《ラノベ獨學の最強スキル3つを選んでみた。~チートって一~》特訓するわよー

大男との戦いから半年が経った。

正直に言うよ。

飽きた。

そりゃ毎日レベルの低い魔を狩っても達が薄れてきて楽しくないし、低い難易度のクエストでも結構お金がってくるんだもん。

そりゃなんかやる気がなくなるって言うか、怠けるって言うか。

とりあえず、今のランクはDで家にいるよ。

金は十分溜まってるからいかなくてイイッ!

ダメ人間でぇーす!

あ、それと大男は1回帰ってきました。

戦いのあと1週間くらいかな?

隣町に行くのにギルドカードがいるんだって。

ギルドカードが無い人はステータスを見せたら通してくれる良心的な街はここくらいなんだって。

多分、早く逃げたかったんだろうね。

付嬢曰く、すごい怯えてたみたい。

そーいえば、自分金が有り余ってたので、家買っちゃったZE☆

家を買ったくらいの頃かな?

またなんか背後からじる気が強かなったんだよ。

いや、強くなったって言うか近くなった?

何でだろうね?

分かんないけどおやつの時間だ!

「僕のおやぁつぅ……。」

聲が出なかった。

なんか知らないの人がおやつを全部食ってるんだもん。

「おやつぅぅぅぅ!!!」

「そっち?!」

なぜか知らない人にツッこまれた。

「俺のおやつを取るなんていい度してんな」

「いや3ヶ月も働いてねぇやつが何言ってんだよ」

「ッ?! なぜそれを!」

「ええー。噓でしょ。もういいよ! それじゃ今から特訓するよ!」

「ええーこんなに? 名前もわからなくて今も口の周りにいっぱい砂糖ついてるあなたに?」

そりゃもちろん疑問だよね。

皆疑問だらけだよね。

「悪かったわね! ちなみに私の名前はシーナだから覚えといて!」

「『ちなみに』って優先順位狂ってるよ。この人」

「とりあえず今から特訓するよ! 終わったら最高級のお菓子買ってあげる!」

「え、マジ!? しゃぁやろうじゃねぇか! すぐ行くぞ、ジーナ!」

「切り替え早っ! さすが小便小僧!」

「その二つ名ってまだあったのー?(泣)」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

森の奧深くまできた。

薄暗くて怖いなぁ。

オバケとか出てきそう。

って今さっきからジーナがうるさい。

「ジーナ、そんな怖いなら別にここに來た意味」

「こ、これはね貴方のためにやっているのよ? それに私はビビってなんか……」

後ろの草むらからガサガサって音がした。

その瞬間、まじで鼓破れるぐらいの勢いでジーナが

「ぎぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

草むらから出てきたのは可い兎。

「おーいジーナさん?あなたのおかげで多分魔が來るんですけど」

「え? 今のってウサギ? ふふふ。魔を呼んであなたと戦わせるっていう寸法よ!」

絶対今考えたのだろうけど、あんまり言わないことにしておく。

案の定、魔が出てきた。

なぜかジーナは嬉しそうに

「あの魔は【ゴリゴリラ】よ! B級魔ね! 今日はこの魔を倒したら帰りましょう」

俺はうんともすんとも言わずその魔に近づいた。

「炎息ファイアーブレス」

その〇び〇びたみたいな名前のゴリラはこんがり焼きあがった。

なぜ俺がこの炎息ファイアーブレスを使えるようになったか。

それはマインスキルの一つが発したからだ。

【マインスキルその2】

・スキル吸収

このスキルは倒した相手にれて詠唱することで相手のスキルを自分のにコピーすることが出來る。

この半年で火屬魔法は極まった。

「これで終わりだろ?」

「……いや、まだよ。もうすぐでこのモンスターが10來るわ」

「それを狩るのか?」

「いや、1分間攻撃を避け続けて。1発でも當たったらアウト。その後に全員倒して」

「了解」

俺は難なく達した。

なぜなら【知覚能力上昇スキル】を取得していたからだ。

それを取得していれば、好きな時に自分の中の時間を1000倍まで遅めることが出來る。

よって、避けることは楽勝になった。

「帰っていい?」

「いや、まだよ」

このループが日暮れまで続くとは大輔も予想だにしなかった。

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