《異世界転生したら生まれた時から神でした》みんなの紹介

王城から馬車に乗り、宿に寄ってから屋敷に著くまで30分ほどだった。

「リック様、屋敷に到著致しました」

者をしてくれていた執事の人が馬車を止めて扉を開けてくれる。

「おぉー!お父さんの屋敷でかいね!」

「まぁな。王都に屋敷を持ってる貴族の中では3番目の大きさだったはずだぞ!1番はデルガ公爵だけどな。とりあえず中にろうか。おい、エリック達を執務室に案してくれ」

「かしこまりました。では行きましょう」

俺達は執事の後に付いて行き、執務室にった。

「こちらでお待ちください。今紅茶をお淹いれします」

された執務室のソファに座る。橫長のテーブルを囲むようにソファが置いてあり、俺の隣にはルルとユイが座り、左右の一人用のソファには左にマリ、右に黒龍が座った。

すぐに執事の人が紅茶を淹れてくれた。

「ずずずぅ......味しい。これ味しいですね!」

「ありがとうございます。これはリック様のお気にりの紅茶です」

10分ほどしてリックがってきた。

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さっきのような正裝ではなく家で著るしラフな服裝だ。

「待たせて悪いな。で、何から聞こうかな?」

「うーん...まずは3人のことからでいい?」

「ま、それが一番気になってたんだがな。.........な!?」

「ど、どうしたのお父さん!?」

「いや、エリックの隣にいる子を鑑定・・したんだが......」

お父さん自かなりの魔法の使い手でもちろん鑑定も持っている。それも普通の鑑定ではなく上位互換の超鑑定。

これは隠蔽スキルで隠していても見破るスキルで、達人スキルのひとつだ。

「お父さん、ユイのこと見た?」

「あぁ、まさかあのエルフの國の王だったとはな。あの時、第1、第2王だけいなかったと噂が流れていたんだが...」

「あの、ユイのいた國のこと、知ってるの?」

「知ってるよ。5年前だったかな?ネガル帝國に滅ぼされた國のひとつにエルフの國があったんだ。あの時は1年で4つの國が攻め滅ぼされたんだ。そりゃ王國でも騒がれたもんだ。王國より西側にある國の王がこの國に集まって臨時會議をするくらいにな」

「そ、そうなんだ。あのぉ、ユイは、エリックと一緒にいて、いいよね?」

「もちろんだ。この國では種族差別はほとんどないから安心しなさい。エリックの友達なら俺も大歓迎だ」

「ん、ありがと」

し微笑みながらリックに言う。

「えっと、次はこっちの銀髪のの子かな?」

「えーっと、マリはマリです!ご主人様に召喚されました!」

「し、召喚!?エリック!説明しろ!」

「そのー、教會で霊召喚したらマリが出てきたんだよ!」

「でもマリちゃんは人の姿をしてるけど?」

「ま、マリはぁ、その......」

マリは怒られてることにしょぼんとしている。

「早く答え......ろ......」

恐らく超鑑定を使ったんだろう。マリは霊神だから、普通の人が見たらそりゃぁ言葉が詰まるだろう。

「せ、霊神様!?」

「え?様?」

「そうだよ。霊と悪魔は神の使徒として崇められているからその頂點に立つ霊神、マリちゃんはこの國では結構すごい子なんだよ?」

さすがはルル。學園からオファーが來るだけのことはあるな。

「し、失禮いたしました!霊神様ぁ!」

「い、いやいや。大丈夫ですよ!ご主人様のお父様なんですから敬語なんていらないですよ!」

「そ、そうか?でもなぁ......いや、あんまり深く詮索するのはやめておくよ。で、次はそっちの黒髪のの子だな」

「うーん、と僕は黒龍!」

「.........は?」

「うん。やっぱりこういう反応が普通だよね。黒龍は人では絶対に敵わない存在だからそんなのが目の前にいるってわかったらそうなるよね」

ルルが苦笑しながら説明してくれる。

「ええっと、その子のステータスが見えないんだけど?」

「あ、僕超隠蔽もってるよ!」

「な!?」

「ステータス見せてしい?」

にやにやしながらリックに言っている。

(楽しそうだなぁ……ちょっと見てみよう)

黒龍   ???歳

Lv 5763

HP 284000/284000

MP 350000/350000

攻撃力 12000

力 21000

俊敏力 6900

〈攻撃〉

突進Lv17 

〈魔法〉

火屬Lv20   水屬Lv14    風屬Lv16

Lv16    闇屬Lv18

〈達人スキル〉

超鑑定   超隠蔽

〈帝王スキル〉

召喚

〈唯一スキル〉

無詠唱   黒死線ブラックブレス    破滅線メタルバースト

〈稱號〉

黒龍   邪神に抗いし者   邪神に勝ちし者   

神殺し    ボクっ娘

(さすがは黒龍……)

ステータスを見て苦笑するしかないエリックだった。

「どうどう?僕のステータス見せてしい?」

「い、いや、……遠慮しておきます」

あ、折れた。

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