ーー城の庭ーー

俺は、ある実験をしていた。いや、実験とはし違う、悪魔化の練習だ。

「『悪魔化』」

俺の周りの魔力のきが変化する。

角が生え、不気味な形の翼が生え、黒いオーラがまとわりつく。

なんか、まんま悪魔だな。

俺はある違和に気づいた。

なんなのかは、分からない。

なにかがおか……

思考中に気絶した。

＊＊＊

「なんなんじゃあー！」

特徴的な喋り方のが、いやが要塞の中で走っていた。

「ルシフェル様ー！待って下さーい！」

それを追いかける。

「ここに隠れれば」

使われていない地下空間へとルシフェルは向かう。

この選択が後の運命をかすなど、誰も知らなかった。

ルシフェルが地下に行くと一人のが座っていた。

「お主、いつもいないと思っていたがこんなところにいたのか」

「はい、まあ私はどこでもいいですけど」

「お主は変わり者じゃの、魔サキュバスなのに発しないなんて」

「失禮な、私だって……す、す、好きな人がいるんですからぁ、むやみやたらにそんなことできませんよ」

「はいはい、わかったのじゃ」

そんな二人の會話に割り込むように空間に魔法陣が展開される。

「なんですか？」

「ふむ、なにか來そうな予がするのじゃ」

輝く魔法陣の中に人影が映る。

「いてて、何処だここ？」

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なんだ、気づいたら知らない場所にいたぞ。

あと、全が痛い。

「いてて、何処だここ？」

ダァン！

いきなり叩きつけられ、きが取れなくなる。

いわゆるマウントポジション。

痛いっ！全がぁっ！

このままじゃやばいと思ったが一向にパンチとかが飛んでこない。

あれ？

「うへへぇぇー」

いや、なんか怖い

てか、聞いたことある聲？

「あつきくぅんらぁー」

「もしかして、夏ひなか？」

「そうらよー」

え？ちょっと狀況整理、出來るわけあるかぁーーー！

なんで、夏いんの？

なんで、呂律回ってないの？

なんで、目の中にハートマークついてんの？

なんで、俺ここにいんの？

無理無理無理、ツッコミきれない。

「みつけたのじゃあーーーー！」

「狀況説明をーーー！誰かしてぇーーーーー！」

アツキ「どーも、いやぁ皆さんチョコ貰いましたか？俺はもちろん月から貰いましたよ」

作者「はっ！からのチョコは一個とは數えないんだよねー」

アツキ「え？」

作者「ザマァーーー！」

アツキ「いやぁーーー！」

エルナ「うるさい！」

作者&アツキ「「さーせん」

エルナ「次回『七つの大罪』お楽しみに」