《魔がない世界で魔を使って世界最強》召喚されていきなり・・・

「本當によろしいのですか?いくら勇者様とはいえさすがにいきなりは・・・」

「ええ、わかっています。でもこれはそうしなければ行けないものですから」

「・・・かしこまりまし。」

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彌一が目を開けるとまず飛び込んできたのは大きく描かれた一枚の絵だ。それはどこか禍々しく描かれた人間?とり輝く剣を構えた人間がお互いに対峙し合っている絵だった。

(ここは、いったい・・・?)

辺りを見回すと膝をついて座っている生徒たちがおりの床にはついさっきまで教室の床にも描かれていた魔法陣が描かれていた。また自分たちは広大な広間にいるらしく四方には數十メートルはありそうな立派な大理石の柱がたっており天井は大きなドームのようなものだった。大聖堂とゆうイメージがピッタリの雰囲気のある場所であった。

「いってて、な、なんだここ!?」

「私たちいったい・・・」

「なんかやばくね?」

次々と生徒たちが立ち上がり辺りを見回し思い思いの想を言い合っている。

「凜緒大丈夫か?」

「う、うん。大丈夫だけど、ここは?」

「さぁ。わからん」

そういいながら彌一は凜緒を支えつつ考え始める。

(この場所の座標位置は・・・反応がない、とゆうことは地球じゃないな。ということはこの魔陣は転移の魔か、しかし地球の座標位置が確認できないほど離れているがそれほどの長距離を移できる転移魔となると地球には存在しない。つまりここは地球とは違う魔が存在しているということか・・・)

と考えながら彌一は周りを見渡していると・・・

「ようこそお越しくださいました。勇者様方。」

大聖堂の奧の扉から一人のが現れた。腰まで屆く見事な金髪に小さいながらもどこか威厳をじさせる様な雰囲気があるであった。お姫様のイメージをそのまま表したようなといえばわかるだろう。そうしてそのは唐突に言い放った。

「それでは勇者様方。くれぐれも死なないように。」

するとその瞬間の後ろから20以上はあるであろう拳サイズの火焔の弾丸が彌一たちに降り注いだ。

(いきなりかっ!!)

そう思いつつ彌一は回避をしようとするが

(しまった!全員反応できてねぇ!)

突然迫りくる火焔の弾丸に先生と彌一をのぞき全員が反応できれおらず皆固まっている。この狀況に彌一は回避をせず懐に手をばし紙を投擲する。

彌一は投擲したのは”呪符”とよばれる魔である。彌一の魔形態のなには古今東西のあらゆる魔が存在しその中には結界魔や怨霊に対する魔などを専門とした”道”がある。

そして彌一は投擲すると同時に呪符に魔力を流し結界魔を構築する。

「《阻めよ》!!」

その瞬間彌一たちの前に蒼く輝く五角星形の魔陣が出現し次の瞬間大聖堂に大きな発音が響きわたった。

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