遊びに行きたいのか?」
ユウトの服の袖をリーティスが引っ張ってきたので、その場はお開きとなった。リーティスと城の近くの市場を、だらだらと歩き回る。
「パパ、あれ味しそう」
「じゃあ食べるか? でも、あっちのも味しそうだよ」
「どっちもー。パパと分けるの」
「すいません、串焼き一本ください」
「ほい、1劣銀貨だよ。嬢ちゃん可いからこれはおまけだ。」
屋臺のおじさんは1本の串焼きと半分のサイズの串焼きをリーティスに手渡す。リーティスはもらった半分の串焼きをその場で食べきると、1本の串焼きを無理やりユウトに食べさせる。
それから、商店街や屋臺をリーティスが疲れて眠るまで回った。
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