《異世界転生したら生まれた時から神でした》勇者
俺はデモンの言葉を聞いて固まった。
もちろん、俺も勇者のことは知っている。500年ほど前に現れた魔王が例外の強さで全種族が侵略を待つのみという狀況になった時があった。その時に神からの神託で勇者召喚の方法を知った全種族は協力して勇者を1人召喚することに功し、見事魔王を討ち取ったっていう話だ。
「ご主人様?」
「……あぁ、悪い。その勇者が召喚されたのは本當なのか?」
「はい。私が召喚される前に、悪魔界にいる帝王クラスの悪魔の2人が契約のために悪魔界を去ったのです。もちろんし騒ぎになりましたが元から2人が契約をしていたので1週間ほどで収まりました。
それきりで私もあまり気にしなかったのですが、今回の會議でその2人からけた報告がネガル帝國で勇者召喚がされたことと、その2人が勇者と契約したことでした。
ちなみに霊界の方からも1人、帝王クラスの霊が契約しているようです」
「ってことは召喚された勇者は3人なのか?」
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「いえ、報告によれば20人ほどだそうです。その中でも才能あるものが帝王クラスと契約したのだと思います」
「それってデモン的にはどうなの?」
「と言いますと?」
「いや、帝王クラスでもかなりの力があるんだろ?それが2……霊もれて3か、が集まってるっていうことはそれだけの力が1箇所に集まってるんだろ?」
「私は問題ありませんよ?ご主人様とのこの生活を壊されたい限りは……まぁ、何かあれば悪魔神の名においてそれなりの対応を下しますが」
デモンは笑みを浮かべてそんなことを言うが全く目が笑っていない。
デモンってこんなやつだったっけ?
「……ま、まぁネガル帝國の事だし俺たちとは無関係だよな」
「それはそうですが、ひとつだけ聞いてもよろしいですか?」
「なんだ?」
「ここ2週間ほどでネガル帝國によってエルフの國が滅ぼされたのは知っていますか?」
「エルフの國?……あー、なんかかすみが言ってたな……」
「かすみ?」
「いや、なんでもない」
確か學試験の勉強の時にネガル帝國のことをやってた時に、かすみがネガル帝國にエルフの國が滅ぼされたって言ってた気がする。
「その時のネガル帝國の攻め方も知っていますか?」
「いや、そこまでは知らない」
かすみが言ってたのはエルフの國が滅ぼされたってことだけで理由も言わなかったし、俺も別に気にしなかったので聞かなかった。
「それがどうかしたのか?」
「外向けには政治的圧力をかけて向こうがピンチになったところをネガル帝國が攻めた……ということになっていますが実際は勇者の力を使って攻めたそうです」
「それも契約している悪魔から?」
「はい。事実、政治的圧力をかけていたらしいですが、エルフの國はいつ攻めてきてもいいように準備はしていたのにたった3日間で國が落とされたそうです。いくら帝國軍でもいつもは2週間以上かけて攻めていたので何らかの強い力を手にれたということになります」
「で、その力は勇者だったと」
「ええ。その際に報告をけた悪魔も同行していたので間違いは無いかと」
「そういう報って普通は口止めされるんじゃないのか?」
「私も疑問に思ったのですが、実際、皇帝からの口止めはあったものの契約主からの口止めはなかったそうです。契約主以外からの命令は私たち悪魔や霊にとってはただの頼みに過ぎませんからね」
「なるほどな。まぁ、會議お疲れ様」
「ありがとうございます、ご主人様」
「こっちからもいくつか報告するよ」
デモンが悪魔界に帰っている間の出來事を話した。襲われていた王族を助けたこと、その時にこの家を貰ったこと、そこから學園に通うことになったこと、黒龍にりこと名前をつけたこと、メイドが2人いる……などなど。
その後、し雑談をしていると日は真上に上がっていた。デモンとそろそろリビングに行こうかと話していた時、ドアがノックされ、「失禮しますっ」とし張したじでサクラがってきた。
「晝食が出來ました。リビングに用意してあるので……えぇっと…」
サクラはデモンの方をチラチラ見ながらそう言った。
「あぁ、デモンのことか。あとで2人に紹介するよ。それじゃあリビングに行こうか」
「あ、はいっ!」
リビングに著いた俺たちはまず2人にデモンのことを紹介してから晝食を食べた。
ちなみにメニューは魚の塩焼きと味噌、米で、デザートに蜂がかかったパウンドケーキだった。
ちなみにすごく味かった。
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