《異世界転生したら生まれた時から神でした》依頼達と初めにあるべき展開

々ありながら、朝ごはんを食べ終えた俺たちは本來の目的のダンジョンの調査に向けてダンジョンに向けて歩みを進めた。

「だいぶ歩いたけどここら辺にあるはずなんだけどなぁ」

ギルドでもらった地図を見ても、ダンジョンの近くにいるはずなのだが......

「周りを見ても木々が鬱蒼としてるだけだもんな。うーん...」

「どうするエリック、手分けして探す?」

「いや、いい。一応手はあるからな」

「何か考えがあるの?」

「まぁな」

もちろん噓は言ってない。俺のスキルの空間神を使えばどこにあるかわかる......はずだ。

(よし、やるか補助よろしくな。えぇーっと......)

⦅はい!⦆

(呼び方考えないとな......)

そんなことを考えながら空間神を発する。

(.........あれ?)

ダンジョンは発見できた......だが

「ダンジョン埋もれてんじゃねーよ!」

「きゃっ!」

⦅恐らく、ワイバーンを掃討した時の魔法で口が無くなったんだと思います。地形を直した時は森の木々や草を直した時だけですので...⦆

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「ど、どうしましたか、ご主人様?」

(確かに、それを想像して復活させたけどさ、ダンジョンがあるだなんて知らなかったんだよ!)

⦅お、怒らないでください。とりあえず1件落著じゃないですかぁ!⦆

(お、おう。ごめんな)

確かに、依頼理由としてはレベルの高い魔やらが出るから調査をしろだったがそもそも出られないのではもう危険がなくなった......はず。

「ちょっと、ご主人様ぁ!」

(それじゃあ......帰っていいのか?)

⦅ダンジョンの口が無くなったので調査が出來なかったでいいんじゃないでしょうか?⦆

(ま、まぁ、そうだな。それじゃあ...帰るか!)

⦅そうしましょう!⦆

「無視しないでくださぁーい!」

「────ということだから帰るぞ!」

「それなら仕方ないですね!」

「帰ったらどうするのエリック?」

「それはもちろん......寢るんだよ!」

「「「「え?」」」」

4人全員が同じ反応をした。

「だって、ずっと森の中を歩いてたんだぞ!結構疲れるし、それを補うには寢る以外に何がある!」

「エリック......一応貴族なんだよ?」

「それは分かってるさ!」

「ふふっ、エリックらしいね!でも、人が多いところでは言わない方がいいよ!」

「それは分かってるって!それじゃあ帰るか!」

そう言って元來た道を引き返していく。

道と言ってもけもの道だが。

帰るのに転移もありだが、武を使っての戦いはほとんどしてないため、みんなで闘いながら帰ることにした。

デモンがいないため、俺がデモンの代わりをする。

敵の攻撃を剣でそらしたりするだけだ。

刃が敵に當たったらそれだけで勝負がついてしまう。

この役目、結構きつい。

しばらく敵を倒しながら進んでいた。

「結構近くに道なんかあったんだな」

馬車などで踏み固められた道だが、割としっかりしている。

「これに沿って歩いて行けば王都に著くよ!」

「ルル、なんで知ってるんだ?」

「私はこれでも結構頭いいんだよ?」

「自畫自賛かよ」

「ルーちゃんは、あたま、いい」

「そーですよ!ルーちゃんはすんごく頭いいんですよご主人様!」

「そうなのか?」

「うん、そうだよ!王立のがくえ「この先で人が襲われてる!」」

「ほんとですか?」

俺は戦闘のために常時空間神を発していた。

500メートルほど先で戦闘が起こっていた。1つの馬車を囲むように人が6人。さらにそれを囲むように10人ほど。

おそらくこの6人は馬車を守っている護衛だ。

そしてこの10人が敵。

......人?

「やばい!盜賊に襲われてる!」

「えぇっ!こんな強い魔がいるところに盜賊なんかいるの!?」

「ということは相當の手練だな」

「う、うん」

「よし、いくぞ!」

「え、ちょっとー!」

俺はみんなを置き去りにして走った。

あのステータスなので10歩程で著いてしまった。

「大丈夫ですか!?」

「き、君は誰だ!お前もこいつらの仲間か!」

「違います!たまたま通りかかったら襲われていたので助けきただけです!」

周りを見れば戦っていた者もびっくりしてこっちを見ている。

護衛のうち、2人は生きているものの、蟲の息狀態だ。

護衛の人達は銀をした鎧を著ている。

「下がっていてください!僕がやります!」

「君が危ないぞ!こいつらは相當の手練だ!」

「大丈夫ですよ!まぁ、見ていてください」

(さて、何を使おうかな?)

そう思いながらちらっと自分のステータスを見た。

(よし、これだ!)

『グラビティコントロール!』

ドゴォン!

そう唱えた瞬間、盜賊たち10人が一気にうつ伏せの狀態になった。

それと同時に地面が1mほど陥沒してしまった。

「なんだ今の魔法は!」

「グラビティコントロールは闇魔法のレベルが12以上いるはずだぞ!」

(あ、やっべ何も考えずに魔法を使ってしまった)

「うぐぐっ...な、なんだ...こ...のまほ...う...は」

盜賊たちはけそうにない。

「はっ!す、助太刀謝する!私は王族護衛騎士団、王護衛隊の隊長だ。君の名前を聞いてもいいか?」

「エリックです」

「そうか、エリックというのか!本當にありがとうな!」

「いえいえ、謝をされるようなことではないですよ」

「それでも助けて貰ったことは事実だ。本當にありがとう」

すると後ろの方から聲がした。

「ご主人様は早すぎますー!はぁ、はぁ、はぁ」

「置いていかないでよエリック!」

「ごめんごめん、早く行かなくちゃって焦ってたから」

「もぉー。......ん?」

「どうした?」

「その馬車にある紋章って......」

「そういえばその馬車すごく豪華だな」

「當たり前じゃない!」

「ふぇ?」

たしかにすごい豪華な馬車だ。フレームが金でできており、基本のは赤でいろんな飾りがある。

「1つお聞きしても?」

珍しくルルが敬語を使ったので驚いた。

「いいぞ」

「もしかして......王族の方ですか?」

「あぁそうだ」

「王族?てことは公爵様の?」

「何を言ってるのエリック?公爵様は公爵様だよ?」

「え?あの人が王様じゃないのか?」

「もぅ、あの人は悪戯が好きなんだから!」

「え?」

「エリックは公爵様に騙されてるんだよ!國王陛下がいて、その下に公爵とかの貴族があるんだよ?」

「あの人俺を騙したのか!?」

「騙す騙されるの前に常識がないだけだよ」

ルルは苦笑しながら言う。

ガチャ

不意に馬車の扉が開いた。

そして中から出てきたのは何回か家で見たことがある人だった。

金髪のロングヘアを腰までばし、長はルルと同じで、年齢も確か同じだったはず。

顔はかわいい系のだ。

はそれなりにあるな。

「お、王様!」

騎士の人がそうび、片膝をいて下を向き、に手を當てた。

これは家で教えられたことがある。

確か最上級の挨拶だった......と思う。

「......よー!エリンだ!久しぶりだな!」

たまに家に來るお客の娘さんがエリンで、お父さんとの會話には參加しないことが多かったからルルと一緒に3人で遊んだ事があったので覚えている。

「おい!王様に失禮だろ!助けたとはいえ冒険者風が立場をわきまえろ!」

「いいえ、立場をわきまえるべきはあなたです、レクトさん」

「なぜです!こんな冒険者より立場が私の方が下だというのですか?」

「ええ、そうよ。こちらにいるのはリック侯爵の息子、エリック・ミラ・アウィーズ様ですよ!」

「ほ、本當か......ですか?」

「はい、本當ですよ」

俺は懐から貴族証を出して見せた。

「す、すいませんでしたぁ!」

騎士隊長の聲が森に響き渡った。

中途半端なところで終わってしまい、ごめんなさい!

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