《強奪の勇者~奪って奪って最強です~》ドラゴンから強奪!!
「こ、こはどこだ?」
俺が目を開けると見覚えの無い空間に寢転がっていた。
を起こそうと思うが、思う様にがかない。
紺博していると、不意に凜とした聲が聞こえた。
「ああ、目が覚めましたか?」
聲のした方に目を向けると、しい銀髪を肩までばした、が立っていた。
「あの!ここはどこなんですか?」
「えっとですね、ここは時空の狹間と言うところです」
「時空の狹間?」
「はい、あなたは生前、地球と言う星の日本と言う國でサラリーマンをしていました。そしてオーバーワークによる過労でこの世を去ったのです」
「はぁ」
どうやら俺は死んだらしい。
と言われても全く思い出せないので何の慨も抱けないが。
「それでですね、あなたには二つの選択肢があります」
「選択肢?」
「はい、そうです。一つ目はこのまま地球で生まれなおすこと。この場合はすべての記憶は消去されます。そして二つ目が、異世界に記憶をもって転移することです。この場合は、異言語理解とあなたの才能に合わせた祝福ギフトを授けます」
Advertisement
「はあ」
これは、明らかに異世界に転移させたいようだ。
「分かりました。それでは二つ目でお願いします」
「はい。それではこれがあなたに授けることのできる祝福ギフトです」
銀髪のがそういうと、俺の目の前に半明のウィンドウが現れる。
「これは?」
「あなたの取得可能な祝福ギフトです」
《取得可能ギフト》
能力向上・極
魔法適正・極
強奪・極
鑑定・全
神速
剛力
絶対防
神の祝福
選択可能數:2
思ったよりないな……でもその分質がいいのかな?
しっかしまあ、どれを選ぼうかなぁ……
俺はこれから三時間くらい悩むこととなるが、そんなことを誰が予想できただろうか?
「はぁ、さっさと決めちゃってくださいよ……」
「待ってくださいよ!これ俺の人生かかってんですからね?」
「そんなこと言われましても……分かりました!もうランダムにする代わりに祝福ギフトを三つにしてあげます」
「え?べつにいいで」
「もう決定事項です!向こうについたらステータスオープンと言って下さい!!それじゃあ、頑張ってください」
突如、俺の視界を白い日からが覆い盡くした。
次に俺が目を覚ました時、そこは森の中だった。
右を見ても、左を見ても、前を見ても、後ろを見ても木しかない森だった。
「えっと?ステータスオープン?」
俺は疑問形でステータスオープンと唱えた。
名前:アルティオム・ルーカス 年齢:15
レベル:1
HP 100/100
MP 100/100
ATC 100
DEF  100
AGL 100
《祝福ギフト》
強奪・極 鑑定・全 神速
思っていたよりもいいじのステータスだと思う。
GYAAAAAAAAAAAA
森に不穏な鳴き聲が響き渡る。
そして、その中にの悲鳴が混じっているような気がした。
「ちっ!なんか嫌な予がするな」
俺は一人ごちりながらも、その聲のもとに駆けだしていた。
「きゃぁぁあぁあああ!!」
聲の主に近づくにつれて、はっきりと悲鳴が聞こえるようになった。
俺は、初めてギフトを使うことを決意した。
「神速!!!!」
そう唱えると、あたりの景がものすごいスピードで流れていく。
「うおぉぉぉぉおおぉぉぉお!!」
俺は雄たけびをあがながら森をかけていった。
すると、不意に森の開けたところに出た。
そこでは、冒険者?のような服裝のがドラゴンに襲われていた。
今まさににドラゴンの爪が迫っている。
「まにあえぇぇええぇぇぇぇぇええぇぇ!!」
俺は全力で駆ける。
間一髪で、を助け出すことに功した。
「え?」
は何が起きたのかわからない、そんな顔をしていた。
しかし、今はそんなことに気を取られている場合ではない。
「こいよ」
俺は、を木野の元に下すと、なけなしの勇気を振り絞ってドラゴンと相対する。
GYAAAAAAAAAAAAAAA!!!
ドラゴンが大きく吠える。
俺は鑑定・全を発し、ドラゴンを鑑定する。
すると、先ほどのウィンドウが現れた。
種族:英雄龍 年齢:120
レベル:150
HP 36700/46000
MP 589000/600000
ATC 67000
DEF 4000
AGL 5000
《スキル》
龍化 龍魔法 飛翔
おぉい!強すぎだろ!!これ俺勝ってこねえぞ……
俺は必死に頭を回す。
すると、ふと銀髪のが言っていた言葉を思い出す。
「鑑定・全と強奪・極にして、周りからステータス奪えばいいのに……」
それだ!!
「ステータス・強奪バンデット」
カッとドラゴンがり輝き、そのが俺に吸い込まれる。
すると、の底から力が湧いてくるのがわかった。
名前:アルティオム・ルーカス 年齢:15
レベル:1
HP 46000/46000
MP 600000/600000
ATC 67000
DEF 4000
AGL 5000
《スキル》
龍化 龍魔法 飛翔
《祝福ギフト》
鑑定・全 強奪・極 神速
うん、怪だこれ……
まあいい!かかってこいドラゴン!
俺はそう思い、ドラゴンに目をやると、死んでいた。
見事なほどぽっくりと死んでいた。
「あれ?」
レベルが上がりました
どこかで聞いたことのあるようなファンファーレが頭の中に響く。
名前:アルティオム・ルーカス 年齢:15
レベル:120
HP 60000/60000
MP 680000/680000
ATC 80000
DEF 6000
AGL 80000
うん、また怪化したよ……
「あ、あの!!」
怪化したことに慨を抱いていると、に聲をかけられた。
「どうした?」
「えっと、さっきは助けてくれてありがとうございました!」
「ああ、別にいいよ」
「あの、これないですけどお禮です!」
は、お金がっているのであろう袋を差し出す。
「そんなの、もらえないよ。それよりここから一番近い街を教えてくれる?」
「いいですけど……それじゃ悪いです」
「いいからいいから」
俺は、うじうじしているを押し切る。
「ここから一番近い町は……ナロンですけど」
「分かった、でもそれどっちにあるの?」
「ここからだと、南南西ですね」
「分かった、ありがとう」
俺は、お禮を言ってその場を離れようとする。
すると、服の袖をにつかまれた。
「ナロンまでは迷いやすいので私が案します」
「いや、それは「案します」わ、るいよ」
有無を言わせないじでは迫ってくる。
「分かった。俺は、アルティオム。短い間だけどよろしくな」
「はい!私はキュテリア・アマラスです。こちらこそお願いします」
「それじゃ、失禮して」
「わ、きゃっ」
俺はキュテリアを抱え上げる。所謂、お姫様抱っこで。
「ななな、何してるんですか!!」
「いいからいいから」
俺は、肩甲骨のあたりに力をれる。
すると、思った通り、さっきのドラゴンの翼が俺の背中から生えた。
「よし、いくぞ!!」
「え、ちょま、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!」
俺は、大きく翼をはためかせて、空を飛ぶ。
そして、キュテリアを抱えたまま、俺は初めて、空を飛んだ。
クリフエッジシリーズ第四部:「激闘! ラスール軍港」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一八年九月。 自由星系國家連合のヤシマに対して行われたゾンファ共和國の軍事行動は、アルビオン王國により失敗に終わった。クリフォードは砲艦の畫期的な運用方法を提案し、更に自らも戦場で活躍する。 しかし、彼が指揮する砲艦レディバードは會戦の最終盤、敵駆逐艦との激しい戦闘で大きな損傷を受け沈んだ。彼と乗組員たちは喪失感を味わいながらも、大きな達成感を胸にキャメロット星系に帰還する。 レディバードでの奮闘に対し、再び殊勲十字勲章を受勲したクリフォードは中佐に昇進し、新たな指揮艦を與えられた。 それは軽巡航艦デューク・オブ・エジンバラ5號(DOE5)だった。しかし、DOE5はただの軽巡航艦ではなかった。彼女はアルビオン王室専用艦であり、次期國王、エドワード王太子が乗る特別な艦だったのだ。 エドワードは王國軍の慰問のため飛び回る。その行き先は國內に留まらず、自由星系國家連合の國々も含まれていた。 しかし、そこには第三の大國スヴァローグ帝國の手が伸びていた……。 王太子専用艦の艦長になったクリフォードの活躍をお楽しみください。 クリフォード・C・コリングウッド:中佐、DOE5艦長、25歳 ハーバート・リーコック:少佐、同航法長、34歳 クリスティーナ・オハラ:大尉、同情報士、27歳 アルバート・パターソン:宙兵隊大尉、同宙兵隊隊長、26歳 ヒューイ・モリス:兵長、同艦長室従卒、38歳 サミュエル・ラングフォード:大尉、後に少佐、26歳 エドワード:王太子、37歳 レオナルド・マクレーン:元宙兵隊大佐、侍従武官、45歳 セオドール・パレンバーグ:王太子秘書官、37歳 カルロス・リックマン:中佐、強襲揚陸艦ロセスベイ艦長、37歳 シャーリーン・コベット:少佐、駆逐艦シレイピス艦長、36歳 イライザ・ラブレース:少佐、駆逐艦シャーク艦長、34歳 ヘレン・カルペッパー:少佐、駆逐艦スウィフト艦長、34歳 スヴァローグ帝國: アレクサンドル二十二世:スヴァローグ帝國皇帝、45歳 セルゲイ・アルダーノフ:少將、帝國外交団代表、34歳 ニカ・ドゥルノヴォ:大佐、軽巡航艦シポーラ艦長、39歳 シャーリア法國: サイード・スライマーン:少佐、ラスール軍港管制擔當官、35歳 ハキーム・ウスマーン:導師、52歳 アフマド・イルハーム:大將、ハディス要塞司令官、53歳
8 178シュプレヒコール
理不盡な世界に勇敢に立ち向かい、勇気と覚悟と愛を持って闘っていった若者たちを描いた 現代アクション小説です。
8 149エルフさんが通ります
エルフの里をなんやかんやの理由で飛び出したリリカ・エトロンシア。 人間の言葉はわかるが読み書きが微妙な彼女がなんとなく町をブラブラしたり冒険したり戀愛?(本人的にはウェルカムラブ)したり犯罪したりするなんとも言えない冒険譚
8 120職に恵まれた少年は世界を無雙する
ある日突然、出雲高等學校2年2組にやってきた、異世界から來たというエルバという人間。 その異世界は今、滅亡寸前!助けを求めてやってきたらしい。主人公はその異世界を救うために異世界へ転移した。ありきたりなファンタジーがここに來る! チート級スキルの主人公無雙! 感想とか間違いとかコメントくれたら嬉しいです!入れて欲しいキャラとかこうして欲しいとかあったら遠慮なくコメントしてください。 表紙→picrew「君の世界メーカー」 Twitter→真崎マサキ @skmw_i 投稿→不定期 気長に待てる人は読んでください。
8 198戀愛の女神に會ってから俺の日常が暴走している
2次元至上主義の男子高校生''上里 翠(かみさと みどり)''は、突如現れた女神に「ラブコメの主人公になってほしい」と告げられる。 対する翠の返答は「3次元とラブコメなんぞできん」だった。 ラブコメさせた女神とラブコメしたくない主人公の謎設定作品(予定)
8 94高欄に佇む、千載を距てた愛染で
山奧にある橋。愛染橋。 古くからその橋は、多くの人を見てきた。 かつては街と街を結ぶ橋だったが、今は忘れられた橋。 ある日、何故かその橋に惹かれ… その夜から夢を見る。 愛染橋に纏わる色んな人々の人生が、夢になって蘇る。
8 118