《ラノベ獨學の最強スキル3つを選んでみた。~チートって一~》玉座の間にて

「ワシの娘、ジーナは死んでおらぬぞ」

「…………はい?」

「なんか、こんな事を軽く言うのも何だが、ジーナはワシの娘でまだ死んでおらぬ」

「……!? まだ、死んでないのですか?」

「ワシ的にはそっちじゃない方にビックリしてしかったのになぁ」

「だってこういう展開ラノベで良くあるじゃないですか。実は王様の子供みたいな。普通に予想はしてました」

「破門にしたんじゃ」

「何故?」

「だってパパより〇面ライダーとかを好きになっちゃうから」

凄いバカ親だぁ! い時から捨ててんだな。

ジーナも苦労してんだな。

「それで、死んでないってどういう事ですか。言い方によっちゃ殺しますよ?」

「仮死だ」

「WOW 命知らず〜。仮死? どういう事ですか?」

「相手が打ち込んだは見たことない金屬で出來ており、それには呪いがかかっておる」

と言ってその金屬を見せてもらったが、完全に銃の弾だった。

「その弾には『心の臓を止めるが生きる』という呪いがかけられている。わざわざそんな事をするのは何故なのか」

「それで仮死はどうやったら直せるんですか?」

「蘇生薬その薬を使えば治るのだが、それが魔王を倒さないと手にらない」

魔王っていたのか。

今まで何一つ魔王のこと、聞いてないのは何故だ?

「魔王がいるなんてな。周りの人が何も言わないから居ないのかと思ってた」

「それがな……」

「?」

「どこにいるか分からんのじゃ」

「はい?」

本日2回目の『はい?』が出ました。

「いやずっと周りを何なら世界中を探しておるのじゃが、全然見つからなくての」

「はい。分かりました」

「まだ何も言ってない! いや、言ったけど、頼み事はここからだから!」

「探して倒してジーナを助ければいいんでしょ?」

「本當に分かってた……。それじゃ行ってくるのじゃ」

「それでは」

俺は扉を開けてとりあえず家に帰るのだった。

△▼△▼△▼△▼△▼△▼

「どうしたんじゃ? アーサー。そんな顔して」

どうしたじゃねえだろ!

お前の娘だって早く言えよ!!

俺、可かったからアタックしちゃったじゃん。

「聞いてないっすよ……」

「あ、娘のことか? そうだったの。お前は最近ってきたからなぁ。」

「……」

「お前は何をしておるんじゃ? アーサー」

「?」

「まだ、あの任務は続いておるぞ。どうせ見つかったから普通に仲間として付いていけばいいじゃろうが」

「!?」

めんっどくせぇ!!!

やっと帰ってこれたのにまたあいつと一緒に行かなきゃなんねえのかよ!

「あぁ、もう分かりましたよ!」

「行ってらっしゃいなのじゃ」

「行ってきます!」

玉田と一緒に行くのか。

ため息しか出ねぇ。

まぁ、いいや。

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