《異世界召喚!?ゲーム気分で目指すはスローライフ~加減知らずと馴染の異世界生活~》8-5この世界は……

「ん~、まだ朝じゃないよユウくん」

「起こしちゃったか、マイカ?」

ふわぁ~、と大きな欠をしながらマイカはを起こした。

「うん。どこか行くの?」

「妖擬きの傷を負ってた所から変な魔力があふれててな。勝手に教會にっていいって言われてるし、戻る前によってこいつの事を神に聞こうと思ってな」

ユウトは手の上で傷を抑えているそれを指さしながら言った。

「なんか嫌な予がするんだけど」

「まあ、そうだな。逃げ出した天使ってのがこいつの可能もあるし」

「あ~、そういえばそんなことを言ってたっけ。あの神さまが」

「負ってる傷の正も気になるし」

ユウトはそう言いながら、部屋の扉に手を掛ける。

「行ってきます」

「ちょっと、ユウくん待って」

ユウトは、どうしたんだ? と言い振り返る。そこには服をいでいるマイカが。

「何がしたいんだ? マイカさんや」

「私もユウくんについていくの。もう著替え終わるから待ってて」」

「いや、俺が部屋出てからでもいいよね? 付いて來るってひと聲かけてくれたら待ってたぞ。著替え位なら」

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ユウトは、平然と下著姿で呼び止めたマイカに、恥じらいくらい持てよ、と言いながら扉を向いて、著替えが終わるのを待っている。

「別につい數時間前は」

「それとこれとでは雰囲気が違うだろ」

「ユウくんってそういう変なこと気にするよね」

「普通だろ。そんな事より著替えは終わったのか?」

マイカは、うん、と頷いてユウトの手を取る。

じゃあ行くか、とユウトは言って屋敷を後にする。

王都までは魔法を使えばそこまで時間もかからない。集合時間までも時間はある。ユウトは魔力の溫存もかねて教會まで歩いて向かう。

「ユウくん、星がきれいだね」

「ああ、まだ日も登って無いしな」

「こうやって一緒に過ごすのって落ち著くね」

「そうだな。ひと段落著いたら、のんびり旅行したいな」

「そのひと段落ってつくの?」

「やめろ、気にしていることを。こいつの傷の原因次第では……まあ、ラピスからの頼まれごと終わったらでいいな」

「傷の原因なんだろうね」

「分からん。面倒そうだったら、カズヤとか、トモキに任せよう」

マイカは、ユウくん働き盡くしだしね~、と気の抜けた返事をする。

それからし歩くと、2人は目的の教會に到著する。そして、すぐに祭壇に向かい、妖擬きを祭壇に乗せ神を呼ぶ。

『こんな早くに、今何時だと思ってるのさ?』

「こっちにだって用があるんだよ。そんな事よりそれだが」

『おお、いなくなってた天使だ。よく見つけたねぇ』

相変わらず適當な神エミルに、マイカは思わずユウトに、いつ來てもこの神ひと適當そうだね~、と言ってしまう。

『失禮だね、僕だって々あるんだ』

「そんな事はいいが、その天使が負ってた傷について知りたい。あと、それ何喰うの?」

『そんな事って。まあ、いいや。この傷は複雑な魔式からなってる邪の魔法だね。この子の食糧は神格にあてられた魔力だ』

マイカはもちろん、ユウトも興味をじない空返事をする。

『質問しておいて酷いねぇ。それで、この子はどこにいたんだ? 傷からして昨日の傷だ。そして邪の魔法が使われてるって事からして、地上に邪神の配下がいるかもしれない』

「ねえ、ユウくん。邪神って何?」

「知らん。いや、元の世界の邪神とかはし知ってるけど、この世界では聞いたことねえな」

ユウトは、この世界で、神たちと対立してたのは悪魔だし、と付け足して説明する。

『ユウト君、君何者? 普通はそこまで知らないよね? まあ、いいか』

ユウトとマイカは口をそろえて、適當な神様だな~、ひと言。

『ユウト君の事はどうでもいい訳じゃないけど、今追及する話じゃないし。邪神ってのは、悪魔の上でいいのかな。そもそも僕たち神は悪魔とは直接対立してないんだ。直接対立してるのは邪神。悪魔は邪神が生み出した生

マイカは、あまり理解できてないようで、頭上にクエスチョンマークを並べている。

「要約するとこういう事だ。悪魔と邪神の関係は、こっちの世界の人と神と同じ関係。神が最初の人を生み出した。その後は神が加護を與えたりで管理してる」

「悪魔は、邪神が生み出して、邪神の加護をけたり、管理されてるって事?」

ユウトは、まあそんなとこだ、と頷く。

『君たち、本當何なの? さっきの言葉だけ理解するユウト君もそうだけど、そのユウト君のしの説明で、限りなく正解に近い答えまでたどり著くマイカちゃんも』

ユウトとマイカは、お互いに顔を見合わせて、そうなの? と言いたそうな顔をする。

『無自覚か。因みにマイカちゃんの説明に足りなかったのは、悪魔はこの世界の生命の候補だったって事かな。魔族も含め基本は僕の管理下。魔獣は悪魔がこの世界に殘した爪痕。それでもそれを上手く管理してこの世界だった』

ユウトはすべてを理解したようで、うんうん、と頷いている。マイカも何となくは分かっているようで、ユウトのヒントは必要なさそうだ。

「あ~、こういう事か~。世界を管理してるのは神様で、この世界は上手いってた。でもこの世界を邪神も狙ってた。神様たちは勝ち取ったでいいのかな? でも諦めきれなかった邪神は、この世界に侵攻してきてる。もし、邪神がこの世界を手にれてたら、人じゃなくて悪魔がこの世界の住人だった。これで合ってる?」

マイカは自信満々にユウトと神エミルに尋ねる。

『まあ、そういう事だね。さて、本題に戻るよ。邪神の配下である悪魔がこの世界にいるってことまで話したっけ? その悪魔がこの子を攻撃したんだけど、まだ近くにいるから気を付けてしい。拾ってきたところの近くだと思うんだけどね。もしかしたら、人に化けてるかもしれないから気を付けて』

「要約すると、悪魔がいるかもしれないから気を付けろと」

「人に化けてるかもしれないんだよね~。……王都ってもしかして、何匹か悪魔が住み著いてる?」

『可能は否定できないね。舊ウルヴァニラ王家は悪魔と契約し続けてきたわけだし。とにかく気を付けてくれ』

そう言うと、天使を連れて神エミルは消えていった。

「なんだか大変そうな話だね」

「王國軍の中に混じってるかもな。って急ぐぞマイカ」

気づくと、日が昇っていた。そろそろ訓練の時間である。ユウトはマイカを抱きかかえると、すぐさま魔法を使い王都に向かう。

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