《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》7-2決闘!?
ユウトとマイカは魔王ハクアに連れられて、魔族領の片隅にある闘技場にやって來た。
『手を抜かれ過ぎても楽しくないし、僕に勝てば君の父親であり、僕の兄元魔王ハデルについて、ついでに君の母親、最兇大魔導士と呼ばれたマリレアナのことも知ってるだけ教えよう』
「殺さない程度に本気で行くから、そっちこそ手を抜くなよ」
『本気でやらないとこっちが死ぬから』
そういうと、魔王ハクヤは一気に距離をとり魔法の詠唱を始める。そして魔王ハクヤを中心に魔方陣が広がり闘技場を包み込む。
「そんならこっちから行かせてもらうぜ、ファイヤボール」
しかし、ユウトの手に火の玉ができることはなく、魔法は発しない。
「魔法が使えなくなったの? ユウくんだけ? 私も、ファイヤボール」
マイカも魔法を使おうとするが、やはり魔力が手元に集まることはなく魔法は発されない。
「魔法封印か? 面白い」
ユウトはそう呟くと、義手の爪をばし、持ち前の運神経の良さで一気に距離を詰めようとする。
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『まだだ、足りない』
魔王ハクヤは自分の羽で飛びあがり、黒槍ダークランスを複數展開してくる。
「そっちは魔法使えるのかよ」
ユウトは飛んでくる黒槍ダークランスを爪で捌きながら、距離を詰めていく。しかし、空を飛んでいる魔王ハクヤに爪は屆かず、攻撃は空を切るばかりである。
「ユウくん、どうする? 防いでるのもそろそろきついよ」
「分かってる。とりあえず、あいつを引きづり落とすか」
「竜化はしたら駄目だからね」
「分かってる。もうあんな無理はしないから」
ユウトは思いっきり助走をつけ、壁を蹴り魔王ハクヤの足をつかむ。そして重力に任せて思いっきり魔王ハクヤを地に叩きつける。しかしそれも想定と言わんばかりに、地に著くや否や、ユウトとの距離を詰めて魔法を連続発する。魔法が連続発された瞬間、地面の魔方陣がし揺らいだ。ユウトもマイカもそれを見逃すことはなく、ユウトは連続で飛んでくる魔法を腰もとのナイフで捌ききる。
「マイカ、一気に行くぞ」
「うん、同時展開エアカッター」
マイカがそうぶと、地に描かれていた魔方陣が再び現れ亀裂がっていく、そして空中にはしだけだがマイカの展開したエアカッターの刃が姿を見せ始める。
ユウトは魔法陣に亀裂がった一瞬の間にファイヤーボールで魔法陣の中心を破壊する。
『魔法陣も破壊するって、やっぱりあの2人の子供か』
「マイカ、魔法援護頼む」
「うん、任せて」
ユウトは闘技場の端にある武の山から手頃な剣を何本か摑むと、1本を手元に殘して他を無限倉庫ストレージボックスにれる。そして、魔法が使えるようになった闘技場で飛行魔法フライを発し、魔王ハクヤと空中で相対する。
ユウトは空中で魔王ハクヤに斬りかかる。魔王ハクヤは避けるも、そこにマイカの発したアイスバレットが飛んでくる。
『魔法陣壊しておいて、まだ魔力殘ってるって……やっぱり異常だよ君たち』
「そんな無駄口叩いてていいのかよ」
前方からユウトが迫り、マイカが左側にアイスバレットを、右側にエアカッターを放ち続け逃げ場を奪う。ユウトは逃げ場のなくなった魔王ハクヤに切りかかる。魔王ハクヤは何とか攻撃を防いで、反撃をしようとする。しかし、マイカによって武も撃ち落され、ユウトには剣を突き付けてくる。
甘いと言わんばかりに、移魔法を使いその場をしのぎ、戦線を一気に離する。そして、マイカに攻撃をしようとする。ユウトは疑似恩恵ギフトを使いその魔法を使い、魔王ハクヤの背後をとる。そして首に剣を當てる。
『もう、降參だ。僕の目的も済んだし』
「そうか。じゃあ知ってること教えてくれよ」
『そういう約束だからね』
【第二部完結】隠れ星は心を繋いで~婚約を解消した後の、美味しいご飯と戀のお話~【書籍化・コミカライズ】
Kラノベブックスf様より書籍化します*° コミカライズが『どこでもヤングチャンピオン11月號』で連載開始しました*° 7/20 コミックス1巻が発売します! (作畫もりのもみじ先生) 王家御用達の商品も取り扱い、近隣諸國とも取引を行う『ブルーム商會』、その末娘であるアリシアは、子爵家令息と婚約を結んでいた。 婚姻まであと半年と迫ったところで、婚約者はとある男爵家令嬢との間に真実の愛を見つけたとして、アリシアに対して婚約破棄を突きつける。 身分差はあれどこの婚約は様々な條件の元に、対等に結ばれた契約だった。それを反故にされ、平民であると蔑まれたアリシア。しかしそれを予感していたアリシアは怒りを隠した笑顔で婚約解消を受け入れる。 傷心(?)のアリシアが向かったのは行きつけの食事処。 ここで美味しいものを沢山食べて、お酒を飲んで、飲み友達に愚癡ったらすっきりする……はずなのに。 婚約解消をしてからというもの、飲み友達や騎士様との距離は近くなるし、更には元婚約者まで復縁を要請してくる事態に。 そんな中でもアリシアを癒してくれるのは、美味しい食事に甘いお菓子、たっぷりのお酒。 この美味しい時間を靜かに過ごせたら幸せなアリシアだったが、ひとつの戀心を自覚して── 異世界戀愛ランキング日間1位、総合ランキング日間1位になる事が出來ました。皆様のお陰です! 本當にありがとうございます*° *カクヨムにも掲載しています。 *2022/7/3 第二部完結しました!
8 145【書籍化】萬能スキルの劣等聖女 〜器用すぎるので貧乏にはなりませんでした
※第3回集英社WEB小説大賞にて、銀賞を獲得しました。書籍化します。 剣も魔法も一流だけど飛び抜けて優秀な面がない聖女ソアラは、「器用貧乏」だと罵られ、「才能なしの劣等聖女」だと勇者のパーティーを追い出される。 その後、ソアラはフリーの冒険者業に転身し、パーティーの助っ人として大活躍。 そう、ソアラは厳しい修行の結果、複數スキルを同時に使うという技術《アンサンブル》を人間で唯一マスターしており、その強さは超有能スキル持ちを遙かに凌駕していたのだ。 一方、勇者のパーティーはソアラを失って何度も壊滅寸前に追い込まれていく。 ※アルファポリス様にも投稿しています
8 105悪魔の証明 R2
キャッチコピー:そして、小説最終ページ。想像もしなかった謎があなたの前で明かされる。 近未來。吹き荒れるテロにより飛行機への搭乗は富裕層に制限され、鉄橋が海を越え國家間に張り巡らされている時代。テロに絡み、日本政府、ラインハルト社私設警察、超常現象研究所、テロ組織ARK、トゥルーマン教団、様々な思惑が絡み合い、事態は思いもよらぬ展開へと誘われる。 謎が謎を呼ぶ群像活劇、全96話(元ナンバリンング換算、若干の前後有り) ※77話アップ前は、トリックを最大限生かすため34話以降76話以前の話の順番を入れ変える可能性があります。 また、完結時後書きとして、トリック解説を予定しております。 是非完結までお付き合いください。
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