《異世界転生したら生まれた時から神でした》一撃

スティラside

あいつエリックは2本の剣を持って構えている。あたしはちょっとした作、目のきや呼吸の間隔までも注意して、全くかずに睨み合っている。

はじめ、もう一本剣を借りようとしたときは舐められている気がしてイライラしたが、今思えば初めて會った時も背中に2本の剣があった気がする。

あたしは今まで二刀流使いにあったことは無い。自稱二刀流使いとかいう剣の基礎も出來ていないようなやつなら會ってきたが……

それ故に勝ちたいとは別の、本當の二刀流を見てみたいというがある。レイモンド流を生み出したサラ様も二刀流だったらしいけどあたしが心つく前に亡くなってしまった。だからこそ二刀流を……いや、真のレイモンド流を見てみたい。

レイモンド流は本來二刀流の剣だ。しかし二刀流を扱える人が全くいないため一本の剣で使えるように改良した。そしてレイモンド流の二刀流の使い方は文書に殘してうちの書斎にある。それを何度も読んで何度も試したけどどうしても片方の腕に偏ったり釣られたりして上手くできなかった。

もちろんそこら辺の自稱二刀流使いよりは斷然使えるけど……

もし本當にあいつが二刀流を使えるとしたらその文書を読ませて実踐させてやる!

お願いするにしても命令するにしてもまずは勝たなきゃいけないんだけどね。

あたしはあいつに一層意識を集中させる。

數秒睨み合うとエリックに僅かな変化があった。

(足に力をれてる?ってことは………來るっっ!)

あたしはどんな攻撃でもけれるようにあいつだけに集中せずに視野を広くした。

(さぁ、來なさい!…………え?)

そう心でんだ瞬間、視界が上に反転し左に飛ばされていた。が、反的に反応して空中での向きを変え、10メートルほど飛ばされて著地できた。そしてあたしがたっていた所にはあいつが立っている。

「がはっ!」

一瞬のことでが反応しきれてなかったのか著地した後に橫腹を蹴られた反が來た。地面を見るとを吐いていた。

(魔力防護を貫通したの!?)

あまりの出來事に頭が追いつかない。ずっと見ていたあいつが視界外から攻撃してきた。

(今のことを考えていてもダメ。今は戦いに集中よ!)

自分にそう言い聞かせて口に付いたを手で暴に拭き、もう一度剣を構え直した。

エリックside

今したことは簡単だ。

瞬間移で真後ろに移、そして右足でスティラの橫腹を蹴った、ただそれだけだ。

エリックからすればそれだけ、だが周りはそうでは無い。

「今の新生のき見えたか!?」

「ほんとに何者だよあいつ!」

「まさかあのレイモンドさんに勝つのか!」

などと言ってい人もいれば

「蹴りを使うようなやつに負けるな!レイモンドさん頑張れー!」

「そうだそうだ!剣士なら剣で戦え!」

といったヤジも飛んでいる。

(俺、本當は魔法メインなんです……剣士ではないんです!)

心でそうツッコミをれてもう一度スティラを見る。その目は一層赤く煌めき、風のせいか髪がし揺れていてそれもまたスティラの存在を際立てている。

「なかなかやるじゃない!でも、次はあたしの番よ!」

スティラがそうび、猛攻が始まった。

    人が読んでいる<異世界転生したら生まれた時から神でした>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください