《異世界転生したら生まれた時から神でした》マリとの関係の変化
朝。
ちゅんちゅん
鳥のさえずりが聞こえる。
しっかり聞こえている訳では無い。寢てるか起きているかという微妙なところをさまよっている時に聞こえてきた音だ。
それが夢なのか現実なのか分からない。
「......きて、ごしゅ............きてくだ......」
ん?なんか聞こえる?
「はや..........ださい。おきてく.........い!」
この聲はマリかな?
多分起きてって言ってるんだろうけど眠い。
俺は眠気と戦いながら言葉を頑張って出した。
「あと......ごふ....ん」
「もぉ~」
肩を叩きながら起こしていた手を止めて
「あと5分だけですよー!」
と言った。俺は考えるのをやめて頭を真っ白にする。
こういう時は數秒でもう一度夢の世界に行ける。
そのはずだった────
ゴソゴソ
何か左の方でいている?
でも嫌なきとかではないからいいか。
そのまま寢てしまおうと思った時だった。
「ま、マリも5分だけ一緒に寢ますね」
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俺の左耳で囁くように言った。耳がしくすぐったいな。それにの左側がやけに溫かい。いいじの溫度だな。これは人の溫と同じくら......い?
ん?人の溫?
「いや、おかしいだろ!」
俺の意識は急に覚醒し、そんな聲をあげてしまった。
「きゃ!い、いきなりぶなんてびっくりするじゃないですか!」
左を見るとマリが俺の左腕に抱きついていた。左耳がくすぐったかったのはマリの息が當たるくらいの距離にマリの顔があったからだった。
さっきは耳があったが今は俺の顔があるのでかなり顔と顔の距離が近く、キスしてしまいそうな距離だ。
「ご、ご主人様ぁ」
マリがどさくさに紛れて顔を近づけてくる。俺の目線はマリのにあり、そのまま吸い寄せられるように.........
「て、何やってんだよ」
俺は現実に帰ってきたマリの顔に手を當てて、遠ざけた。
「むぅ~。いい雰囲気に紛れていけたと思ったのにぃー!」
危ない危ない、理に負けてキスしてしまうところだった。このままキスをしてたらルルに何をされてたか.........
「はぁー、眠気も覚めちゃったな」
「えぇー!マリはご主人様と一緒にねたかったですぅ!」
「ルルに何を言われるか分からないからやめてくれ!」
「ルーちゃんが羨ましいですぅー!」
ルルの稱はルーちゃん。デモンからはルルさんって言われてるけどな。
ん?俺の下の方があったかい。
「っ!?」
やばい、來てしまった。そう、『男の朝の戦い』が!
俺のムスコはし盛りあがっている。まだ完全に暴れだしてはいないけどあと數十秒で元気になってしまう。それに目の前、てか、一緒のベッドにマリがいる。
いくらマリが子供っぽいとはいえかなりのなのだ。
そのに俺のムスコが元気になっているところを見られたら......
「ど、どうしましたか?」
「い、いやいや。なななんでもないぞ!」
「怪しいですねぇ!」
朝の男の生理現象とはいえマリと一緒にベッドにっていたら勘違いされるかもしれない。ここは何としてでも守らないといけない!
そうじゃなきゃ男として死んでしまう!
それだけは絶対に避けなければならない。
ルルは分かってくれるだろうが、もしマリが町中でこのことを言いふらしたら俺が外を出るだけで
「うっわーあいつ彼じゃないの子と一緒にベッドにって発してでかくしたらしいぞ。しかも朝っぱらから!」
「お、萬年発期のお通りだ!」
などと言われてしまう!それはもう死んだと同じことだ!それにこれからの旅が気まずくなってしまうし、マリの場合は霊界に帰ってしまうかも!
それだけは避けたい。いや、避けなければ!
「んん?あっ!もしかしておっきくなっちゃってます・・・・・・・・・・・・?」
ビクッ!
「そ、ソンナコトハナイカナー」
(やばい!マリにバレてしまったー!もう人生おしまいだぁー!)
「男の方は朝が辛いと聞いたことがあります。それに、生理現象という事も分かっています。ただ......」
「ゴクリ」
「ま、マリと一緒にいる時に大きくなるのは良くないと思います。そ、その......こっちの生理的に....」
「え?」
(なんか思ってたのと違うー!何この展開!何この空気!)
マリは顔を赤らめて恥ずかしそうに言葉を続けた。
「マリだっての子ですし、しはそういう知識もあるので...その、そういうことをされると......え......エッチな気持ちに...なっちゃいますよぉ」
ぎゅっ
マリが俺の元を軽く摑んできた。
そして上目遣いで
「この気持ちどうしてくれるんですか?せ、責任...とってください......」
「え?いやいやいや、だって俺だぞ?そ、それに今は朝だし、そういうのは夜の方が────」
むぎゅう
本格的に抱きついてきた。
ほぼ全がマリと當たっているため、1番凸の部分が結構當たっている。このままだと理に負けてしまう!どうすればいいんだぁー!
「辛いのはご主人様だけじゃないんですよ」
弱々しく俺の元で呟いた。
これ、もう男として死んでいいかな......
そ、それにマリの方から求めてきてるんだから何も言われないよな!
うん!大丈夫だ俺!
「ひとつだけ、本當に俺でいいのか?」
「ご主人様以外、いませんよ」
これはやばい。俺の元から見上げるのように俺の顔を見ているため上目遣いに見えるし、めっちゃかわいい、でもどこか張のある顔で笑っているとか......
俺の負けだな。
───────俺はマリを気持ちよくした。
「はっ!」
ここで俺は戻ってしまった。
恥ずかしい。これ、このあとの旅が気まずくなってしまう...
それにルルに隠し事が増えてしまった。
これが知られたら......
ゾクッ
怖すぎる......しっかり謝るべきか、隠し続けるべきか...
「ご、ご主人様ぁ」
「ん?っ!?」
「ちゅっ...はむっ......んむっ......ちゅぱっ」
マリがいきなりかなり激しいキスをしてきた。
「ご主人様は悪い人ですね!」
「もういやだぁ!」
あとのことを考えて絶したのである。
エリックとマリの関係がかなり変わってしまいましたね!
ルルとはどうなることやら?
(*^□^)ニャハハハハハハ!!!!
興してしまった人は素直に出てきなさい。先生は怒らないから!(私的信用出來ない言葉ベスト5笑)
それと、長くなってすいません!
でも!作者の押しは今のところマリなんです!(弾発言)
仕方ないじゃないですかー!
子化社會ぃー!etc(某議員風)
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