《ラノベ獨學の最強スキル3つを選んでみた。~チートって一~》スノウ國の昔

「わしは生まれたのがこのスノウ國であった」

キースはいきなり話し出した。

「魔人族ってのは害のない魔のことを言う。そいつらは500年前くらいにうようよ居た。普通に人間と共存していた」

魔人族は知っていたのだがこの世界にいるとは思わなかった。

「しかし、ある國の貴族が魔族をすごく嫌った。そして、その國が魔人族を殺し始めたんだ。確か貴族の名前がタカセだった気がする」

…!! 出た! タカセ。

ボノの生まれ故郷。

まさか、その國の名前の由來になってるのかよ。

「そして、それは他國にも働きをかけたため魔人側は守護を付けた。各屬魔法の達人はそれぞれ5つの街に配備された。それのうちの1人が私だ」

あれ?結構凄いんじゃね?

「その5人以外の魔人族はすべて死んだ。あまりにも強い相手がいたのだった。私達は見屆けるだけだった。やがてタカセからの猛攻は終わりそれぞれの國で王の側近になったり國の助けになったりそのまま守護神になっていった」

「私はこのスノウ國の土が不安定だから水屬魔法で固まらせて、その水を氷にして補強していた。そして、平和だったその日私を見つけた集団たちは私の魔力を使おうと仕組んでいたのだった」

ここからキースの話か。

なんか長げぇな。

「私はすぐに捕まってしまった。油斷じゃった。長年こんな事は起きていなかったので油斷していたのじゃ。こんなことになるとは。助けてくれてありがとう」

「いつ言ってくれるのかと思った」

「うるさいわ。素直に聞け」

そんな話をしているとエシアが起きてきた。

「おはよぉー大輔。……誰? その子。」

「あなたが助けたの子だよ」

「あ、起きたんだ、おはよ」

「おはようキースじゃ。よろしく頼む」

「喋り方がじじい臭い」

グサっ!

「うっ…許しておくれや、わしはやで」

「見ればわかる」

そのまま変なやりとりが朝まで続いた。

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