《英雄様の非日常《エクストラオーディナリー》 舊)異世界から帰ってきた英雄》第19話 け継がれること

「僕は、彼の事が好きなんだ。だから、僕に関わらないでくれるかな?」

男が焦點の合っていない目をに向け、突き放すように言う。

「噓………、だよね、?」

「僕は、気づいてしまったんだよ。君よりも斷然彼の方がしいと」

「いやぁ、いやぁ、嫌」

はその場でうづくまりその言葉を拒絶する。

「だからさ、消えてくれないかな?・・・・・・・・・・」

その瞬間、の中の何かが切れた。

そうそれは、

する者を取られたことから來る『嫉妬』

そして、取ったことへの『憤怒』

あんな奴を自分のする者が好きになる訳がないと思い込みによる『傲慢』

もう駄目かもしれないという諦めからの『怠惰』

まだ一緒にいたかったそんな思いが廻る『強

そして、やけになった『暴食』

最後に、する者への『

これらの発し、を支配する。

やがて、は神への復讐の為に『魔』となる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

前回、なんかよく分からないがの子が部屋に突してきた。言から察するにかなりヤバいキャラっぽい。

「へへへへへ、ルシフェル様ァァァァ!」

そのの子がルシフェルに飛びついた。

「キャぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

よし、見なかったことにしよう。

夏も諦めた目をしてるし。

「ん、貴方誰ですか?」

気 づ か れ た。

これってあれだろ。

私のルシフェル様はあげません。死ね。

的なルートじゃね?

「見たところ、悪魔の方のようですが。!!」

「俺の名前は蒼月だ。一応『憤怒』だ」

ここは名乗って時間稼ぎ。

ついでに相手の名前も知れるチャンス。

「貴方も頑張りましょう。私と一緒に」

?自己紹介は?

てか、ルートは?

「貴方から私と同じ匂いがしたので、ああ、申し遅れました私は七つの大罪『強』擔當するマモーナスと言います」

匂いって何?聞いてみるか。

「匂いってどういう事かな?」

「貴方からも斷のの匂いがしたんですよ」

斷の……。

「蒼月君は、月ちゃんの事が大好きでしょ。多分その事なんじゃない」

なるほど!

え?俺ってマモーナスと同類って事?

なんか、納得いかない。

それから談笑する事數分。

ルシフェルに手招きをされ、夏とマモーナスからし離れる。

「どうした」

「まぁ、無いと思うんじゃがマモーナスの前で神の話をするのはやめてしいのじゃ」

「なんで?」

「理由があるんじゃ」

「分かった」

「ありがとうなのじゃ」

エルナ「私の出番、いつですか!」

作者「いつかはわかりませんが、確実に減っていくと思います」

エルナ「こ、拠は?」

作者「まだ、大罪人がでてないのと、魔について、後は、最高神が十二人殘って、あ〜蒼月君の元クラスメイトかな?」

エルナ「いっ、いっ、いいもん!えるな、お兄ちゃんについていくんだもん」

作者「月ちゃんがぶっ壊れたので、次回、『大罪人の集會』よろしく」

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